先日の
独身生活の時に普通なら退屈で嫌がられる
気になる(次候補になるかもしれない)車の味見を
食欲の秋ですので堪能してきました。
まずは日本にやってきたばかりのシトロエンC5Xです。
シトロエンの新しいフラグシップらしいです。
今流行のボーダーレスと言うか全入りデザイン。
クーペ、SUV、歴代デザインのファストバックスタイルと
良いとこ取りみたいなやつですね。
新しいシトロエンの顔になってる自称「X」デザインは
このC5Xが一番よく似合っていると思っていて、
初めて見たとき実物を早く見たいと思っていたんですよね。

実車見て一番好きな所です。この造形の立体感が高級車ですね。

スタイリッシュなサイドミラーと思ったら、
記憶を思い返せば、プジョー308、DS4と同じデザインなので、
たぶん部品共用と思われます。

インテリアはこんな感じで、シトロエンといえど
フラグシップなので高級な雰囲気が出ていました。

シトロエンと言えばやっぱりシートですね。
座っているだけで、リビングに欲しいぐらいです。
シートには大きめのパンチングもされておりオシャレ。
シートヒータだけでなくベンチレーションも付いており、
これ以上にかなうシートは他にないでしょうね。

しかし車は走ってなんぼですので試乗させて頂きました。
足回りはシトロエンライドと言われるそれで、
何所を走ってもソフトですが、沈み込みと腰があり、
こんにゃくゼリーみたいな感じ。
C5エアクロスよりは船揺れみたいな感じが無く良かったです。
しかしシトロエンは柔らかい分だけブレーキに気を遣うので、
その当たりが疲れそうなんですよね。
大柄に1.6Lエンジンですが、パワーは十分で、静粛性もあり
ブレーキングの上手い人の同乗は最高でしょうね。
しかし足下からドライバーにエンジン音が少し聞こえ、
ちょっとドライバーには運転を楽しんで貰える感じなのですが、
アイドリングストップからの復帰の時の音が、
いかにも軽自動車やリッターカーの様な音でかなり興醒めしました。
さてお次はルノーです。
個人的にはBセグメントSUVで1番と思っているキャプチャーです。
実は先代も買う気だったぐらいだったのですが、
ルノーの割りには足回りの仕上がりがイマイチだったので、
最終的には落選してしまいましたが、
新型はデザインもハンサムになって気になっていました。

内装はフラ車らしくシンプルな中に機能美があり、
先ほどのC5Xに負けない高級感もありますね〜。

でも後部座席のドアの内張だけソフトパッドになっておらず
今時の軽自動車の方がいいぐらいで、ここはマイナスポイント。
しかし前後長は広く、見取りもよく閉塞感がないので、
やはり良く出来た車なんですけどね〜。
そして試乗させて頂きましたが、新たに追加された
ドグクラッチのあるハイブリッドでは無く、純1.3Lエンジン車でした。
めちゃめちゃ元気があって、凄く滑らかな感じが好印象。
やっぱり贅沢な4気筒が大きいのでしょうかね。
しかし加速に対して、ブレーキのフィーリングと効きがイマイチで、
コレは大きなマイナスポイントかもしれないですね。
あと前作で気になっていた足回りはカイゼンされており、
車高を上げたことによるつっぱり感が無くなり、
しなやかさとコシがあって、プジョーより柔らかいので良いですね。
コーナリングもぐーっと腰があって気持ちいいです。
でもやっぱりブレーキのフィーリングが気になりますね〜。
試乗を終えたのですが、どうしてもハイブリッドが気になり、
アルカナも試乗させて貰いました。
写真はないのですが、クーペスタイルにもかかわらず、
後部座席も広くイタ車より良い感じです。荷室も十分な広さでした。
足回りはRSLineと言うこともあり締まっていましたが、
それでもプジョーやドイツ車ぐらいの感じ。
走りはハイブリッドと思えないぐらい
モーターとエンジンのフィーリングの違いが
分からないほど普通な感じが好印象。
でも身体を車に傾けるとハイブリッド独特のザラ味を感じました。
ので、やっぱりパラレル式やスプリット式では仕方なのですかね。
イタフラの軽快感はあまりなく、よく言えばドイツぽい感じですかね。
総じて言うと良いところは無いが大きなマイナスもないので、
あまり興味なかったのが一番良かったですね。
Posted at 2022/10/11 12:01:26 | |
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