
よくよく考えて R34 スカイライン GT-X に別サイズのサマータイヤを装着して一ヶ月、1,200km を走り込んだ。
指定サイズ : 205/55R16 (25 GT-X)
標準サイズ : 205/60R15 (25 GT , 20 GT)
実験サイズ : 195/65R15
↑日産純正ホイールに 195/65R15 サイズの
BRIDGESTONE ECOPIA の組み合わせ
GT-X 指定の 205/55R16 サイズのタイヤ&ホイールに比べると、持ち上げた感触は格段に軽い。力を込めて持ち上げた瞬間、拍子抜けした。
装着して走り出しから軽快に感じた。タイヤが馴染む前からである。ブレーキもハンドリングもしっかりしている。扁平率 65% という分厚いタイヤであるのに、このしっかり感は意外であった。ブレーキやハンドリングが期待以上のレスポンスだった一方、期待を下回った点、それが乗り心地である。
父に譲った 17 MAJESTA は実に乗り心地がよかった。タイヤサイズは 215/60R16 で旧型ではあるが同じ ECOPIA を履いていた。扁平率が 60% から 65% に上がれば、サスペンションの違いがあるにしても MAJESTA の乗り心地に迫ることができるのではないかと期待していた。しかし、この期待はまったくの見当はずれであった。乗り心地に関しては、R34 GT-X 指定サイズのタイヤよりはましであるという程度の改善しか体感できなかった。
MAJESTA に関しては、V8 4,000cc の 1UZ-FE が滑らかで低回転でも力強く、エンジンは気に入っていたのだが、ハンドリングとブレーキ、特にハンドリングの低レスポンスに我慢ならず、購入してから間もなく父に譲った。R34 スカイライン が MAJESTA のような鈍重なハンドリングにならなかったのだけはよかった。しかし、実験開始前に期待していた乗り心地は得られず、実践の重要性を再認識した。机上で論を練るよりも、とにかく実験することが真理に近づく唯一の道だと改めて思う。
最後に先ほど満タン給油してきての燃費測定の話。乗り心地を追求して、空気圧を 205-225kPa という低いレンジまで落として走行してきた結果。
551.7km ÷ 53.08ℓ ≒ 10.4km/ℓ
と今回、遠出ゼロの街中走行のみだった燃費としては上出来だった。
タイヤとは何か、タイヤはどうあるべきかを探る実験は続く。
Posted at 2017/05/31 23:24:25 | |
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