no,23 オイル漏れエキマニスタッドボルト交換 その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
備忘録
前回、マウンチングチェンジコントロールというブッシュを変えたときに発見したスタッドボルトからのオイル漏れ
発見直後はなんでボルトから?
でした。
ボルト周辺怪しそうな部位を触るもオイルはなし
オイルが付くのボルトのみ
それも新油
ヘッドにクラック入ってるとも思えないし
そうなるとこのボルトから?
となる。
が、
そもそもエキマニの近くに漏れ出るようなところってあるのか??
普通そんな設計する??
火災の恐れもあるのにという疑問が消えないまま、ネットで当たってみると
どうやらK6Aの場合はスタッドボルトとヘッド内が通じていて漏れるとのこと
ということはうちのF6Aでもあるわなー(((^_^;)
と思えるわけです。
ここで、奥様に依頼
奥様のお知り合いのクラブの方に聞いてもらいました。
すると、やはりそのようです。
そこから漏れるそうです○| ̄|_
まったく…
当然こんな場所なのでオイルが直墳されるわけでもないので、ヘッド内で噴霧されて壁内に付いたオイルがジワジワと漏れてくるということでしょう。
まーどちらにしても非常に嫌な場所です。
へたすりゃ火災ですからね。
仕方ないのでまたもジャッキアップ
先日下ろしたばかりなのに(笑)
2
とりあえずエキマニへ向かうわけですが
遠い○| ̄|_
最初に遮熱板を外してみます。
エキマニやらタービンやらがどうなってるのか目で確認したいからですが
が、最初からめんどくさい
いきなり工具選ばんとはずれない。
つぎにエアクリ ホース 外して
バッテリーもケースごと外します。
そして、O2センサー、ウォーターライン一次側、二次側
ここでやっかいなのが
タービンまでのインレットパイプ
これも、工具選びます。
わたしはエンジン側に首降り使いました。
が、トルクほとんど掛かってなかったんですけど…
そして、タイヤ側
こちらはメガネで
めがね当てるとこちらもゆるっ??
ある程度緩めたら手でゆるめて外します。
後は もうひとつエンジンに繋がるラインがありますが ここではまだ外すべきか分からなかったので残してます。
上側はまずこんなとこでしょうか
3
腹下
せっかくこの前復旧させたのですが
仕方ありませんまた剥ぎます。
補強プレート外してフロントパイプの止めボルト、吊りゴム、そして触媒とのナットを取ります。
これで触媒からマフラーを交わせたらとりあえずオッケー
つぎにタービンの戻りラインを外します。
そのついでに周囲を確認
すると先ほど上から出ていたスチールパイプ
こちらのエンジン側取り付け位置がわかりました。
これは 外すなら上 タービン側の方が良いと判断
また腹下から出て上側に回ります。
4
ようやくタービンを下ろすとこまで来ました。
が、その前に触媒に刺さってるセンサーの配線 これのカプラー抜いて余計なとこにいかないようにしておきます。
さあ、いよいよタービン降ろすわけですが
ひとつやってないことがあります。
それは触媒
本来触媒とった方がタービンの戻りラインのオイル漏れ確認のためには良いのですが
触媒の遮熱板のボルト 見たところすでに頭が錆びて回りそうにありません。
そのため、今回はパスしました。
さて、エキマニの三つのボルトを緩めます。
ひとつ緩んでました。
緩みやすいとは みんから内でも見てはいたのですがまさか本当に緩んでるとは
このエンジン業者オーバーホール後、慣らし運転しかしていないのに緩むのか??
まあさっさと行きます。
とこのボルト三つをゆるめて取ると触媒からタービンまで下に落ちて行きます。
が、すぐ下部の構造体にあたるので落下はしません。
安心です。
これでようやくエキマニに手をだせますね。
5
エキマニのボルト2つ外しました。
長さが違うようでしたので忘れないようにマーキングしました。
これでエキマニ取れます。
長かった
ですが、エキマニ取るのが本来の作業ではありませんのでさらに続けます。
6
いよいよ問題のスタッドボルト外します。
今回は自分の車ではないため、スタッドボルトリムーバーを使います🎵
ダブルナットじゃないよん
ちなみに、エキマニには二ヶ所スタッドボルトがありますが、二ヶ所ともオイル漏れてました○| ̄|_
7
外したスタッドボルト
うーん😔
これわたしの今までの経験ですと、どう見ても再使用しているようにしか見えないんですが○| ̄|_
シールのしの字もありませんな…
オイルで溶けたとでもいうのでしょうか…
元々漏れやすい上にこのスタッドボルトではそりゃもれますわな…
ネジに止水機能はありませんからね。
8
オイル漏れの影響
一応裏表両方記録として撮ってありますが、残りは続きで
写真では分かりづらいですが、問題は矢印のところ、各ポートまでオイルが回っています。
まじで危なかったかもしれません。
これ知らずに奥様サーキット行かせてたら、ほんと燃えてたかも知れません。
公道でターボ効かさずのんびり走ってる程度ならそうそうならないかも知れませんが
サーキット全開で何十周も走っていたらと思うと
ほんと、信用せずに全部見直してよかったわ
と正直思ってます。
車両火災も色々ありますが、結構あるのが
エキマニへのエンジンオイル付着による火災
ですね。
サーキットで見たことある方もいるんじゃないでしょうか?
ぼや程度で済めば良いですが、車は基本燃えます。
配線などに移れば、今度はショートが待ってます。
オイル漏れる箇所は多々ありますが、ここは見逃してはダメなところですね。
というか、本来はどこも見逃してはダメですけどね。
アスファルトはオイルに弱いしね、垂らしちゃいかんのですよ。はい
しかし、それにしてもなして?このスタッドボルトの裏に貫通箇所があるのでしょうか(((^_^;)
設計ミス?それとも製造時の形のせい???
もうすずきさんたら…と笑う気にはなれないな…
残りの部分は次回記載ですね。
作業時間は発見から調査、部品購入等全てこみのため12時間以上としています。
単純に商品待ちだけで三日間かかりますからね。
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