すでに1週間以上経過してしまいましたが、湘南シーサイドグランプリのコースを走って来たので、レポートを書いて置こうと思います。
湘南シーサイドグランプリと言うのは、大磯ロングビーチの第3駐車場と呼ばれている場所で、今は恒久的に湘南シーサイドグランプリと言うゴーカートの遊び場として使われているようです。
実はそんな状況も今年になって初めて知った事実でして、昨年まではこの場所の存在すら知りませんでした。
昨年まで使えていた平塚青果市場がジムカーナ会場として使えなくなり、平塚でジムカーナを開催していた一部のチームが、平塚青果市場に代わる場所として考えられる会場のひとつとして目星を付けた場所です。
今回はあくまでも今後も使えるかどうかの指針を探るための開催で、JAF神奈川支部のジムカーナ体験会として開催されました。
今後の会場として、自分もものすごく興味があったので、ぜひ自分の車で走って様子を見たかったので、参加することにしました。
とは言ってもJAFの体験会と言う名目での開催なので、ジムカーナの経験のない人の参加を優先していただくのが当然なので、参加申し込み者多数の場合は、自分はオフィシャルお手伝いとしてでも構わないつもりでした。
何より参加車両の排気音量の騒音がいちばん気になる状況だったので、今回は出来るだけ市販車から改造の少ない車両での参加が好ましかったので、普段ジムカーナで大きい音を出してる車両は参加を遠慮していただく方向での開催でしたから。
しかし実際にはジムカーナ未経験者の参加申し込みが少なくて、体験会への参加者数は16台だけでした。
私のゼッケンか16番でラストでした。
オフィシャルとしての参加者が10台以上居ましたので、実際には走行本数はそんなに走れなかったです。
また、体験会の参加者の中にジムカーナ未経験者はわずかしか居なくて、大半が平塚青果市場で走ってた人たちでしたし、ベテランの方も新しい会場の様子を見るために参加してました。
今回、通常ゴーカート場として使われてるコースのタイヤバリヤの一部を動かして、スタート位置の入り口を作ったそうです。
全走行が終了したあとで、オフィシャルの方々がタイヤの位置を元に戻してました。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、それでは当日の様子をレポート📝✒️します。
JAF神奈川支部のジムカーナ体験会
開催日 2019年1月19日(土曜日)
主催 チーム新羽村
参加16台
朝イチはコースを2箇所使ってのロックトゥロックから始まりました。
16台を2クラスに分けて、各クラスごとに2回から4回まで。
普段ステアリングホイールをフルロックまで切ることのない人に、ステアリングの切り戻しを素早くやる感覚を掴んでもらうためのテーマ練習で、自分はこの練習は多くの人にたくさやってもらいたいと思ってます。
そして朝2の練習はスラローム練習。
やはりひとクラス2本づつで交代し、それを2セット。
これもいい練習になりました。
この手の練習は、今までチームアルパイン主催の年初の基礎練習回でもやってましたが、今回使用した大磯のコースは距離が長いので、スラロームの練習にも向いてると思いました。
そして昼前に午後のコースが設定されて慣熟歩行。
午後のコースはこんな感じ。
実際にはかなりパイロン位置が違います。
コースが長いので、慣熟歩行に時間が掛かります。
慣熟歩行1回歩いた所で12時ちょっと前になってしまったので、昼食を食べるために車で国道1号線のラーメン一刻に移動。
大磯ロングビーチのすぐ近くにラーメン屋が3軒、中国飯店が1店舗あります。
あまりおなかが空いてなかったのと、予想していたより遥かに暖かい日だったので、ラーメンではなくチャーハンをいただきました。
そして急いで会場に戻って(車で1分)、慣熟歩行時間が終わる寸前の12時25分に帰り着きました。
ドライバーズブリーフィングがあり、ゼッケン8番までのクラスで2本走行。
その後オフィシャルの走行があって後半ゼッケンのクラスが2本走行。
コースが長かったので、並んでる時間がひたすら長かったのと、あと走り終わっても自分のパドックまでの行列が長くて、とにかく車の中に居る時間が長かったです。
冬場だからいいけど、夏場だと炎天下で行列してるのはしんどいですね。
これは今までの平塚青果市場では場内の陽かげの場所だったので、完全に条件が変わります。
午後の走行は12時45分ぐらいから始まって15時半までだったので、2本づつの2セットで終了しました。
今後の開催については現時点では未定のようですが、コースはもっと短めにして、パドック前での行列ももっと少なくなるように工夫が必要だと感じました。
コースの路面は昼休みの慣熟歩行時に初めて見ましたが、石がけっこう出ていて平塚青果市場の外駐車場の路面に似てましたが、実際に走って見ると思いのほか食い付きがいいのでびっくりしました。
けっこうよく止まります。
平塚青果市場は気合いを入れて走ると全然止まらなかったけど、大磯の路面はすこぶるよく止まりました。
そしてサイドターンも途中で止まります。
今回、騒音が出ないようにタイヤも筑波や桶スポ本番用のR1Rをリヤに履いて行ったのと、空気圧も超グリップ仕様だったので、サイドターンかなりきつかったです。
本気モードで走ると、けっこうアクセル踏んで行けるしブレーキも我慢出来る路面でした。
但し、パドック側との隔壁はタイヤバリヤしかないので、安全面を考えるとコースレイアウトはけっこう難しいかな?と思います。
あと排気音量に関しては、今回の参加者とオフィシャルの全車両大丈夫だったようです。
タイヤのスキール音に関しては、目の細かいタイヤは気になる音が出てたようです。
ジムカーナを本格的にやってる人が着けてる国産ハイグリップタイヤなら問題ないようです。
富士スピードウェイのジムカーナ場のような、うるさいスキール音はまったく出ませんでした。
さて、この会場での今後の開催については現時点では未定のようですが、今回の主催者の新羽村さん、湘南シリーズの開催にも前向きのような発言がありましたので、今後の動向を見守りたいと思います。
走ってみたい方はぜひ純正マフラーかフジツボのマフラーを手に入れてください。
最後に参考映像を貼り付けて置きます。
当日見学に来てくれた大昔の全日本チャンピオンを助手席に乗せて、気合いを入れすぎてド失敗の走行でした。😖
(サイドターンの進入スピードオーバー😥)