• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

masacatのブログ一覧

2009年03月23日 イイね!

読書感想文 その33

読書感想文 その33今回の感想文は雑学系(?)になるんでしょうか??? ^^;

タイトルは「零戦の秘術」(G8-2)。「刊:講談社+α文庫」「著:加藤寛一郎」です。
当時、世界最強と言われた零式艦上戦闘機。 通称ゼロ戦。
実は「ドッグファイト(近距離格闘戦)に限定」して 「燃料を現在のものを使用」し、それに応じて「調整する」など、ベストなコンディションで飛ばすことが出来れば、現代のジェット戦闘機でも太刀打ち出来ないのではないか? と言われている名機です。

実際には、そんなことは有り得ない(ジェット機なら一度加速すれば、一気に引き離す事ができるし、レーダーで そんな距離になるまで気が付かないはずが無い)ため、ゼロ戦には まず勝ち目は無いんですけどね・・・。

この本では、東京大学工学部、航空宇宙工学科の教授として「飛行力学」を教えている作者が、大戦中にゼロ戦を駆って64機を撃墜し撃墜王(エース)と言われ、後に「大空のサムライ」と言う著書を書いた坂井三郎氏にゼロ戦の強さについて聞き出しています。

この坂井三郎。実は「必殺技」は1つだけ。
それは「左捻り込み」です。
「右」ではなくて、「左」。
レシプロ機(内燃機関エンジンを使ったプロペラ機)は、エンジンの回転方向に合わせて機体にも回転しようとする反力(モーメント)が働きます。通常、エンジンは正面に向かって右回転なので、左に回るほうが速く回れると言う事なんだそうです。

この「左捻り込み」。 この本を読み進めていくと、どのような機動を示すものなのか判るのですが、文字だけではムリです。
言ってしまえば 「斜め宙返り」なんですが、スプリットSの最中に、機体を斜めに滑らせながら旋回するので 高度が下がらず、通常の旋回よりも小さな曲率で回ることが出来るというものです。
ちなみに、ゲーム「エース・コンバット」で試しにやってみました。(笑)
結果・・・。
失速して墜ちましたw。 (爆
スプリットSや、インメルマンターンまでは出来るんですけどね。
本にも書いてありますけど、この旋回は ほとんど失速状態です。 コントロール不能になるギリギリのところで旋回しているんですね。

でも、この本を最後まで読み進めていくと、坂井三郎本人の口から驚くべき事実が告白されます。
それは・・・ご自分の目でご確認下さい。
Posted at 2009/03/23 23:25:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 日記

プロフィール

「遅れましたが、今年もよろしくお願い致します。

さて、何年前の画像でしょうか? (笑)」
何シテル?   01/03 16:36
得意技・・・ 通勤電車で睡魔に敗北して乗り過ごし。。。←オイ クルマは弄るも維持るも大好きです。 他のネタでも盛り上がれればもっと楽しいかなぁと。...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
ハイブリッドからのエコカー繋がりでクリーンディーゼル。 (笑) モリモリトルクと燃費の良 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
何の変哲もないハイブリッド車から「ダウンサイジング」。 (笑) 2020年6月末入れ替え
トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド
ハイパワーターボ車、ハイパワーNA車ときて何の変哲もないハイブリット車ですw ワタシの ...
トヨタ マークX トヨタ マークX
ノーマルにしてJZX100に施した全てのいじり内容を網羅するクルマ。 オートマチックに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation