びつく2022第1戦に参加して来ました。
まずは前日練習会から。
2022年2月26日(土曜日)おふろの日
びつく第1戦前日練習会
主催者のズミーさんは所用により不在
くみちょうさん謹製のスペシャルコースでみっちり練習出来ました。
毎年2月は走れる時間帯が8時からと1時間遅くて短くなる上に、今回は60台満員御礼で走行本数は1日で6本と少なかったけど、1本の中身が濃かったおかげで充分走れた感はありました。
自分は大丈夫でしたが、森に吸い込まれてしまった車両や、脱輪で下周りをしこたま打ってしまって右側の前輪と後輪を泥で汚してしまった人もけっこう居ました。
自分としては、練習になるとても良いコースでした。
そして翌日はいよいよビギナーズジムカーナ2022第1戦です。
前日の土曜日もそうでしたが、この日も同じく朝イチは冷えていて、それなりに寒かったです。
日中は気温が上がる予報で、さら12時代には10メートルの風が吹くことになっていました。
びつく第1戦は今回限定でBRZにダブルエントリーで乗らせていただくことになり、パドックはなんと最前列に停めさせていただきました。
前日練習会では最前列に停めることが多いですが、本チャンでの最前列駐車は初めてでした。
これはダブルエントリーの車の持ち主がFMクラスでエントリーしているからで、当日は走らない自分のカプチーノも、その車両の隣に停めるように位置決めされていました。
びつく第1戦のコース図はこちら
予想どおり、前日練習会のコースと比べるとかなりあっさりになりました。
前半区間の最終にある折り返しは前日と比べると、う~んと敷居が低くなりました。
ゴール前の連続ターン区間もめちゃくちゃあっさり
前日に森に吸い込まれた車両や脱輪で下周りをしこたま打った車両が多かったので、パイロン配置もかなり緩い方向に振ったそうです。
(コース設定者のくみちょうさん談)
それでは自分の練習走行
こればBRZでの筑波ジムカーナ場初走行です。
走行映像を見ると、サイドを引かないラインが全然ダメダメなのがハッキリ分かります。
まあ仕方ないです。
最初からサイドを封印して走ってる訳ではなくて、実際にはサイドブレーキを引きに行って引いてないんですから…😥
サイドブレーキレバーを引かなかった理由は実に単純明快
自分が左手を延ばした先にサイドブレーキレバーがなかったからです。😞
続く2走行目の本番
この走行まで助手席に車両の持ち主を乗せるのがお約束だったので、助手席でいろいろ体感してもらうために徹して走りました。
サイドブレーキターンを入れての走行は1走行目の練習走行時から依頼を受けていたので、2走行目の本番1本目では1ターン目から積極的にサイドを引きまくります。
今度はサイドブレーキレバー空振りをしないように、スタート前に左手の動きをシュミレーションしました。
そして更に裏技を使いました。
その裏技とは助手席からのかけ声です。
「サイドみぎ!💥」と言うかけ声で、左手を助手席側に延ばさないように注意喚起する裏技を使うことにしました。
そしてその走行映像
まあまあ自分のイメージしていた通りに走ることが出来ました。
サイドブレーキレバーはスタート前のシュミレーションのおかげで、まったく迷いなく1発で掴むことが出来ました。
1発目のサイドターンで立ち上がりでアクセル踏むのが遅れて(電スロの反応に慣れてないので)モタついてしまった以降はだいたい思いどおりに車が動いてくれました。
最終のゴール前の左ターンはちょっと進入速度が高過ぎたみたいですが、まあ前日練習で乗ってなくてこの日にポン乗りの2本目なので、そこは仕方ないでしょう。
この走行は自分がどのくらいサイドターンをきっちり回せるか?
と助手席に乗った車の持ち主に外周区間でパイロンから離れないライン取りを学んでもらう2点に集中したので、外周のライン取りは徹底して小さめです。
たぶん、この車でこのコースだったらこれが正解な選択だと思います。
上がりタイムが思いの外遅かったのは2名乗車だっからだと割りきれば、3走行目の本番2本目にタイムを詰められる余地は十二分にあるので、まずは良好なスタートだと思います。
昼休みはFMクラスでエントリーしているダブルエントリーの車のに完熟歩行で、ライン取りを徹底レクチャー☝️
このレクチャーが利いたのか、本番2本目では自身の練習走行より3秒もアップして、ゴール時にはなんと2番手にジャンプアップ
その後後半ゼッケンの人に抜かれてしまって表彰台は惜しくも逃したけど、大健闘の4位に入賞しました。
これはレクチャーした側としてはとっても嬉しいことです。
順位よりもなにより本人が本番1本目にダメダメだった箇所を修正して来て、ほぼイメージ通りに走って大幅にタイムアップ出来たことが嬉しかったです。
さて、残された自分の走行はあと1本
この日の3走行目となる本番2本目でどれだけBRZの性能を引き出せるか?
順位はまったく気にしてないので、自分で納得の行く走りをしてどのくらいタイムが上がるか?
と言うワクワクした気持ちでこの日の最終走行に向かいました。
この日の1走行目と2走行目はいずれも、車両の持ち主が走ったあとにそのままエンジン掛けっぱなしで、持ち主が助手席に座っている状態でスタート位置までの行列に並んでました。
ところが3走行目の本番2本目の時にはBRZのエンジンが止められてました。
「あれっ? 今回はエンジンが止めてある」
「なぜだ?」
と思いながらも、この車に乗って初めて自分でキーをひねってセルを回してエンジンを掛けました。
そしてすぐにパドックから出ました。
これが事の始まりでした。💣
このあとまさかの出来事が起こることは誰も予想しませんでした…
自分はこの時点でやらなければいけないことを完全に抜かしてました。
そんな3本目の走行映像はこちら
なぜ走行を中止したか?
映像では分かりにくいかも知れませんが、車両自体がそれまでとは違う動きをしています。
スタートしてすぐのパイロンを右に見て通過した直後に突然「ゴーッ💨」と言うすごい音が車内に響いて思いっきり制動が掛かりました。
「なんだこりゃ?😱」
その症状はすぐに収まったので、気を取り直して次の左ターンでサイドターン。
その直後の加速で再びあの「ゴーッ💨」と言う音と激しい制動が再び
この時にメーターパネル内に2つ点いてるはずの黄色い警告灯インジケーターが1個も点いてないことに気付き、すべてを察しました。
そうです、
自分がエンジンを掛けた時にすぐにやらなければならない仕事を、自分は一切やらなかったのです。
1走行目と2走行目では車の持ち主が走ったあとにエンジンを止めてなかったので、そのまま問題なく走行出来てましたが、3走行目では自分がやらなければいけなかったのです。
そんなことまったく頭になかったです。😞
って言うかパドックから発進する前に気づけよ👉👈👌❌
仕方ないです。
普段から平成ひと桁の軽自動車しか運転してないので、最新の現行車両で電子制御を切らなければいけない事情を頭に置いてなかったです。
そんなこんなで残念ながら本番2本目に1名乗車でどれくらいタイムアップ出来るか?は試すことが出来ませんでした。
まあ、びつくでダブルエントリーが初めてだったことで仕方なかったけど、とても良い勉強になったびつく開幕戦でした。
ご参加の方々、
ビデオ撮影をしていただいたRX8乗りのお師匠さま、ありがとうございました。
3月はジムカーナ競技会への参戦がないので、カプチーノで練習会に出られればいいな。
3月13日(日曜日)は筑波サーキットコース1000で全日本ジムカーナ第1戦の観戦予定です。