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2007年11月23日 イイね!

読書感想文 その21

読書感想文 その21はい! 先日の予告通り、読書感想文です。^^;

今回は珍しく(?)日本人作家で。浅田次郎著の「地下鉄(メトロ)に乗って」講談社文庫刊 あ70-3です。

この作品、吉川英治文学新人賞受賞作品で、初出は1994年に徳間書店から、その後1997年に徳間文庫により文庫化。そのまた後の1999年に、この講談社文庫版が発売されています。その後2006年に「特別版」ということで再度、徳間書店から刊行されています。

ワタシは2006年の映画化で作品を知りました。(見ていませんけど。^^;)講談社を選んだのも中古屋さんで、たまたま見つけたから。ですw。

もうご存知の方も多いかもしれませんが、さて、お話は・・・

東京は神田。地下鉄神田駅の地下街にある、某会社のセールスマン、小沼真次。
営業活動で東京都内の地下鉄路線を隅から隅まで知り尽くしている彼は、卒業後初めて参加したクラス会の帰途、永田町の駅で先生と鉢合わせる。
帰りの電車がトラブルで来ない事を知った真次は、普段だと余りにも距離があるために使う事の無い地下通路を赤坂見附の駅に向かう途中、奇妙な階段を見つけた。
何が奇妙というわけではない。現に通行していく他の人達は、何の違和感も感じずに通り過ぎていく。しかし、自分にとっては、「何か」が変だった。
その階段に吸い寄せられるように登っていった真次が見た光景は・・・

ホラーでもなければSFでもありません。ありえない話なのに普通に感動できます。
Posted at 2007/11/24 00:45:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 趣味
2007年11月03日 イイね!

読書感想文 その20

読書感想文 その20やっと読み終わった。。。最近、通勤時間は睡眠時間になってしまっておりまして・・・(笑)

読書感想文、記念すべき(?!)20作目は、著:リドリーピアスン(訳:橋本夕子)で「異物混入」(角川文庫 ヒ 5-2)です。

作者のリドリーピアスンは1985年に作家としてデビュー後ヒット作を飛ばしまくって、現在では23ヶ国語に翻訳、50ヶ国以上で出版されているそうです。

舞台は1990年代初めのアメリカ、ワシントン州シアトル。まだ携帯電話も普及しておらず、出先でのやり取りはポケットベルと公衆電話の時代。アドラー食品という会社に脅迫状が届き、社長が自殺するか、会社を倒産させなければ人が死ぬという脅迫状が届く。それに対して半信半疑で見送っていたが、毒入りの食品を食べたと思われる犠牲者が出る。

シアトル市警殺人課の部長刑事ルー・ボールトと同じく刑事で司法心理学者ダフネ・マシューズが極秘で捜査に乗り出すが、全く手がかり無し、動機も謎の「ブラックホール」になりつつあった。
やがて、犯人から金銭の要求があり、犯人の下へは金が毎晩のように転がり込む事に。しかし、犠牲者の数は増え続ける一方になっていた。
プロファイリングは本当に犯人像に当てはまっているのか?動機は一体何なのか?

・・・過去に日本でも、これに似た警察やマスコミを嘲笑する形で脅迫状が送られる「劇場型犯罪」がありました。
フシギな事に良く似ているんですよね。この作品。
果たして、あの事件と同じように時効を迎えてしまうのか、それとも・・・。
Posted at 2007/11/04 01:12:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 趣味
2007年07月05日 イイね!

読書感想文 その19

読書感想文 その19最近、通勤電車の中がすっかり睡眠処になってしまっているせいで、遅々としてアップできない読書感想文ですが・・・。

その19は「通勤電車なるほど雑学辞典」著:川島令三 PHP文庫刊。か28 3 です。

いつもお世話になっている電車から、日本全国の地下鉄、私鉄、JRの「トリビア」のような小ネタが目白押しです。
最近、鉄チャン、鉄子さんの話題が取り沙汰されている様で、色々な所でこのフレーズを聞くのですが、こうやって詳しく書いてある本を読むと、ハマるヒトがいる理由が良くわかります。

構成は普段見ることの出来ない幻の駅の紹介や各社の車両の性能比較、ダイヤの組み方や乗務員の裏話と非常に多岐に渡ります。
例えば、東京の山手線などは、全走車が まだホームにいるうちから次の電車の到着アナウンスが鳴り出します。あれはプロの仕事の賜物なんです。

電車って、ただ時間通りに走らせているだけじゃないんですね。この本に限って言えば通勤電車の数分間隔で組まれた超過密ダイヤでの運行など、ウラにある涙ぐましい(?)努力を垣間見る事ができます。
Posted at 2007/07/06 00:12:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 趣味
2007年06月01日 イイね!

読書感想文 その18

読書感想文 その18「今さら」だけど、「今がアツい」作品の御紹介。

テレビドラマで一躍有名になり、今年になって「The movie」となった映画「アンフェア」の原作「推理小説」です。(著:秦 建日子、河出文庫刊 は13-1)
作者はシナリオライターが本職だそうで。

内容は「原作」なので、ドラマで放送されたものです。
もちろん、違いはありますけどね。推理小説なのであまり書きませんがほんのちょっとだけ・・・。


面識も共通点も無い一般市民が次々に惨殺され、現場に残るのは「アンフェアなのは誰か」と書かれた本のしおりのみ。

犯人の要求は出版社各社に届けられた、一部の人間しか知り得ない事件の詳細を綴った原稿の続きを落札すること。そうすれば次の事件を防ぐ事ができるだろう、とも・・・。

ドラマをバッチリ見てしまっているので、犯人は確定済みw。
ある意味、イッキ読みでした。しかもドラマのイメージが強かったらしく、雪平夏見は間違いなく篠原涼子www。

ワタシにとってドラマが先行してしまった事が「アンフェア」でした。。。


Posted at 2007/06/01 23:30:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 趣味
2007年05月27日 イイね!

読書感想文 その17

読書感想文 その172回連続で、メディカルサスペンス物のご紹介。

今回はグレックハーウィッツ著、ヴィレッジブックス刊で「ER襲撃」(F-ハ7-1)です。

作者のグレックハーウィッツは代々医者の家系に生まれた方だそうですが、本人はハーヴァードとオックスフォードトリニティカレッジで英語と心理学を学んだ後、作家として活躍しているそうです。

舞台はロス・アンゼルスの大学病院でタイトルの通り、ER(救急救命室)。

・・・混雑するERに、突然 顔は水泡だらけで爛れ、腫れてふさがりかけた眼は白濁し、パラパラと抜け落ちる髪の毛を揺らしながら、両腕を前に伸ばしてよろよろと歩く女性が迷い込む。
ERの受付デスクに辿り着いた彼女を見ると、なんとここ、UCLA、ERの看護師だった。すぐに処置室に運ばれ、そこでの調査により、彼女をこのような目に合わせたのは強力なアルカリ液だと判明するが、彼女を良く知る医師や看護師は、何故こんな目にあったのか見当もつかない。
どうやらスタッフを狙った無差別攻撃らしいとわかり、病院に関わりを持つと思われる容疑者を捕らえようと、その立場と医学知識を駆使して一計を案じるER室長デイヴィッド。だが、思いもよらぬ方法で更なる攻撃を受ける・・・。

この作品は700ページ越えの大作ですが、訳者本人が「羊たちの沈黙」やドラマ「ER 救急救命室」と比肩し得るメディカルサスペンスと言っています。
実際に読み進めていくとER内のシーンではドラマの背景がピッタリきますね。
Posted at 2007/05/27 23:53:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 日記

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「遅れましたが、今年もよろしくお願い致します。

さて、何年前の画像でしょうか? (笑)」
何シテル?   01/03 16:36
得意技・・・ 通勤電車で睡魔に敗北して乗り過ごし。。。←オイ クルマは弄るも維持るも大好きです。 他のネタでも盛り上がれればもっと楽しいかなぁと。...

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