初めてのデッドニング
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
デッドニングに初挑戦です。
材料は、オーディオテクニカのドアチューニングハイグレードキットを使用します。
内容は以前と多少変わっているようで、ドアロッド用のコルゲートチューブなんかは入っていません。
画像のようにインナーパネルの制振材貼り付け方を考えました。
何しろ初めてなので、みんカラ先輩の情報を参考にしてもどうするのがよいのかわからない中、自分なりの検討結果です。
基本、赤枠の形に制振材を貼ります。
緑枠はボルトなどの位置の切り抜き穴。
白丸は重ね貼りです。
ハーネス用の穴は、赤点線の切欠きを入れます。
この位置も重ね貼りをします。
最後に黄枠の制振材を重ね貼りしてサービスホールをふさいで行きます。
2
①② パネルの前側、後ろ側の端にビニールシートを留めるクリップがあります。
これを外してビニールシートをはがしていきます。
③内張りを外したときにクリップがドア側に残ってしまう場合があります。
リムーバーなどで外して再利用したいのですが、外そうとすると破損してしまう場合がよくあります。
リムーバーでまっすぐ抜き取るのではなく、横方向に斜めに引き抜くようにすると破損せずに抜くことができます。
3
①それではビニールシートをはがしていきます。
②ブチルの量は結構たっぷりついていて、しかもかなり柔らかく、剥がすと糸を引いてたれたりします。
③ブチルはガムテープなどで貼り付けて取り去っていくのですが、最初はブチルの量が多いのでガムテープで剥がしても先のように糸を引いてたれてしまうことがあります。
なので、③の画像くらいまで私はティッシュでこそぎ取りました。
要領はティッシュでよせてあげて、じゃないよせてつまむように取り去っていきます。
ティッシュは弱いのでそのまま貼りついてしまう場合もあります。
キッチンペーパーくらい強さがある紙のほうがいいかもしれません。
4
①そしてガムテープでペタペタと残ったブチルを取っていきます。
②きれいにブチルが除去できました。
③アウターパネルへの制振材貼り付けです。
画像では外側ですが、このラインの内側に貼っていきます。
とんとんパネルをたたいて、一番振動が感じられたラインです。
貼付前には脱脂もします。
5
①②アウターパネルの内側に制振材を貼っていきます。
丸い制振材のほか、インパクトビーム用、丸い制振材の間にも貼っていきます。
この辺は経験が必要なのでしょうが、先ほどの打診で一番振動が感じられたラインを重点的に貼ります。
スピーカー裏には吸音材も貼ります。
③こちらはインナーパネル用の制振材型紙を作ったところです。
一番最初の画像で検討して作ったものです。
これをつかってインナーパネル用の制振材を切り出していきます。
6
①こんな感じで型紙から制振材にカットラインを移して切り出していきます。
②切り出した制振材を貼りつけたところです。
アウターパネルにしてもインナーパネルにしても貼った後の圧着作業が結構大変です。
しっかり圧着しましょう。付属のヘラが活躍します。
どのくらいやったらいいのか、私もそれについての知見は無いのですが、制振材にはオーディオテクニカのマークや、5センチ刻みのドットが刻まれています。
私はこれらの刻まれたマークが薄くなるまでへらで圧着を繰り返しました。
制振材の縁はブチルが少しはみ出すようになるまで。
ちなみに、制振材はドア1枚に対して3枚使いました。
ということはセットには5枚入っているので、足りなくなります。1枚買い足しました。
③内装パネルのクリップがはまる穴にクッション材を貼りつけます。
元々クリップにも水漏れ防止のクッション材がついているのでどうしても必要かというとなくてもいいかも、と思いますがせっかくセットに入っているので貼り付けておきます。
7
①内貼り用の吸音材、縁に合うように本来はドア側に貼るよう説明されているのですが、なかなか位置を合わせて貼るのが難しそうだったので、内貼りの縁にに合わせて内貼り側に貼りました。
こちらも内貼りの外周に合わせて貼ると、セットの部材が足りなくなるので同じものを別途購入しました。
ただし、別途購入したものは波打ち形状が両側合ったので、真ん中から半分に切りそろえて使っています。
②内貼りに配線カプラーをつないで元に戻します。
クッション材がついているので、パチンパチンとはまるのではなく、ポンポンといった感じではまっていきます。
8
内貼りがついて完成です。
あれ?なんか余計なものがついてます?そうですライニングパネルも同時進行してました。
ドア1枚の施工に約1日費やしました。のんびりしてますねえ。
そして、施工結果音の変化は感じられたか?
最初、どう違うのかわかりませんでした。
最初は片側だけ施工したので、右聞き、左聞き、何回も聞き比べました。
なかなかわからなかったのですが、小ボリュームでは音が小さくなってしまったようにも感じました。よく効き比べると、いろいろ出ていた音が整理されて雑味のない音に収束されてきたように思えます。
低音の音の締まり、ボーカルのキンキン感の減少。
そして、両側施工した後、オープンで走った感じでは、以前はよく聞こえなかった音が、オープンでもある程度、耳に届くようになった感じがします。
そして、ドアの開閉感の質感向上。
オープン時の開閉は大差ない感じですが、トップを占めて開閉した感じは質感がワンランク上がった様に感じます。
音の表現で言えば、「バン」が「ボム」になったといえばいいでしょうか。
音の評価は、もともとノーマルのスピーカーである程度満足していた耳ですのであやしい評価ですが、ドアの開閉質感ははっきり感じられました。
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