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イイね!
2018年05月07日

日産スカイライン GT-R の純正マフラーが走行中に溶接部で破断し、垂れ下がったマフラーが地面に接触し、後輪が宙に浮き上がり走行不能に陥った件


誹謗中傷、陰口をたたいている御仁への反論を添えて。
しかし、御仁は長文を目にすると眩暈(めまい)がするらしいので読むのは無理か。

18年前、走行距離 1万km、程度極上、憧れの日産スカイライン GT-R を手に入れた。故障箇所は全て純正部品で置換して 19年目を迎え、すべてのパーツが日産純正部品から成る BNR32 スカイライン GT-R という稀有な存在を維持してきた。

19年目で3本目のマフラーを装着するにあたり初めて純正品ではなく代替品を選択することになった。①純正→②純正→③社外というマフラー交換歴となったことは、その他すべてのパーツが日産純正であるがゆえに不本意であった。名車と言われ歴史に名を残すクルマであるからこそフルオリジナルで乗りたかった。三度(みたび)純正マフラーに交換すると現在では 20万円もかかるが、それでも当初は日産ディーラーで純正マフラーに交換する旨を伝えた。その後、自分で取り外したマフラーを見て考えを改めた。東北大学工学部で金属材料、材料工学を専攻した知人にも見てもらい、溶接部のみで破断していることを確認してもらった。つまり錆びた鉄が主因ではなく、応力の集中により溶接部が破断したのだ。鉄が錆びたことにより強度を維持できなくなったのが主因であれば、溶接部のみではなく、その他の錆びた部分でも破断したはずである。



早合点をして 25年前のマフラーだと決めつけた浅薄な知識の持ち主が、僕の著作物である文章や写真を無断転用しておきながら、僕には「自己責任」であることを自覚せよ、己(おのれ)の無断転用に関しては「自己責任」で書いていると、その時点で自己矛盾に陥っていることにも気づかず的外れな論を展開した結果、より多くの人の目に触れることになった前回のブログであるが、そもそも僕は設計を問題にしたのだ。先の御仁が鉄製、鉄製、鉄は錆びると一つ覚えのように連呼しているが、鋳鉄(ちゅうてつ)が錆びることは僕も承知している。錆びてマフラーに穴が開いても構わない、命の危険はないからだ。また破断もしないに越したことはないが技術的に難しいのも理解できる、溶接により金属は変質し、弱くなるからだ。しかし、垂れ下がる設計はいけないのだ。破断しても下垂しない設計、対策を講じるべきだと僕は日産に提案したのだ。日産は対策しないとのことなので、マフラー下垂事故の危険性を少しでも周知する目的で、国土交通省に報告した文章をブログとして掲載した。先の御仁のような輩(やから)が出てくることは予想していたが、あまりにも程度が…。技術的な論が展開されていたのだったら、どんなに良かったか。

就学前の児童でも経験的に知ることになる「鉄は錆びる」という事実を日産が知らないはずはない。そして現在では一般的に錆びないと思われているステンレスという材料があることも日産は知っているだろう。子供でも知っている「鉄は錆びる」材料であり、見栄えも著しく悪くなる材料であるのに
何故、日産は錆びる鉄をマフラーの材料として使い続けるのか。大手と言われる自動車メーカーが鉄マフラーを作り続けているのだから何か良いことがあるのだろう、というのでは思考停止であり、面白くない。そこでマフラー材料に関する歴史を調べてみた。


藤壺技研工業株式会社の事例

1993年 高級オールステンレスマフラー「レガリス304」登場

1995年 超軽量・オールチタンマフラー「レガリス スーパーTi」登場

2001年 「FUJITSUBO 21プロジェクト」主要商品軽量オールステンレス化 開始

2002年 「FUJITSUBO 21プロジェクト」主要商品軽量オールステンレス化 完了


上記フジツボの技術革新に比べ…
2018年の今になっても尚、鋳鉄マフラーを破断・下垂対策もせず 20万円で販売している日産の姿勢について論じてもよかったと思う。ラインオフ時の設計そのままの形状のマフラーを今でも買えること自体は有難く感謝したい。しかし材料を改善したバージョンがあったらもっと嬉しかった。エンジンは排気系統を含めて設計されている。RB26DETT エンジンの設計性能も純正マフラーでこそ発揮される。できれば純正マフラーを装着したかった。

先の御仁によると僕のようなタイプは自転車に乗ったらよいそうである。僕だけでなく自転車ユーザーをも馬鹿にしているかのようなその言い回しからは知性の欠片も感じられない。根拠が薄弱である。冗談としても面白くない。御仁の文章は実物を見ず、事実も知らずに書き散らした無「責任」な言葉の集合体で、不愉快な負の感情を引き起こす稚拙な文章なので勧めないが、どうしても読みたいという方は、このブログタイトルをコピー&ペーストして検索すると引っかかってくる。

自転車…、これから暫くは自転車も気持ちのよい季節ではあるが、車は車でも自動車が好きなので、今後も自動車に乗りたい。健康で長生きをして、少しでも長くクルマを楽しみたい。



2018年05月16日 <追記>
誹謗中傷ブログが削除された件

誹謗中傷、陰口ブログは削除された。それでも、どうしてもご覧になりたいという方は、Google 検索、検索結果表示画面の【日産自動車 御中】…の▼をクリックして表示される[キャッシュ]をクリックすれば閲覧可能だ。念押しするが決して勧められるものではない。



2018年05月19日 <追記>
誹謗中傷ブログ[キャッシュ]が削除された件

誹謗中傷ブログは Google[キャッシュ]からも削除された。陰口をたたいていた悪質な陰湿ページが完全消滅した。



2018年05月21日 <追記>
マフラー下垂事故の瞬間が撮影された動画の件

wasa@11uk さんが見つけてくださった動画の URL 。百聞は一見に如かず。
同様の事故が国産車でも起きる現実を知っていただきたい。
03:26 ~ 03:36 (10秒) を是非ご覧あれ。
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2018/05/07 20:55:55

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この記事へのコメント

2018年5月8日 12:17
こんにちは、良かったですね 生きてて‥
錆びもありますけど、金属疲労もありそうです
吊ってある場所にも問題がありそうです‥
コメントへの返答
2018年5月8日 20:16
はい。体は無事でした。
錆に関しては、鉄をマフラーの材料として選定した日産が錆びることを前提に強度設計をしているはずです。まさか錆びないものとして設計しているはずが…(笑)
ぼろぼろになるような錆び方をしたわけではなく、表面が酸化鉄になったに過ぎず、溶接部できれいにスパッと破断していることから設計または製造上の問題だろうとお伝えしたのですが、日産の対応は残念なものでした。
下垂事故も精神的にショックでしたが、信奉してきた日産の対応にもショックを受けました。近頃、よく耳にする「神対応」からは大きくかけ離れた対応であったように感じました。もし日産が破断・下垂の対策をしてくれたら、その心意気にプラス 5万円くらいならお支払いするつもりでした。怪我をしていたら、日産の対応も異なるものだったのかもしれません。今後、同様の事故に遭う方が出ないことを祈ります。
2018年5月8日 22:08
再度ですが、こんばんは 写真1枚からです
ので推測に頼る部分もあるかと思いますが‥

①まず日産の対応ですが情けないですね
こんな良いサンプルがあるのに活用されない
のは残念です

②太鼓も含め排気系の強度、設計不良です
どうせ設計するなら、壊れ方の順序を考えろ
と言いたいですね‥ まず一番に壊れる
ところは、音を大きくして そろそろ交換
しなさいと教えるべきです。 太鼓の根元
からポキンはありえないです‥

③最悪破断した時、重い物・大きい物を
脱落させない事も重要ですね。また脱落の
仕方もトレーリング的に落ちるように
後部固定でリーディングに落とすのは
非常に危険です、底に穴を明け車内に
部品が入り込む恐れがあります。

④昔は技術の日産と言われていましたが
取り消しになってしまいますね‥
楽しい車を販売するけど、自己責任で
使って下さい‥ 全ての管理も含めて
 ‥と言っているようですね。
コメントへの返答
2018年5月9日 10:30
おはようございます。

設計者に対して期待される考え方を見事に代弁してくださいました。
仰る通りだと思います。

①僕も一応、自動車メーカーでの勤務経験がありますが、より程度の軽い苦情が届いても翌日にはユーザー宅へ訪問しておりました。
日産が設計、製造した部品がどのように壊れたのか現物を見ずにはいられないというのがメーカーとしての心理であるように思うのですが、残念な対応でした。

②まさに仰せの通りだと考えています。太鼓に穴が開いてくれたのであれば、交換時期だと知ることができ、どんなに良かったか。純正マフラーを製造した下請け会社の製造ミスの可能性もあるのかとも考えましたが、そもそも溶接不良も考慮して、日産は設計するべきでした。溶接部で破断しても下垂しないよう配慮、設計してほしかったです。

③まさに「言い得て妙」とはこのことです。僕もこのように表現できていれば…。進行方向に対し、棒高跳びの棒のように前方に垂れ下がるのではなく、棒を引きずるように後方に垂れ下がる設計であれば…と提案していました(笑)
車内への影響までの考察、洞察も恐れ入りました。まったく考えておりませんでした。

④はい。悲しくなりました。

今回のことで coupe-9 さんのような設計思想に関する理解者と技術的な論を展開できたことは楽しく、読者にも意義のあることだったと考えます。

心よりお礼を申し上げます。
どうもありがとうございます。
2018年5月10日 5:50
おはようございます

> 早合点をして 25年前のマフラーだと決めつけた浅薄な知識の持ち主

申し訳ありません。元の記事を読んでなかったので、稀薄なコメントをしてたかもしれません。

2017年6月8日に車検を受けられて、9カ月後の今年3月に事故に遭われたって事ですか?
25年前の…てのは「クルマが製造されて25年経っている」と理解してイイですか?
25年前に製造されたクルマを18年前に入手し、19年目の2017/6/8に新しいマフラーに交換して車検に通った。にもかかわらず9カ月後の今年3月事故が起こったんですね。

日産にも時系列で説明されたのですね。それで「点検整備をしていれば防げた…」という回答なら許せませんよね。


コメントへの返答
2018年5月10日 11:23
おはようございます。

コメントの件はどうぞ気になさらないでください。コメントした方に対してではなく、無断転載ブログ主(以下『飢える者』と称します)に対して批評したものです。それにもかかわらずこのような誠実なコメントを寄せていただいたことは嬉しく思います。

さて、原文に「25年前」という表記がありましたか?
僕は一度もこの文言を原文で使っておりません。車の実年齢とも異なる数字で、何の関連もない事実誤認表記です。『飢える者』が読者に誤解を与えるよう作為的に用いた文言であるといえるかもしれません。それでも読者にはしっかりと刷り込まれ、その印象を長く残すようですね。その意味で、無断転載した文章に『飢える者』の言葉を巧妙に混ぜる手口は悪質といえます。

虚心坦懐に原文を読み直してみてください。
2018年5月10日 13:01
こんにちは。
お初でコメントさせて頂きます。
よろしくお願いします。
今回の件は、大変でしたね。

自動車関連業界の末席に身を置いている者としては、本件非常に驚いています。
製品設計するにあたり、マフラー落下のリスクは考慮する様に言われていました。
マフラー落下で走行不能になるなんて、本当にあるのかな? 当時は正直なところ思っていました。
それが本当に起こりうるということを知り、驚いています。
ご本人様は大変な目に合われていますが、この事実を知れたことに感謝をしています(すみません、失礼な言い回しで)。

あとご参考までですが、今回購入されているマフラーのフロントパイプに使用されている「SUH409」ですが、海外ではステンレスと認定されていない地区もあります。
念の為、時々(年1回とか)でも、同じマフラー前を見ておかれることを、お勧めします。

長文失礼しました。
貴重な体験談、ありがとうございました。
コメントへの返答
2018年5月10日 13:30
こんにちは。
たいへん貴重なコメントを寄せていただき、ありがとうございます。

自動車業界の、また製品設計に造詣が深い方からの御高説を承り、ブログで扱ってよかったと心底から思いました。是非、くまとっど さんのコメントをより多くの自動車ユーザーに読んでいただきたいものです。
今回の事例が警鐘となるのであれば、私の事故も悪い面ばかりではなかったと思うことができます。

代替マフラーの材料に関する海外での知見まで教えていただき、心より感謝申し上げます。まったく知りませんでした。勉強になります。

たくさんのお気遣いをいただき、どうもありがとうございます。
2018年5月21日 16:57
突然失礼します。

気になっていたのですが、今日YouTubeで動画を見ていたらマフラーが脱落して車体後部が浮き上がる動画がありました。動画の3:26からの部分で、3:30でマフラーが脱落しています。

下記動画です。
Extreme Driving Fails 2017
https://www.youtube.com/watch?v=A_MrIaHTQpU

人間が使う機械の設計原則は第一にフェイルセーフだと思っているんですが、誰もが御存じの運転原則の「かもしれない」という事と同じ事をおもんばかる事が出来なかった結果なんですかね。

失礼しました。
コメントへの返答
2018年5月21日 21:39
お知らせいただき、ありがとうございます。
動画…まさにこのような事故でした。
ロシア車(?)ではなく日本車で、しかも日産を代表する車で、マフラー破断・下垂事故が起きたのは残念なことでした。国産であることに対して、根拠のない信頼を抱いておりました。
現在も供給中の純正マフラーに関する破断・下垂対策の要望は日産自動車にお伝えしましたが、取り合ってもらえませんでした。そこで他の自動車ユーザーの警鐘となるのであれば、と格好の悪い話ですが公開することにしました。

フェイルセーフの設計思想…
機械に問題が発生した場合、常に安全側に制御する考え方…、輸送機器メーカーである日産自動車に話せば分かってもらえると思ったのですが…。

この動画を見て、もしこのマフラー破断・下垂が高速走行中だったら、否もしかしたら既に高速走行中にマフラー下垂事故に遭って亡くなっている方がいるのかもしれない、そう考えるようになりました。
この動画で起きたような事故が日本車でも起こりうる事実を多くの自動車ユーザーに知ってもらいたいです。

この動画の URL を追記させていただきます。
お知らせいただき、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございます。

プロフィール

「[整備] #スカイライン ブレーキペダル・ストッパーラバー取付 https://minkara.carview.co.jp/userid/2494331/car/2117124/5868472/note.aspx
何シテル?   06/13 22:22
隊列の最後尾に控えるという意味です。クルマとタイヤの相性を追求しています。ご迷惑をおかけしないよう走ります。どうぞよろしくお願いします。
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