
たいへん遅くなりましたが、
このブログの内容に記載事項をふやして
改訂版として作成いたしました。
改定日は10月3日(土)
改定個所はこのブログの一番下の
下線以下の部分に書き足しました。
では下の方でふたたび。
何も言いません。
まずこの動画を見てください。
2009.9.27(日)レジスタンス平塚 MDiビート
by
はやと
どうです?
突っ込みどころ満載でしょ?
この映像は昨日のレジスタンス平塚練習会で、
あるFFドライバーが後輪駆動も運転して見たいと言って、
大人のおもちゃを手にしてはしゃいでる映像です。
乗っているおもちゃはMDiさんが所有するMDiビート号’10スペック(2010年仕様)
そして助手席に乗っている方はこのおもちゃの所有者のMDiさん。
この映像見て感じることが多々あると思います。
そこでこれから名前を上げる方はそれぞれ最低3ヶ所以上の突っ込み(ダメ出し)を書いてください。
突っ込みと言っても決してコース設定や解説への突込みではなく、
あくまでもこのビデオに映ってる走りそのものについてお願いします。
で、突っ込みをお願いしたい方は、
①屋根無し先生
②はかいだー!師匠
③MDi先生
④みなこ先輩
以上4名の方、よろしくお願いします。
あと、それ以外の方も遠慮なくどんどん書いてください。
普段は足あとだけ残してコメントを全然書いてない方も、今回は何か残して行ってください。
それではみなさんの突込みをおまちしておりま~す。
追記
9月29日(火)朝の時点でコース図を添付しました。
上の午前中のコースです。
ポチっとすれば大きくなります。
ここからが10月3日(土)の書き足し部分です。
あらためましてコメントを下さったみなさん、ありがとうございます。
私が指名した方々の他にも3名の方から真剣なコメントいただきまして
とてもありがたいことと感謝しております。
で、これからが本題なんですけど、
このブログの映像を見ていただく前に一切説明を書かず
そのまま見ていただいたのには理由があります。
ひとつは余計な先入観を持たずに見ていただくことで
素直なコメントがいただけると考えたこと、
そしてもうひとつはこの走行がある目的意識によってなされたことを悟られずに、
公平な観点でのご指摘をいただきたかったからです。
そしてこの走行の目的意識とは・・・
ズバリ「サイドターンのレクチャー」です。
しかもただのサイドターンではなく、「サイドを引いた後にステアリングを切り足して回すサイドターン」
そしてもうひとつ、「ステアリングをグルグル切り込んでからサイドを引くサイドターン」
この2種類のサイドターンのレクチャーに固執した走行だったのです。
このため、純粋にタイムを詰めると言う観点から見たらかなりの違和感がある走りに
見えたことと思います。
ビートで・・・
と言うより、このMDi号で純粋にタイムを出しに行くなら、
明らかにサイドを引かない方が速いと考えられる部分がいくつかあります。
しかし今回の走行があくまでもサイドターンのレクチャーだったために、
タイム云々に関係なくサイドを引きまくっています。
余談ですが、スタートの回転を合わせずに行ったのもわざとで、
スタートして最初にターンする2番パイロンまでのスピードを、あまり上げたくなかったからです。
今回のレクチャーの目的は、MDiさんの朝一の走りを見ていて気になっていた点を
改善していただくことだったのです。
それはサイドを引いて後輪をロックさせた後にアクセルを一気に踏んでしまう癖。
これは以前からずっと気になっていたことなんです。
その部分の意識をほんのわずか変えてもらうため、私が運転させてもらいました。
テーマは上で書いた通り、サイドを引いた後にハンドルを切り足して回るサイドターンです。
このテーマで一番気を使ったことは、とにかくサイドブレーキを引く時の初速度です。
この速度を極限まで落とすことによって、サイドブレーキロックによるリヤの振り出し角度を
最小限に抑えること。
私が走行前にMDiさんにお伝えしたことは、「サイドを使って出す角度は30度~60度以内」
もっと言えば30度未満が理想。
ロックさせてLSD(理想のスペシャル大回転装置)を効かせるきっかけを作ってやるだけで十分。
ロックさせた後に踏み込むアクセルの量も徹底的に控えめにして、
「ターンの旋回中に失速するギリギリの回転数にとどめる」ことを
意識して走ってもらえるよう気を使いました。
ターンのきっかけさえ作れたら、あとはアクセルで一気に回し切るのではなく、
ステアリングを切り込んで旋回軌道を作る。
この時アクセルは一定と言うよリターンの旋回半径に応じて微妙にコントロールしている状態。
こんなむずかしいことを一気にできるわけはないけど、
頭の中で意識として描いてもらえたらと思ってがんばって見ました。
それからもうひとつの「ステアリングをクルクル切り込んでからのサイド」
これはステアリングを一気にガバッッと切り込んで「えい、やーっ!」とサイドを引くのではなく、
まるでFF車のようにクルクルいっぱい切り込んでからサイドを引くと言うやりかた。
正直な話、私の後輪駆動でのサイドターンはサイドをひく前にほとんどステアリングを
切り込まないので、このクルクルサイドターンをやるのはかなりむずかしかったです。
何よりもステアリングをくるくる回してる間に「クラッチペダルは踏むな!」と言う指令が
頭に発令させるから、とっさにクラッチ踏むのか踏まないのか迷ってしまうことがあるんです。
この映像で前半の左270度ターンがキッチリきっかけ作れてるのに、
ゴール前の右270度ターンでロックさせそこなってるのは、そこらへんの問題が出てたようです。
今回のこのテーマに絞ってのレクチャーは、当然のことながら
走行前の時点で同乗者のMDiさんにはお伝えしてあったので、
「あくまでもテーマに沿ったサイドの引き方をするゆえ、失敗の確立も高いです」
と言い訳して置きました。
サイドターンを一気に回しきらない方法のため、
旋回途中で失速してグリップに戻る可能性もあることも。
そして何より「タイムは度外視で走る」と言うことをキッチリ守りました。
この手の練習走行で一番大切なことは「タイムに捉われない」ことだと思います。
特に「何かひとつのテーマに」に絞っての練習走行の時は、
タイム云々は一切考えないことをお勧めします。
長くなってしまいましたが、
初心者の方は特に、一日に多くのことを一度にやろうとせずに、
一日ひとつのテーマに絞って、それだけを徹底的に繰り返し練習されるのが良い方法だと思います。
最後に、この動画にコメントくださった方々、
あらためまして本当にありがとうございました!