自分でバラして見ると、その部分がどう言う機構になっているのかが解る(わかる)ことって多いですよね。
ブレーキ機構を自分でバラすのは、なかなか勇気が要ることかと思います。
へたにいじって今までより具合が悪くなってしまったら、まともに走れなくなってしまいますもんね。
でも自分でバラしたからこそ原理を理解出来るってこともあります。
写真はインテのリヤディスクキャリーパムパムをオーバーホールした時に、いちいち手をきれいに洗って撮ったものです。
インテのリヤ用ブレーキキャリパーインナーキット
信頼の制研製
片側分
ダストブーツ(ピストン用)
ダストブーツ(カムシャフト用)
Oリング(大)
oリング(小)
ブレーキカップ
キャリパー摺動ピンのダストブーツ 2コ
ブレーキホース取り付け部のパッキン2枚
以上、これだけの部品を替えます。
古いゴム製品を外したら、ブレーキクリーナーをシューして圧縮エアーで古いグリースやゴミを吹き飛ばす。
紙の外に置いてあるのが外した方のゴム部品。
そして乾いたら新しいゴム製品にシリコングリースをたっぷり塗りたくってハメハメするだけ。
別にむずかしいことは一切ありません。
た〜だあ、
丁寧に作業するひとは時間が掛ります。(・_・;
自分がそうです。
目いっぱい緻密なO型ですから。(^_^)
ゴム製品にシリコングリースをたっぷり塗り込むのは、各部品をはめ込む時にゴムが乾燥してよじれるのを防止するため。
どんな項目でも潤滑は大事ですね。(-_^)
キャリパーシリンダの中はこんな感じ
ぴっかぴかですね。(^_^)
ちなみに、ディスクブレーキでサイドブレーキが効く機構は、
ワイヤーを引くことで、⬇の写真のカムシャフトの上に着いてるレバーが引かれ、シャフトの中に彫られた偏心穴の向きが変わり、
穴の中に押し込められたピンが押されて、ピストンの裏側からピストンを押し出されてディスクブレーキが効くようになってます。
バラして組むと、ピストンの回転がスムーズで軽くなるので、サイドの効きが良くなったんじゃないかと勘違いします。(・_・;
実際には、なにも変わりません。
Posted at 2015/12/30 19:33:33 | |
トラックバック(0) | クルマ