
今、ラテン乗りも話題沸騰のVW Scirocco。
そんなシロッコに私も発表会に
早速試乗に行ってきましたよ~。
デザインはアルファ147、アウディA4などを
担当したワルター・デ・シルヴァ氏作で
ワイド&ロースタイルのハッチバッククーペ。
リアスタイルはAlfa 8Cを感じさせる
ワイドデザインになってます。
とくに凄いのは、エッジの効いたプレスラインは1ヵ所の
サイドに伸びるのみで、あとは曲面のみでデザインを成形してるんです。
最近の量産車にはあり得ない程のデザイン。
もし凹ませてしまえば、正に板金屋さん泣かせです。
ヘッドライド内部まで凝ったデザインで
VWでここまでしたのがあっぱれ。
そしていよいよ運転席へ~。
ノブを開けると、ウィンドウがさがり、
サッシュレスのデザインでまさに”クーペ”。
しかしドアの重さにはちょっとビックリ。
知り合いのシトロエン乗りのオーディオカー?!と思ったほど・・・。
さすがに助手席はエスコートが必要そう・・・。
そんなおもてなしを受けて、いざ運転席。
インパネこそゴルフのデザインと同じである物の、
シートやドアの内張は非常に凝ったデザインで、
アルファ?と思わせるほど。
運転席は言うことは特になく、後部座席へ。
乗り込みこそ車高が低いので大変であるが、
いったん座ってしまえば、さすがVW!
パッケージングが良く狭くない。
足はフロントシート下にはいり、背もたれの角度も丁度良い。
トランクも最低必要十分な大きさで
4人分の旅行であれば全然問題ない広さでした。
そして、いざ試乗スタート。
噂のDSGはさすがで息継ぎなく綺麗にシフトアップします。
試乗車は2リッターターボの「2.0TSI」だったが、
今の147GTAに乗っている身体でも「速い」と感じるほどの運動性能。
回転数を上げればアルファとは逆ではあるが、
野太い気持ちよいサウンドを聴かせてくれます。
もちろん巡航時は非常に静か。
ただ「2.0TSI」のタイヤが、ダンロップSP SPORTだったこと?もあり
非常にロードノイズが大きいのがちょっと×。
ちなみに1.4リッターガソリン直噴+ターボ+スーパーチャージャーを積む
TSIはブリジストン ポテンザでした。
非常に好印象でおわったシロッコ試乗。
新車で欲しいと思った数少ない車候補になってしまいました。
価格は2.0TSI;450万円、1.4TSIで400万円、
あと欲しい色でのオプション設定が無いことが、
ハンコを押さすに済んだことでしょうか(苦笑)
いや~ほんとアブナイ車でした。
しかしシロッコを見る度に私が
以前乗ってたこの車を思い出すんですよね。
Posted at 2009/06/04 23:34:21 | |
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