5km … R34 スカイライン GT-X
雨。寒い。
NSX 純正タイヤ 【 ADVAN A-022 】 に関し、後輪を 2.8 → 2.3 kgf/㎠ に減圧する件。
それにしても…
「タイヤは、ホンダ指定以外のものは使用しないで下さい」
とは縛りがきつい。
空気圧に関しても、おそらく…
「空気圧は、ホンダ指定以外の空気圧では走行しないで下さい」
というスタンスだろう。
ここから先は自己責任だ。
後輪の空気圧が 2.8 kgf/㎠ とは一般タイヤでは極度な高圧である。リプレイスタイヤでも他の NSX オーナーは 2.8 kgf/㎠ に設定しているのだろうか。
【 ADVAN A-022 】 のサイドウォールには、「 225 / 50 ZR 16 」 の表記の後にロードインデックスの表示がない。
上原繁氏 『だから純正タイヤがいい』
http://www.honda.co.jp/NSX/nsx-press/press34/truth_1/
によると、「リアのタイヤを相当強く」してあるらしく、「一般のリプレイスタイヤ…を NSX に履かせるとリアが弱く」なるらしいので、純正タイヤの負荷能力は一般リプレイスタイヤを下回ることはないと推定される。
すると、「 225 / 50 R 16 」では一般に 「92V」 との表示があるので、「 225 / 50 ZR 16 」 のロードインデックスも 92 とみなし、検討すれば問題はなさそうである。
NSX の車両重量は 1,350kg で、後軸重は 790kg である。
ロードインデックス ( LI ) と空気圧の負荷能力対応表を見ると
空気圧
LI 180 190 200 210 220 230 240 (kPa)
92 530 550 565 585 600 615 630 (kg)
であるので、計算上は 1.8 kgf/㎠ でも問題なく、2.8 → 2.3kgf/㎠ に減圧することについて心配無用であった。むしろ、エクストラロードタイヤでもないタイヤに 2.8kgf/㎠ もの高い空気圧をかけることに問題がないのかと疑問に思う。「225/50R16」サイズのスタンダードロードタイヤでは 2.4kgf/㎠ を上回る空気圧での負荷能力について記載がない。記載がないのはすなわち、その空気圧での想定がなされていない、ということではないか。【 DUNLOP DIREZZA ZⅡ】 をリアに履かせるときは空気圧を 2.4kgf/㎠ までにしておこうと思った。二号機に装着されていたタイヤはスタッドレスだったが、リアタイヤが見事にセンター減りしていて即交換したのを思い出した。おそらく、前オーナーが高い空気圧で走っていたものと思われる。ウィンタータイヤでなくサマータイヤであっても、スタンダードロードタイヤである場合は 2.4kgf/㎠ までの設定にしておいた方がよさそうである。
ホンダ指定のタイヤ 【 YOKOHAMA ADVAN A-022 】 でも空気圧を 2.3kgf/㎠ に設定して心置きなく走行できそうである。
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Posted at
2016/03/19 23:56:00