船形山(御所山)に登る

遠出ばかりでなく
すぐ近くの山にでも登ってみますかねぇ？

2時間とかクルマで走ってから登るのも
とってもメンドイんで…(；^∀^)

で

登るのはクルマで小一時間。

宮城、山形県境の
日本二百名山の船形山。

深田久弥曰く
“いい山だがちょっと背が低い”
ってことで百名山にはならなかったとのこと(^o^;)

ちなみに

その名のとおり

船底のような形
(この前の月山からはこんな風に見えました。)

なお

船形山とは宮城側からの呼び名。

山形側からは御所山と呼びます。

承久の乱で佐渡島に流刑になって
没したと伝えられている順徳天皇が
実は佐渡島から脱出して
尾花沢まで落ち延び隠れ住んだとの伝説が。

山の名は天皇の居所、御所にちなむとか。

…前置きが長くなりました(^^ゞ

黒伏高原スキー場の前を通って
柳沢林道のどんづまりに

ポルテを止めたら
観音寺ってルートを登っていきます。

登山口からすぐに

山の王ってブナの大木があるので
ごあいさつを。

それからしばらくは

見通しのきかないブナ林を登っていきます。

分岐に出ましたが

読めません(；^∀^)

方向的に

朝日の射す方へ。

日が射すと顔の高さにあるクモの巣がよく見えます。

どうも私が今日のこのルートの最初の登山者で
また誰も抜いていってくれなかったので
山頂近くまで顔にまとわりつく
クモの巣に悩まされました(-""-;)

時々

見通しのいい

ところに出ますが

ず～っと林の中のルートで
ほとんど眺望は望めません。

それでも

木々の切れ間に

船形山山頂が見えました。
(まだまだあるな…。)

倒木をぶった切って無理やり階段にw

あともうちょっと。

この少し先に

こんな表示があったのでいってみます。

水量少ないしあんまりキレイじゃない。
300mのロス…(;´д｀)

もう少しです。

山頂もだいぶ近くに。

でもこっからがキツイ…。

山頂までの急勾配を

ロープをつたって
一気に登らなきゃなりません。

ぜえぜえいいながら登りきって

ふと振り向くと

なかなかの景色。

けっこう登ってきたなぁ。

ようやく森林限界を越え

クモの巣に悩まされなくなったと思ったら

すぐ山頂でした(^_^;)

山頂の避難小屋はガッチリ戸締まり。

ようやく山頂です。

一等三角点には

よくわからないイラスト？の描かれた石が。

では

腰を下ろす場所を探したら

景色を楽しみつつブランチを。
(今日は下りたらすぐ腹ごしらえするつもりなんで
消化のいいサンドイッチを)

食べ終わったら

誰もいない山頂をぶらぶら。

北方向。
そういえば栗駒山ってまだ登ったことないなぁ。
(タイミング的に今年は無理かな。)

南東方向。
体力、気力があれば泉ヶ岳まで縦走できます(^o^;)

宮城県は雲の下。

南西方向には蔵王の山々。

そういえば神社があるはずだけど…

と探したら畳まれてました(^o^;)

北の方向から３人ほど登ってきました。

とりあえず頂上を堪能できたので下りますかね。

で

下りが大変でした。

ロープをつたう急勾配。
泥で滑りやすく、結局滑って尻餅。その後すぐ転倒。

登山道にはりだした木に頭をぶつけるは

早い段階で1.5Lの水は飲みきるは

…と散々でしたが

なんとか王様のところまで下りてきました。

おじゃましました。
もう二度と来ないと思います…。
とご挨拶(^o^;)

ポルテまで戻ってきました。

もう泥だらけ。

今年登った山では一番低いのに
一番しんどかった…(-。-;)

たぶんこの山は二度と登らないなぁ。

では帰ろう。

さて途中腹ごしらえでも…。