やっぱり感動。

今日の日曜洋画劇場は「地下鉄（メトロ）に乗って」でした。

以前、読書感想文で、浅田次郎著の原作を御紹介した事があります。

ストーリーや流れは原作に忠実でした。やっぱり「画」があると、イメージも湧くし判りやすいですね。（笑）

でも残念な所が一つ、二つ・・・。^^;

テレビ放映版でカットされてしまっているのかも知れませんが、本にある描写が幾つか抜けてしまっていました。
まあ、登場人物の心理描写などは仕方が無いのですが、例えば主人公の長谷部真次（原作では小沼真次）が勤めている会社は東京は神田のガード下にあります。（どうでも良いんですけどねｗ　^^;）
それから真次がアムールに飲まされて、倒れてしまったお酒は「ただのアルコール」ではありません。あれは「バクダン」と言うお酒で、実は「メチルアルコール」を水で割ったものなんです。
ご存知の方もいるかとは思いますが、メチルアルコール（メタノール）は人間の視神経に悪影響を及ぼします。ヘタをすると失明してしまいます！
あの当時は、アルコールが無くて そんなものでも普通に出回って飲んでいたんですね。。。

でも、「心理描写」は主人公の二人の、言葉に無い描写で表現されていたと思います。流石はプロの役者さんですよね。＾＾)=b

・・・とまあ、これ以上書くとネタバレが過ぎるので、この辺でｗｗｗ。
原作と映画と両方見ると、良く判らなかった表現や設定が全て繋がりますよ♪