私の愛するNA6が2月に追突事故をもらい、3月で復活するまでの回想録です。
かなりの長文(シリーズ)になりますが、ご興味のある方はどうぞ最後までお付き合いくださいませ。
このブログがみなさんのもしもの時の参考に少しでもなれば幸いです。
masachiro
【ACT3】
代車のモコちゃん。しばらくよろしくね。
その翌日くらいから
頭痛・吐き気・目まい・腕の痛み、手のしびれ
等が出てきたので、近くの整形外科に行き、診察とMRI撮影を受けました。
現時点での画像診断では異常はみられないとのことでしたが、先生からのお話は長丁場になることを予感させました。
身体もさることながら、やはりNAの事が気になり、ネットを駆使して情報を集めました。
似たような話はいくらでも転がっており(10対0の追突事故って本当に多い)、この時に出てきたパンピー(←死語)には馴染みのない言葉が二つ。
①物理的全損
②経済的全損
①は読んで字の如く、クルマが物理的に修復することが出来ない全損を意味する。
②は修理費用が自分のクルマの
”時価額”を超えてしまった全損を意味する。
時価・・・?。
「時価って
”飛び込みで入った鮨屋で見る、あのおっかないヤツ”
と同じの??」
画像はイメージです
「私のNAの時価額っていくらなんだ?」
調べると査定の基準となる”レッドブック”なるものが存在し、あまりに古い車種でこれに記載されていない場合は新車販売価格の10分の1との話があります。
とりあえずこれにあてはめると、私のNA6CE ユーノスロードスター V-SPECIAL は1991年発売当時の新車で212万なので、単純にその10分の1の21万が時価となります。
時価額(21万)< 修理費用(XX万)= 経済的全損
時価額を上回る修理費用が発生した場合、
支払われるのは時価額のみ、これが経済的全損の意味だそうです。
ふむ・・・・なるほどね~。
B保険の担当が言ってたのはこのことか。
今、ちゃんと理解しました。
・・・・・・
って、ちょっと待て。
要するにコレって、
修理費用が仮に100万かかるとしても、保険会社は時価額である21万しか払いません。
どうしても修理したいのであれば、差額の79万はご自身で支払ってください。
・・ってこと、か・・・?
・・ 3
・・ 2
・・ 1
「
何だそりゃ!!んな
バカな話があるかっ!」
「こちらに
何の非もないのに私が自腹切るってか?」
「”対物無制限”って、かかる費用全部出るんじゃないのかよ!?
」(←この時までマジでそう思ってました)
「コイツ(NA)はな、ウチの奥方様よりつき合いが永いんだ!二人しか乗れないし、ニ○リで布団買っても運べないし、リッター10㎞くらいしか走らないし、ちょっと長距離を走ればバイクと同じ疲れ方するし、コッチを直したらアッチがイカレたを延々繰り返すし、まわりから「まだ乗ってんのかw」とか言われるし、ワケのわからん高い自動車税払いながらも、愛情持って乗り続けて四半世紀(25年)だぞ!
簡単じゃねんだよ!それを赤本だかなんだか知らんが、勝手に値踏みすんな!!」←マジギレ。
「大事なモノを一方的に壊された上、修理すんなら自腹って・・・いや・・・マジでありえないだろ・・・」
身体がガタガタのところにムチャクチャな追い打ちをかけられ(現時点ではネットで勝手に調べているだけですが)、怒り心頭、心もボロボロ。
「もうちょっと調べないとダメだ・・・きっと何か抜け道はあるハズ・・」
こりゃ今晩も寝れないわ・・・。
【ACT4】につづく
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NA6 | クルマ
Posted at
2016/05/19 08:37:25