kazamiインテグラのブログ一覧

自動車を物理する、という個人的に大好きな個人でドラテクを研究している人のサイトがある。
アクセスして読むととても面白いので気になったら検索をおすすめ。

そこで練習に最適な車としてヴィッツなど、普通なコンパクトが多々羅列されている中にフィットもあった。
恐らくは初期型GDフィットの事だとおもうが、リヤが粘るためやや難しいとのこと。
うちのはGEなのでやや違うが、ノーマルで走り込んでいくと、確かにリヤは粘る。

じゃあ濡れてたらどうだろう？と思って雨の日に走り込んでみると、やはりリヤは粘る。うまく荷重をのせてくとニュートラル、それ以上にはなかなか行かないのは腕のなさからとは思うが、言い換えるとかなり乗りやすい。

ダウンヒルはブレーキで荷重コントロールしながらニュートラルで曲げやすく、ヒルクライムはベタぶみでアンダー軽く出しながら強引にいける。

インテグラではこうはいかない。パワーがあり、195幅の純正タイヤサイズと200馬力の前輪駆動を考えながら微妙なアクセルコントロールが必要になってくる。また、足を固めてそれに頼って曲がれてしまっている感じがある。それなりに速いわけだが、乗せてもらっている感が強くて自分でコントロールしてる！といった感じではなく正直最近やや苦痛になってきている。
機械式LSDも、1wayのものがそれなりのロック率でくんであるので強引にターンインのミスも帳消しにできる。

これが、面白くない。速かった周に、いったい何が成功したのか、車のおかげなのか、曲げ方が良かったのか、車の懐が深すぎてわかりにくすぎる為である。

だが、フィットは違う。
ノーマル足時代は無茶すると普通に曲がらない。175の14インチサイズなエナセーブは正直にショルダーをハゲ散らかし、アンダーを誘発。
ドライビングが成功すると挙動に現れ、すっと頭が入りアクセルコントロールで姿勢を維持しながら高速コーナーを駆け抜ける。
うまく出来た時に何をしなきゃいけなかったかがとてもわかりやすい。

動きが全体的に大きく、動作にうつるのに時間がかかるのでワンテンポ早めにすべて丁寧な操作が必要である。

これの何がすごいかというと、インテグラのドライブにも劇的に効いたこと。
フィットのイメージで走らせると速い。

ノーマルで練習。
基礎は大事ということを痛感した。

今ではダウンサスを組み、フィットはドノーマルではなくなってしまったが、ワンランク上の走りにはなったものの、まだまだやんわりとしたノーマルの挙動の影があり、とても練習になる。

初期型ヴィッツの新品純正足仕様にも乗ってみたいと思った初秋の夜である。

追記
ぶんきちさんの書くドラテクサイトも個人的に大好きである(笑)突発的なオーバーをフルブレーキロックで回避する動画は必見！

(写真は全然関係ないけど初代カルタスクレセントワゴンin十和田湖)