世界陸上ハンマー投げ

昨晩の世界陸上ハンマー投げを見た人は居たでしょうか？
私は途中から（各者２投目）見ていましたが、手に汗握る迫力があり、
とても楽しめました。
まっすぐ飛んで行く時、少し左寄りに飛んで行く時、
左に飛びすぎてファウルになる人、投げたあと、
足が出てしまってファウルになる人など、いろいろでした。

中でも圧巻は世界陸上３連覇の言わんちほんです。
１投、２投と連続ファウル、３投目までで８位以内に入らないと、
４投目以降は投げられないわけで、まさに首の皮１枚の状態。
そんな状況からすべてのプレッシャーをはねのけて、
最後の１投（６投目）でいきなりトップへ。



すごいの一言です。
結局王者ってそんなものですね。
何投なげようが、そんなの関係ない
要は６回のうち一回だけ、誰よりも遠くへ飛ばせばいいんだと言うことを
キッチリ分っていて、最後の最後で見せ場を作ってくれる。


まるでミスコースから最終ゼッケンでの走行で、
すべてのタイムを覆して（くつがえして）しまう全日本選手のようです。