皆さまこんばんは。
ワールドラリークロス(WRX)でセバスチャン・ローブさんが初の表彰台(2位)にあがったそうです。
ローブさんおめでとうございます。
さて、
自動車関係サイトに
「気になる記事」がいくつかアップされてます。
例えば、
オートックワンさんの記事
ドライバー2人に1人が「自動ブレーキ」を誤解していることがJAFの調査で明らかに!
まあ、やっぱりと言うか、そうなんでしょうねえ・・・。各社いい点ばかりアピールして、どういう状況でどう止まるとか止まらないとか全然分かり易く説明してないですもん。
他にも、以前
こちらの記事でご紹介したバレーノの紹介記事でCOMINGSOONだったところが、新たに公開されてました。
バレーノロードインプレッション「CITY ROAD編」
前にもツッコんだので、多くはツッコミませんが、「おいおいっ。」って思ったのが(
緑字 は引用)、
後席は足元空間を十分に確保した。身長170cmの大人4名が乗車して、後席に座る同乗者の膝先には、握りコブシ2つ少々の余裕がある。
ってとこです。
すみません。身長170cmより上の人のことは考えられていないみたいです(笑)
私は166cmくらいなのでいいですが、170cm以上の人って今の日本人には結構いると思うし、100歩譲って日本なら良くても、背の高い人が多い欧州でこれは結構問題ではないですか?
「欧州仕込」って言う割には、パッケージングが・・・・。
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さて、本題です(笑)
さまざまな気になる記事の中に、
レスポンスさんの記事
スズキ セレリオ、最低のゼロ評価…グローバルNCAP
というものが・・・。

(画像は上の記事より)
以下
緑字 は記事からの引用。
インド仕様のセレリオには、エアバッグ、前席シートベルトプリテンショナー、ABSなどの安全アイテムが装備されていない。
私は
「JASHS」として、スズキさんをはじめとする国内メーカーが、主に欧米で販売している仕様と日本国内で販売している仕様との間に安全装備の格差を作っていることを、
「国内軽視」として取り上げてきましたが、
スズキさんはインド仕様においては、もっとあからさまな安全装備省略をしているということがこの記事でもよくわかります。
エアバッグも
シートベルトプリテンショナーも
ABSも
無し。
スズキさんがインドに進出したのは、
1983年のことだそうです。
今から33年も前ですね。
今やスズキさんはインドの自動車販売でダントツの首位。
今年はついに、その積み上げてきた実績を、インド産「バレーノ」の日本への逆輸入という形で日本国内に証明して見せたスズキさんですが、そんなスズキさんのグローバル戦略にとって今やなくてはならないインドという国に対して、
「セレリオ」はインドから受けている恩を仇で返すような素晴らしい仕様(もろ皮肉です。)だということが証明されたわけです。
「恥ずかしげも無く」とはこのことですが、それもそのはず。
スズキの御大、鈴木修会長のこの講演内容の言葉を見れば、インドに対するスズキさんの「見方」がよくわかります。
元記事
スズキのインド進出のエピソード---会長が明かした成功の背景
以下
緑字 は記事からの引用。
よく『スズキさんは先見の明があって素晴らしいですね』などと言われる。冗談じゃない。先見の明なんてどこにあるかって。
本当は、我々だって大手と同じように先進国に進出したかった。しかし、先進国の中で(軽自動車のような)小さなクルマを造ってほしいと言ってくれる国はどこもなかった。
~中略~
別に先見の明があったわけではない。行くところがなくて、仕方がないからインドに行ったのだ。
もうね・・・・、鈴木会長が「歯に衣着せぬ物言い」をする人だというのは知ってるけど、こんなこと言って、よくインドの人から石を投げつけられたりしないものだと思いますね。
結局スズキさんにとって日本人の安全なんてどうでもいいんでしょうし、ましてやインド人の安全なんて何も考えていないってことですよ。
「経済人というのはそういうものだ。」
と鈴木会長は仰るかもしれませんが、あえて言いますよ。
スズキさんのやってることは、
「人としては最低です。」
あ、ちなみに、インド版では最低評価な「セレリオ」も欧州版ではそうじゃないです。
だって、
「6エアバッグだもの」 byみつを
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自動車アセスメント考 | クルマ
Posted at
2016/05/25 18:48:01