さよなら～。元気でね。

私がパソコンに興味を持ち始めたのは大学生ぐらいからで
当時パソコンで何するわけではなくデザインで引かれていた
モニターと本体が一体化したAppleのPerforma。
当時はデザイナーか医者か、弁護士かが持つパソコンという認識で、
学生身分が買えるわけではなくあこがれだったわけです。

1995年にはWindows95が発売され世間を騒がせましたが、
私には興味なく、ずっとApple一筋でした。
しかし1998年、世間はどうだったかわかりませんが、
私にはWindows95なんってってぐらい
ビックニュースが飛び込んできました。
当時パソコンといえばベージュが一般的でしたが、
なんとAppleから半透明なパソコンが発表になりました。
そう、それがiMacですよね。
価格はきっと高いんだろうと、あきらめざるをえないと思っていたら
当時の半額程度の178,000円というビックプライス。
もうこれは運命で、初めてのパソコンがあこがれのAppleでiMacとなりました。

あれから25年も経つiMacですが、いまだに元気に稼働します。
稼働すること自体すごいのですが、
でもインターネットも見ることができなくなり、
画像処理なども到底できず、ただのオブジェでしかないんですよね。
でもパソコンなのにオブジェになるだけでもすごいデザインですよね。

そんなiMacですが、やっぱりうちの家ではただのお荷物。
色々悩んだ末、決別する気持ちの整理がつきました。

久しぶりに起動してみましたが、
classic環境と言われている当時のOSは
今でも親しみの湧くものでいいですね～。
でもよくフリーズしたりするんですけどね。

とりあえず幸い、1時間も経たずに、
いい値段で跡取ができたのでホッとしました。
オブジェでいるよりは、次のオーナーに使われている方が幸せかと。
箱詰めする前に最後の記念に。次のところで頑張ってね。


正直、後にも先にも私には衝撃をうけたパソコンはいまだに存在しませんね。