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2017年09月06日

ビート礼賛記事その7

ビート礼賛記事、その7です。
前回、ビートが「世界中の人が素晴らしいと認めるオリジナル」であると巨匠、徳大寺氏が評していたとご紹介しましたが、その証拠に、1991年8月号のNaviでは、ローバーのエグゼクティブ・エンジニアが来日した際に、英国での販売権をよこせと迫ったという記事がありました。

また、イギリスのF1ドライバーが「ホンダの新しいミッドシップカーに乗せてやる」と言われてワクワクして来日したら、出てきたのがビートでがっかり、ところが乗ってみたら「まるでポルシェだ!」と絶賛した、という記事があったように記憶してますが、何だったかな・・・

そんな外人さんエピソードも数少ないのはやはり輸出していないから、ということに起因するでしょう。日本の軽規格なら許されても、海外の安全基準はクリアできなかったのでしょうね。もしそれが叶っていたら・・・たらればですが。

そんななか、数少ない海外でのドライブレポート記事がありました。これまたNaviの1992年3月号。
当時、アメリカはカリフォルニアのホンダ・ノース・アメリカに1台だけビートがあったそうです。

「小さな宝石のようにきれいなビートは、現在のところカリフォルニアには、たった1台があるだけである。所有するのはホンダ・ノース・アメリカ。アメリカのジャーナリストが試乗するために置いてあるもので、私にもそれで遊ぶチャンスが与えられたのだった。
それにしても、<遊ぶ>というのはまことに似つかわしい言葉であった。過去何年ものあいだ、私はこれほどたのしさに満ちたクルマに乗ったことがない。」



早くも絶賛ですw

~中略~

「ビートに乗っていた1週間のあいだ、私は敵意を示す人にまったく会わなかった。」
~中略~
「ともあれ、何をめぐってであれ、そこには対話が存在した。ビートは人々の意識と心を開くのである。」

この記事の著者や奥様がビートを運転しているとハイウェイパトロールにサムアップされたりw、どうしたら買えるのかと真剣に聞かれたなど様々なエピソードがあったようです。

飯塚LPLは開発時にオープンにすることで「外界(歩行者)と対話ができる車にしたい」という思いがあったと語っています(ジャパニーズ・ヒストリックのテクノロジーより)。
まさに、人種を超えて、証明されましたw

「私は昨年、120台以上の車に乗った。~中略~ しかし、そのなかのどの1台として、たのしさと充足度の点において、チャーミングでエキセントリックでかわいらしい、ちっぽけなビートをしのぐものはなかった。」

その120台はシトロエン2CVからRRシルバースパー2まで、いろいろ、とか。
そのどの車よりもインパクトがあるとは、すっかりやられてますねw
で、最後の1文が泣かせます。

「ビートのように素晴らしいクルマが、世界中の人にとって手に届かないものであり続けたとしたら、それはあんまりだ、と私は思うのだ。」



えー、この記事も是非国会図書館で(以下略
ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2017/09/06 02:10:32

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この記事へのコメント

2017年9月6日 6:06
初コメ失礼しますm(_ _)m

いろんなクルマと生活を共にして…年齢を重ねて…今は仕事用の軽トラックとビートと生活しています。ビートは2台目です。もちろん2台とも製造中止のあとの購入です。

ビートって本当に不思議なクルマですね‼️

欠点?も今のクルマと比べたら多いかも?ですがその欠点でさえ可愛く思えてしまうみたいです(笑)

ビート乗りのお仲間さんとしてこれからもビートを楽しみましょう( ´ ▽ ` )ノ
コメントへの返答
2017年9月6日 14:28
これは、ご高名な美〜豚様からコメントをいただき恐縮でございます。いつも見させていただいておりますm(__)m。ミニカーネタとか。
私もビートは2台目になりますが、何故か手放しても忘れられないんですよね。
そうそう車も買い換えられない年齢になってきましたので、もうこの先は「一生ビートします」くらいの覚悟です。大げさですが^^;
そう語るに足るクルマである、というのを一連の記事で紹介出来ればと思っております。
宜しければまた覗いて下さい。
2017年9月6日 15:26
こんにちは^_^

ビート礼賛記事を1〜7まで拝読させて頂きました。
何度も繰り返し読ませて頂き…『まさにその通り‼️』だと思い嬉しくなりました♪( ´▽`)

うちのミニ豚くんの車検や整備でお世話になっているショップのメカニックさんとも話すのですが、四半世紀も前によくあのようなクルマを作ったものだ…と。

自分もビートが最後のクルマかな?と…考えています。乗れば乗るほどビートに惚れ込んでいくみたいです(笑)

自分とミニ豚くんとどちらが先にくたばるか? 老老介護となるかの競争です?(笑)

今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m
コメントへの返答
2017年9月6日 23:22
おこんばんわ。コメントありがとうございます。
完全に他人のふんどしでブログにしてるので心苦しいですが、関心を持たれた方が、古本屋や国会図書館wで全文なりを見てみたいと思っていただければ本望です。

バブル期の余裕のある時代だったから成し得たクルマなのかは分かりませんが、本当に稀な出自だったと思います。ロドは代を重ねましたが、短命に終わったからこそ、ビートが時代を象徴するクルマだったのではないかなと思います。またこの後記述するつもりです。

いろいろ乗り換えるクルマの楽しみ方もあれば、アガリのクルマとして長く楽しむ、色んな楽しみ方があっていいですよね。お互い永く楽しみたいですね。今後ともよろしくお願いします。

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