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先程まで、東京大空襲を扱ったドラマが放送されていました。

この局では開局５５周年記念特別番組と銘打って２夜連続、合計約５時間の超特大番組でしたね。

先日の第一部のほうは良く出来てるなあ・・・などと思いながら見ていたのですが、今日の第２部は・・・ちょっと、「あれっ！？」っと思う所がチラホラ。

一つは後半、クライマックスに差し掛かってからのＣＭの多さ。
製作に関する意図などはワタシには判りませんが、ほとんど１カットごとにＣＭというのはどうかと思いました。せっかく、場を盛り上げておいて、そこでコミカルなＣＭを入れられても・・・興醒めしてしまう事もしばしば。録画してこれからご覧になる方はＣＭをカットしたほうがいいかもしれません。（ワタシなら間違い無くそうします！！）

もう一つはストーリー上の演出。
確かに、この大空襲は「殺戮」といっても過言ではないかもしれません。被害者側にしてみれば、こんなに惨い仕打ちも無いでしょう。目撃も、経験もしていないワタシが言えば非難する方もあるかもしれませんが・・・。
でも、おそらく不可能だったと思う（ワタシが調べたところ、記録にも残っていません。）演出で、その残虐さ、悲惨さをアピールするのは どうかと思いました。（具体的にどのシーン、というのは書きません。これから見る方のために。）
加害者側も人間です。苦悩していた人もいたと思うんですけどね。
第一部に一人、登場しましたが、第２部のシーンに比べるとインパクトが薄くて忘れられそうです。

このような悲惨なことが、現実にあったことは紛れもない事実。ゲームや本で、当たり前のように描かれているシーンを当たり前だと思ってはいけませんね。
ゲームの事でバカ騒ぎをするようなことはあっても、現実との区別はしっかりと付けていきたいものです。