キーシリンダー分解(破壊?)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
サンバーを購入した際、エンジンキーとドアのキーが別なのには少し驚きましたが、助手席とリアハッチのキーシリンダーがまわらず二度驚きました(汗)。
よくあるトラブルのようでキーシリンダーの交換が必要とのことです。
・・・が、「部品代10,000円(1個につき)+工賃」は私のお財布には辛いので、朝の暇な時間に10,000円分稼ぐべくキーシリンダーを直す(???)ことにしました(探せば中古で1台分5,000円と少しであるんですけどね)。
写真はリアハッチの裏側(車内側)。
グレーのカバーを内装はがしで中のピンを外していけば剥がれます。
2
カバーを剥がしたらキーを差す部分の裏側にキーシリンダーがありますのでこれを外します。
赤丸部分のフックを赤い樹脂アタッチメントから外して(回すような感じか)、青丸部分のEリングをマイナスドライバーで優しくこじって外し、プライヤーか何かで緑丸部分の金具を上方向に抜くとキーシリンダーが外れます。
3
取り出しましたキーシリンダーを分解していきます。
まず、シリンダーの後ろのバネを外します(写真撮るの忘れた)。
キーを差す表面のステンレス製のカバーで固定されていますのでマイナスドライバーこじ入れて外していきます。
・・・が、そんな生易しいことでは外れませんので、実際はマイナスドライバーのおしりをハンマーで力いっぱい殴りつけてこじ開けるんですが、最後の仕上がりを綺麗にしたい方は丁寧にやるか替わりのカバーを探しましょう(鍵屋さんの間では流通してるみたいです)。
ちなみに私は『かなり』壊しました(無理ッス)。
4
ステンレス製カバーを外しますと、このように3つのパーツに分かれます。
※今更な話ですが、こういう細かいものを分解する時は分解前の写真を撮っておくと後悔が少ないと思います
5
3つの内のキーを差すパーツにキーを差し込みます。
本来はあちこち出っ張ってた部分(ディスクって言うみたいです)が引っ込んで外郭部分に引っ掛からなくなりキーが回るって仕組みなんですが、、中のバネが劣化したりすると引っ込まなくなって結果キーが回らなくなるってことみたいです。
6
じゃ、この状況をどうするかですが、問題のあるディスクを『抜きます』。
ラジオペンチで引っ張りますと抜けて来ます。
そこにディスクが無いのでキーシリンダーとしてのセキュリティは一段落ちますが、今時車をピッキングする盗人もそうそういませんので(やられた時点でそもそも終わってますけど)、このままにしました。
それでも気になる方はディスクを研磨して出っ張りを修正する方法もあります。
7
あとはキーシリンダーを元通りに組み立てて、リアハッチに取付すれば完了です。
キーシリンダーは戻す前に本当にキーが回るか再試験した方が無難かも。
写真は遠目にしてキレイそうに見えますが、ステンレスカバー部分は「誰か破壊しようとした?」ってくらいボコボコだったりします(ガン見禁止です)。
その内同じ症状の助手席部分も直したいですが、気力が湧いた時になるかな(内からロックできるのでいいかなと)。
これで一応、全てのドアがロックできるようになりました。
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