2012年12月08日
今回のセレモニーが行われた二日間の、その時間帯の天候の安定度と言ったらそれはもう。
最初の夜がおとといの夜。
おとといと言えば、午前中に南よりの強風が吹き荒れて、
一時的にせよ、いろいろなものが吹っ飛ぶくらいの突風が吹き荒れました。
その南風の影響により、日中の最高気温は16度ぐらいまで上がり、
その後夕方にはぐっと気温が下がると予報では言われてました。
しかし実際には夕方は風が収まって気温も安定し、本当に静かで安定した天気になりました。
遠くから電車で来られる方も居るので、天候の安定は一番必要な要素です。
そして二日目の昨日、
一日を通してきれいに晴れて、風もまったくなくて暖かくのどかな気候でした。
本当に送るのにふさわしい、おだやかな天候でした。
そして今日、
昨日の夜中から今日一日ずっと吹き続けた台風のような突風。
まるで送る儀式のあらゆる記憶を吹き飛ばすかのように。
本当に不思議なくらいでした。
社長の急逝の連絡を受けたのは先週の日曜日の夜8時過ぎ。
外は冷たい雨が少し降ってました。
その日の朝の天気予報では「夜には神奈川県でも雪だるまが降るかも?」と言ってました。
そして今週の月曜日からは毎日荒れた天気。
夜中や早朝に雨が降って日中晴れたり。
強い北風が吹きまくって工場の敷地を落ち葉だらけにしたり。
そしてその翌朝にまた雨が降って、その葉っぱを取れなくしたり。
そんな風に毎日荒れた天候は、まるで社長の急逝を惜しむかのようでした。
でもそんな荒れた天候からセレモニーの瞬間だけ一時的に解き放たれた感じで。
生きて居れば、人間誰しもが経験する身近な人との別れ。
でも今回は自分にとってはまったく初めてのパターンでした。
身内ではない人のセレモニーにあれだけ長い時間、そして深く関わったのは初めての経験。
実際二日目の昨日、夕方まで丸一日関わったのは身内以外の立場は自分ひとりだけだった。
それが31年間勤めた仕事場の社長に対する最後の務めと信じてのことだった。
これからまだまだやらなければいけないことは山ほどある。
これからしばらくは家族の人たちの助けになれるよう、がんばりたいと思う。
Posted at 2012/12/08 21:30:26 | |
気候 | 日記