• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

masacatのブログ一覧

2011年01月12日 イイね!

読書感想文 その44

読書感想文 その44いやあ・・・今回はちょっと間が空きすぎましたね。 ^^;

なにせ、上下巻を一気読みするつもりだったんですけど間に色々入っちゃいまして。。。

さて、今回ご紹介するのは・・・ちょっと重いです。
タイトルは「我が闘争」。角川文庫の出版ですが、コードを見ておくの忘れちゃいました。 ^^;
著者は「アドルフ・ヒトラー」(訳:平野一郎)。 そう、約70年前にドイツで国家社会主義ドイツ労働者党(通称ナチス)の党首として独裁政治を敷いた「ヒトラー」その人です。

この本のオリジナルの出版は第1巻が1925年7月。第2巻は翌1926年です。
初めのうちは殆ど売れなかったようですけど、1933年に選挙でヒトラーが党首に選ばれると発行部数はうなぎ上りに増え、「一家に1冊」、「ナチスのバイブル」と言われるくらいの大ベストセラーになったようです。
・・・といっても、実際の所はナチスの政治思想を浸透させるために反強制で置かせたということのようですけどね。

さて、この本が書かれ始めたのは1923年に起きた(起こした)「ミュンヘン一揆」の失敗で投獄された獄中でのこと。実際には書かれたのではなくて口述だったようです。

で、肝心の中身。
ヒトラー自身の生い立ち(父親による教育方法に対する意見など)、学校生活、政治活動、それまでに感じた人種などに関する意見・・・要するに自分だったら国をこうして変える、こういう方向に持っていく、そのために使うであろう方法、ジャマなもの、そのジャマなものを「何とかする」手段が書かれています。
ハッキリ言って、この場に詳しく書いていいものか悩むので・・・やめますw

ただ、この本のスゴイ所は 「読んでいると それが正しいのではないか?」と思えてしまうこと。
例えば、「ある民族は自分の国をメチャクチャにした。だから許せない。」から発展して、「そんな民族は劣等民族なので この世界から排除しなくてはならない。」なんて書いている本を「そーだそーだ!」と鵜呑みに・・・出来てしまうんですよ。。。 この本を読んでいると。

冷静に考えればそんな事が許されるはずがありません!
でも、当時の政党の党首(総統)が、若い時に書いた本がその時代にバッチリ当てはまっていて、「預言者か!?」と思わせるに充分な内容だったら・・・信じてしまったのかも知れませんね。

ヒトラーが何故あれほど民衆を惹きつける事が出来たのか?
彼のカリスマ性や牽引力は調べてみる価値がある題材だと思います。
ちょっと言い回しが難しい所はあります(ワタシは一部辞書を使いましたw ^^;)けど、一度読んでみるのも良いかもしれません。
Posted at 2011/01/12 23:52:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | 読書感想文 | 日記

プロフィール

「遅れましたが、今年もよろしくお願い致します。

さて、何年前の画像でしょうか? (笑)」
何シテル?   01/03 16:36
得意技・・・ 通勤電車で睡魔に敗北して乗り過ごし。。。←オイ クルマは弄るも維持るも大好きです。 他のネタでも盛り上がれればもっと楽しいかなぁと。...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2011/1 >>

       1
2 3 4 56 78
9 1011 12 13 14 15
16 17 18 19 20 2122
23 24 25 26 27 2829
30 31     

愛車一覧

BMW 1シリーズ ハッチバック BMW 1シリーズ ハッチバック
ハイブリッドからのエコカー繋がりでクリーンディーゼル。 (笑) モリモリトルクと燃費の良 ...
トヨタ プリウス トヨタ プリウス
何の変哲もないハイブリッド車から「ダウンサイジング」。 (笑) 2020年6月末入れ替え
トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド トヨタ クラウンアスリート ハイブリッド
ハイパワーターボ車、ハイパワーNA車ときて何の変哲もないハイブリット車ですw ワタシの ...
トヨタ マークX トヨタ マークX
ノーマルにしてJZX100に施した全てのいじり内容を網羅するクルマ。 オートマチックに ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation