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2016年06月23日 イイね!

追突事故~復活まで 【ACT7】 (事故で是非知っていただきたいこと)

追突事故~復活まで 【ACT7】 (事故で是非知っていただきたいこと) 私の愛するNA6が2月に追突事故をもらい、3月で復活するまでの回想録です。

かなりの長文(シリーズ)になりますが、ご興味のある方はどうぞ最後までお付き合いくださいませ。

このブログがみなさんのもしもの時の参考に少しでもなれば幸いです。
masachiro


ディラーM氏からの提案は意外でした。


今回の事故の一件を振り返り、最悪のケースを踏まえた上で考えてみると、これ以上はない展開だと思いました。これだけの幸運が続いたのも、


エンジンは生きているんだし、(かなり痛い思いをしたけど)まだまだ走れるよ!


と私のNAが言っている気がして、その思いが運を呼び寄せたのかもしれません。




考えすぎでしょうか?


でも、その時はそんな風に思えました。





私 「ありがとうございます。そういっていただけると気持ちがとても楽になります。ただ一つだけ懸念があります。私は峠を攻めるような走りは殆どしませんし、サーキットを走ることもありません。今まで通り家内を隣に乗せて、安全に楽しく走ることができればそれで満足なのですが、そこのところはいかがでしょうか?」



M氏 「心配いりませんよ。全く問題はありません。」


私 「それができるのであれば、是非お願いしたいと思います。早速、保険会社にその旨を伝えたいと思いますので、よろしくお願い致します。」


M氏 「了解いたしました。」



早速保険会社に連絡を取りました。

ディーラーからの提案と、時価額UPの書類提出の撤回を伝え、(保険額上限で)修理を行う方向で話を進めることにしました。




板金屋さんのイメージ=湾岸ミッドナイト 高木社長
何卒、なにとぞよろしくお願いしますm(__)m





以下は修理の様子です。








事故発生から約40日・・・



いよいよ私のNAが戻ってきます。



【ACT8】に続く
Posted at 2016/06/23 10:51:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2016年06月15日 イイね!

追突事故~復活まで 【ACT6】 (事故で是非知っていただきたいこと)

追突事故~復活まで 【ACT6】 (事故で是非知っていただきたいこと) 私の愛するNA6が2月に追突事故をもらい、3月で復活するまでの回想録です。

かなりの長文(シリーズ)になりますが、ご興味のある方はどうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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保険会社からの電話の内容は


”私のクルマの時価額は391,000円で、相手が対物超過特約に加入しているので、修理をする場合のみ、時価額プラス500,000円まで保険がおりる”


というものでした。


この電話を受けるまでに、事前に気が遠くなる程いろいろと調べ、弁護士を訪ね、体調不良を抱えながら、眠れない夜を何日も経て、最悪のケースまで想定していました。


相手が対物超過に入っていたこと、時価額が(最低)予想よりも上だったことなどは嬉しいことには違いないのですが、事務的に淡々と話す、保険会社の女性担当に違和感を覚えながら、やはり理不尽であることに変わりはなく、(構えすぎた反動で)拍子抜けの部分も非常に大きく、何かものスゴく複雑な心境で・・・。


 その時の心境はこんな感じ。。 

とはいえ、何も知識がなくこの日を迎えたとしたら、この案件の理不尽さに激高していたことでしょう。



ともあれ、修理をする際の391,000円+500,000円=891,000円は確保できました。(←この部分は素直に喜ぶトコです)


修理をするのであれば

修理費968,490円-891,000円=△77,490円
 

この差額を何とかすればいい訳です。




買い替えるのであれば

391,000円を元手に、自ら追い銭をする

ということです。



しかし、出された時価額を鵜呑みになんかしません。


保険会社に一応、問いかけて見ました。


私 「私のクルマの時価額の算定はどのようにして出したのですか?」 


保険会社 「年式、グレード、走行距離等を考慮して、レッドブックを基準に当社の※アジャスターが算出しました」(※自動車事故における自動車の被害を判断して、その被害額を査定する人)


オートガイド社 レッドブック


仮に修理をするにしても、(過失0の私が)手出しをするのは、やはり心情的に納得できないので、(最低でも)差額分の77,490円を査定UP出来ないか交渉してみました。


保険会社の言い分は


「時価額を上げる為には、お客様ご自身がお車の価値を書面で立証する必要があり、ご提出いただいた書面を基に検討させていただきます」


とのことでした。やはり、弁護士先生のおっしゃっていた(事前に調べていた)通りです。


仕方がないので、時価額UPのための資料を提出する意思表示をして、電話を切りました。


未だにガラケー使用の私



その後、ディーラーのM氏に連絡を取りました。保険会社との経緯を説明し、
以下の旨を伝えました。


私 「このまま修理するのであれば、修理費用が約8万足りません。(心情的に)その不足分を時価査定額を上げることで補填をしたいと思っています。そのために今から資料を集め、改めて保険会社と交渉しようと思っています」


そして、ディーラーM氏からの意外な言葉が。


M氏「相手が対物超過特約に加入していたのは本当に幸いでした。そして、masachiroさんのおっしゃること、お気持ちはよくわかります。

しかし、失礼を承知で申し上げますと、私は正直、お車の時価額がこれだけいくとは思っていませんでした。その意味では、保険会社の対応としては頑張っていると思います。

また、私の過去の経験から見て、時価額を上げるための保険会社の交渉というのは、時間と労力をかけてもそれに見合わないことが多いです。

そこでひとつ提案なのですが、その差額分はこちらで受け持たせていただくというのはいかがでしょうか?」


私 「・・・」



【ACT7】につづく
Posted at 2016/06/15 06:03:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2016年06月08日 イイね!

追突事故~復活まで 【ACT5】 (事故で是非知っていただきたいこと)

追突事故~復活まで 【ACT5】 (事故で是非知っていただきたいこと)私の愛するNA6が2月に追突事故をもらい、3月で復活するまでの回想録です。

かなりの長文(シリーズ)になりますが、ご興味のある方はどうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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ディーラーM氏からのまさかの言葉に唖然。


相手が対物超過特約に加入していない場合、(時価額20万なら)80万以上の手出し。


加入していたとしても、(時価額20万なら)+50万、30万以上の手出し。


算数が苦手な私でも瞬時に計算できました。



・・・うっ、胃が痛い。







私 「今の概算は各パーツを新品で見積もったものですよね?」


M氏 「はい。」


私 「大変勝手なお願いというのは充分存じ上げておりますが、安全面を考慮した上で、可能な限り中古品(リビルドパーツ含む)を利用しての見積りを出していただくことはできないでしょうか?」


M氏 「わかりました。やってみます。」


私 「ありがとうございます。」


通常、これらのことはディーラーさんの手間を考えるとありえないことだとは思いますが、快諾していただきました。


現時点で、最悪のケース(相手が対物超過に加入しておらず、時価額20万の場合)を想定すると、


80万以上の手出しをしてこのNA(事故車)を乗り続ける



のか、時価を元手に追い銭をして


他のNAに乗り換える


のかのニ択。NA以外という選択はあり得ません。


私にとっては究極の選択となります。


その間に友人から連絡がありました。
手持ちのパーツリストから各パーツの価格を調べてくれており、その上でアドバイスを貰いました。


「足まわりの中古品は決して勧められないが、外装は中古品でどんなにボロボロだったとしても付いてさえいればいいと私は思います。なぜなら、後からお金を貯めて全塗装という選択が出来るから。手を入れる際には喜んで手伝いますよ。」


こう言ってくれる友人に改めて感謝です(涙)


数日経過し、一応買換えの可能性も考慮して、今現在でNA6・8がどのくらいの相場で売られているのか調べて見ました。


おおまかに見て30万ぐらいから、高い物では100万を超えるものまで、グレードや(年式から考えても)程度は様々なようです。


いずれにしても現車を見てみないことには何とも言えませんので、神奈川にRS専門のショップが2件あるので、アポなしですが実際に行ってみることにしました。


モコちゃん出動


まずはショップMに。


ネットショップに掲載されていたNA8のVspecial(深緑)65万というのを見に行ったのですが、すぐに売れてしまったとのことで、現物を確認することはできませんでした。


次はショップRに


こちらは以前から一度おじゃましようと思っていたのですが、まさかこういう形で来ることになろうとは(苦笑)


店内ではメカニックの方数名と、常連と思われるお客さんが談笑されていました。その奥に雑誌等で見覚えのある社長さんがいらっしゃいました。この社長さんが非常に気さくな方で、ご好意でお話を聞いていただいた上、いろいろ相談に乗ってくださいました。


中古車オークション(業者用)画像を見せながら説明して下さいましたが、現時点でNAの程度のいい車両は少なく、NA8シリーズ2においては絶対的にタマ数が少ないとのことでした。


「NBじゃダメ?」


と言われましたが、


「NAじゃないなら、RS乗りを辞めます」


と言ったら


「だよなw」


と笑われました。


そのあと、社長さんだけでなく他のスタッフの方、お客さんも交えてRS談義。


NAのATは程度のいいものが安く出回ることが多いので、これを購入してMTを載せ換える(中古MTで工賃込み30万くらい~)という方法もある。過去の実績がそれなりにあるそうなので、この話にはかなり興味をひかれました。


「買い替えを本気で考えるなら、いろんな店をまわるといいですよ。もし判断するにあたり、疑問点があるなら(ショップは嫌がるだろうけど)できるだけ多くの写真を撮ってきてください。必要とあればそれをもとにいろいろアドバイスしますよ。頑張ってください。」


と社長さん。


明るいお店の雰囲気とRSの話、社長さんの暖かい言葉に、何か久しぶりにホッとした、いい時間が持てた気がします。ありがとうございましたm(__)m


画像はこの時の心のイメージです。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



数日後、ディーラM氏より中古パーツを利用した概算見積りの連絡が来ました。




修理費用



968,490円






そして・・・





保険会社からの電話もありました。





今回の事故の件、



○○様のお車の時価額・・・ 





391,000円






対物超過特約・・・





加入しております





【ACT6】に続く






Posted at 2016/06/08 07:12:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2016年05月23日 イイね!

追突事故~復活まで 【ACT4】 (事故で是非知っていただきたいこと)

追突事故~復活まで 【ACT4】 (事故で是非知っていただきたいこと)私の愛するNA6が2月に追突事故をもらい、3月で復活するまでの回想録です。

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masachiro

【ACT4】

それからいろいろ調べると時価の算定が、保険会社によって結構マチマチであることや、同程度のクルマの諸費用を含む”乗り出しの価格”で見るべきだという判例が今までに数例あることなど、いろいろ出てきます。


そんな中でまた知らない言葉が出てきました。


★対物超過特約


経済的全損で修理費用が時価額を上回ってしまった場合、それを補てんするためのもので、殆どの保険会社が上限50万までとしている特約。(唯一、チュー○ッヒ保険では対物超過無制限の特約もあるらしい)


ただし、これはあくまで修理をするのが前提で、

買換えをする場合は一切支払われない。


こんなオプションがあることを私は全く知りませんでした。


もし、加害者側がこれに加入していれば


時価額+50万


が修理費用に充てられることになりますので、話は全く変わってくる・・・。


そんな中、少しずつ修理をしようと思って注文していたパーツが、モノ○ロウから次々と届きます。


クラッチストッパーラバー、クラッチスイッチ、サーモスタット、フロントドアウェッジ、ブーツダスト、チェンジインシュレーターNo1.etc・・

alt
主(NA)がいないのに、パーツだけが届くってモノ悲しい。


それ以降、いろんな憶測や思いが頭の中を巡ります。


「そもそも修理は可能で、元通りの走りができるのか?」
 

「一体いくら修理費がかかるんだ?100超えんのか?」
 

25年間大事に乗ってきたが、完全な事故車にしてしまった・・・」
 

「とはいえ、いつもは奥方様が殆ど同乗しているのに、今回に限り助手席に乗っていなかったのは正に不幸中の幸い。本当によかった」
 

「相手は対物超過特約に加入しているのか?」
 

「もし加入していなければ廃車か?コイツ(NA)とこんな終わり方で本当にいいのか?」
 

「じゃ、自腹切るのか?そんなん納得できるワケないだろ!」
 

「吐き気が止まらん。アタマと右腕が痛いし、左手がしびれる」
 

「こんな朝早くに定食を食べたいとかワケわからん事言うからこんな目に遭ったのか?」
 

「新品スタッドレスに履き替えてまだ100㎞も走ってないの(泣)」
 

もし、もしもだぞ。買い替えるならNA6・8どっちだ? 8なら狙うはシリーズ2か?永く乗り続けるならやはり最終型SRリミか?昔からjリミも好きだった。黄色は経年での色の管理が難しいと聞くが・・・。

TOKYO Limited(1002から内装移植ってスゲー)、首都圏限定発売40台、幻のRSだ。今じゃまず手に入らんだろ。

alt
EUNOS ROADSTER 名鑑より引用

これを期にマルイチ(M2・1001)か?格好はいいが、硬派過ぎて今まで以上に不便するぞ。パワステないし。いや、そもそもそんな金ないだろ」←NAのことを考え出すとヲタクの血が止め処なく騒ぎ、ここだけテンションが全く違う。25年間他のクルマに目もくれず、こんなことをマジに考えたことはなかったので、”気持ちの上で初めての浮気”といえるかもしれない)

 
「買い替えた場合、今まで付けたオプション品はどうすんだ?全て移植すんのか?何処で?」

 
「しかしありえない。どーにもこーにも腹が立つわ」
 

命があっただけでも良しとするか ← てか、今はムリだろ!こじつけで無理やり納得しようとすんな!」


最初に戻る




などなど、”アンフィニでアンリミテッドなスパイラル”が続き、ここから一週間近く不眠が続きます。


いずれにせよ条件が出そろっていないので、アレコレ考えても仕方がないのですが、知識不足が不安を生むというのもあり、知人の紹介で弁護士を訪ねることにしました。


東京駅から徒歩すぐの場所に弁護士事務所はありました。

alt


人生初の弁護士との対面(一生のウチでそうはない)に、かなり緊張しました。私より10以上も若い、パリッとした超エリートといった感じの弁護士さんでした。



事故の概要を話したところ、今回の物損事故に関する結論は



①車の時価額以上は損害賠償を受け取れない。


②経済的全損の場合、修理をするのであれば自腹を切るしかない。




物損事故の場合、人身事故とは異なり”慰謝料の請求”は原則として認められない。車に対する愛着心が害されたとしての慰謝料を認めた判例は過去にない


また、保険会社の提示する時価に不服があり、時価額を上げるためには、自らそれらを立証する必要がある(冒頭の部分にもある市場価格での交渉など)。
また、各オプション品についての立証も同様である。それらも減価償却の考え(時価)に基づくものとする(つまり数年使用したものは殆ど価値がないと見なされてしまう)。



泣こうが喚こうが、


これが現実。




何百万もの改造費をかけたクラッシックカーを所有する方が、不幸にももらい事故に遭遇してしまった場合、それらの価値を自ら立証するのは相当な労力と時間を有する。にもかかわらず、オーナーにとって必ずしも納得のいく結果が得られないことが多いのが実情、とのお話も伺いました。(それらに比べるとネオクラッシックの私はまだマシな方かも・・。)



弁護士の先生は私情を交えず、事実を客観的にお話してくれました。


それもお忙しい中、人身事故の件も含めてご好意で2時間以上もの間。


本当にありがとうございましたm(__)m




帰宅してから



”法律の名のもとに客観的事実を目の当たりにした”




ため、しばし放心状態。






・・・・。






事故は起きてしまった以上、仕方がないことです。




私は別段「新車を持ってこい!」とか、


「事故前とまったく同じ状態に戻せ!」とか


無茶苦茶なことを言っているわけではありません。


ましてや不当な利益を得たいわけでもありません。


評価損(事故が起きることで車の価値が下がる)と いう認識も、もちろんあります。今回の件で私のNAは完全な事故車扱いになります。


私がもし中古車を買うとして、あえて事故車は選びません。


私がこのクルマを乗り続けるのであれば、事故車であることを私の意識の中でずっと背負っていかなければなりません。


しかし、それらの精神的な痛手を、断腸の思いで受け入れた上で、それでも今までどおりこのNAを乗り続けたいと思っているだけなのですが、現実はそれすら簡単には許してくれないようです。


alt
2009年 ウチのコがまだすごく元気だった頃



そんな折、ディーラーのM氏より経過報告の電話がありました。




「板金工場から連絡があり、大変申し上げにくいのですが、当初思っていた以上に損傷が酷く修理費用が3ケタになりそうです・・」



!!!





alt
ガチンコファイトクラブ (懐)

【ACT5】につづく
Posted at 2016/05/23 17:31:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ
2016年05月19日 イイね!

追突事故~復活まで 【ACT3】 (事故で是非知っていただきたいこと)

追突事故~復活まで 【ACT3】 (事故で是非知っていただきたいこと)私の愛するNA6が2月に追突事故をもらい、3月で復活するまでの回想録です。

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masachiro


【ACT3】


代車のモコちゃん。しばらくよろしくね。

その翌日くらいから

頭痛・吐き気・目まい・腕の痛み、手のしびれ


等が出てきたので、近くの整形外科に行き、診察とMRI撮影を受けました。


現時点での画像診断では異常はみられないとのことでしたが、先生からのお話は長丁場になることを予感させました。


身体もさることながら、やはりNAの事が気になり、ネットを駆使して情報を集めました。


似たような話はいくらでも転がっており(10対0の追突事故って本当に多い)、この時に出てきたパンピー(←死語)には馴染みのない言葉が二つ。


①物理的全損


②経済的全損


①は読んで字の如く、クルマが物理的に修復することが出来ない全損を意味する。


②は修理費用が自分のクルマの時価額を超えてしまった全損を意味する。


時価・・・?。


「時価って

”飛び込みで入った鮨屋で見る、あのおっかないヤツ”

と同じの??」



画像はイメージです


「私のNAの時価額っていくらなんだ?」


調べると査定の基準となる”レッドブック”なるものが存在し、あまりに古い車種でこれに記載されていない場合は新車販売価格の10分の1との話があります。


とりあえずこれにあてはめると、私のNA6CE ユーノスロードスター V-SPECIAL は1991年発売当時の新車で212万なので、単純にその10分の1の21万が時価となります。


  時価額(21万)< 修理費用(XX万)= 経済的全損


時価額を上回る修理費用が発生した場合、支払われるのは時価額のみ、これが経済的全損の意味だそうです。


ふむ・・・・なるほどね~。


B保険の担当が言ってたのはこのことか。


今、ちゃんと理解しました。







・・・・・・






って、ちょっと待て。




要するにコレって、




修理費用が仮に100万かかるとしても、保険会社は時価額である21万しか払いません。




どうしても修理したいのであれば、差額の79万はご自身で支払ってください。





・・ってこと、か・・・?
 







・ 3 




 2 




 1 








何だそりゃ!!んなバカな話があるかっ!」


「こちらに何の非もない私が自腹切るってか?」

”対物無制限”って、かかる費用全部出るんじゃないのかよ!?(←この時までマジでそう思ってました)



「コイツ(NA)はな、ウチの奥方様よりつき合いが永いんだ!二人しか乗れないし、ニ○リで布団買っても運べないし、リッター10㎞くらいしか走らないし、ちょっと長距離を走ればバイクと同じ疲れ方するし、コッチを直したらアッチがイカレたを延々繰り返すし、まわりから「まだ乗ってんのかw」とか言われるし、ワケのわからん高い自動車税払いながらも、愛情持って乗り続けて四半世紀(25年)だぞ!

簡単じゃねんだよ!それを赤本だかなんだか知らんが、勝手に値踏みすんな!!
マジギ



「大事なモノを一方的に壊された上、修理すんなら自腹って・・・いや・・・マジでありえないだろ・・・」


身体がガタガタのところにムチャクチャな追い打ちをかけられ(現時点ではネットで勝手に調べているだけですが)、怒り心頭、心もボロボロ。




「もうちょっと調べないとダメだ・・・きっと何か抜け道はあるハズ・・」




こりゃ今晩も寝れないわ・・・。




【ACT4】につづく
Posted at 2016/05/19 08:37:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | NA6 | クルマ

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「[整備] #ユーノスロードスター コンビネーションスイッチ(ライト側)の交換 https://minkara.carview.co.jp/userid/2451868/car/1976153/7435058/note.aspx
何シテル?   07/25 10:35
masachiroです。 NA6に一目惚れしてから、一度たりとも浮気することなく、ふと気づけば四半世紀超え・・・。 「このクルマを手に入れるほん...
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