今回、取り付けはみんカラ友達の会社員なおきちさんと二人で・・・
二人とも足回り交換の経験者なので1時間半程で交換できました
『ストリートベイシス』は純正アッパーを使用するので、本来、純正を取り外してアッパーやブッシュを移植する必要がありますが、TEIN様のご厚意で半額で購入できたので、ポン付けで交換作業を効率的にしたかった事もあり、フロント&リア共にアッパーマウント等は純正部品一式を揃えました。
それに、ゴムブッシュ類は新車から3年半経っているので新品にした方が『ストリートベイシス』の性能をいかんなく発揮できると思ったからですね
とりあえず、前後の車高は基準位置にしました。前が-25mm、後ろが-45mm。
今回走行距離約50kmでのレポートですが、100km程乗れば車高も落ち着くでしょうし、その時にアライメントをしっかり取って再度評価してみたいと思います。
○スタイリングについてのレポート
文句無しにカッコよくなりました
このムーヴはX-Limitedで純正14インチからRS用の純正16インチに履き替えているため、ノーマル車高ではどうしても腰高感が否めなかったですが、軽とは思えないスタイリッシュないでたちに変身です
○街中での乗り心地についてのレポート
取り付け後、早速試乗に出かけましたが、素人の僕でも動き出して直ぐに良いモノだって分かりました。純正のダンパーは水で出来ているの?って思うくらい減衰力を感じる事が無く、街中の小さな段差でも、ガツン、ガツンの繰り返しでしたが、交換後は硬いながらもタン、タンという感じで減衰力を感じる事ができます。また車高が下がったおかげでロールも減り、運転が楽になりました
車高調と言うと、どうしても「乗り心地が悪い、硬い」と言ったイメージが付きまといますが、この『ストリートベイシス』は街中で乗っている限りでは、車高調だと気づく人は少ないと思います。確かにノーマルと比べれば『硬い』ですが、いやらしい、後味の悪い乗り心地ではなく引き締まった乗り心地と言うのが適切なのかもしれません
たぶん、このムーヴをメインで使用する嫁さんは『ストリートベイシス』に交換した事に気づかないと思います
○高速道路での安定感についてのレポート
15kmほど高速道路に乗りましたが、ここでも一回り大きな車に乗っているような安心感、安定感がありました。交換前は速度を上げるにつれてユラユラと落ち着きのない足回りに悩まれてていましたが、実にフラットな乗り心地でハンドルに手を軽く添えているだけで道路のツナギ目などもいなしてくれます。
これまで軽のムーヴで高速道路を運転するのはハンドリング等に安定感がなく、怖くて嫌だったのですがこれから積極的に高速道路も利用してみたくなりました
○同乗者の方の乗り心地についての感想
これは、今回取り付けを手伝ってくれた、会社員なおきちさんもビックリ!の乗り心地でした。
ご自身は某有名自動車ディーラーにお勤めなので、この手の商品を良くご存じで、草レースも嗜む方ですが、乗り心地はノーマルよりむしろ好ましいんじゃない?というくらい気に入ってました
試乗の帰りは彼が運転して、僕が助手席でしたが、乗り心地も満足ですが、少しハードなブレーキをしても、車の姿勢変化が少なくなったのもメリットの一つだと思います
○STREET BASISはお友達にすすめられる車高調か?
純正のフワフワした乗り心地が嫌だとか、軽でも運転する楽しみを味わいたい方にはオススメです
確かに車高調+工賃を考えると、車両価格の1割近くするので躊躇する方もいると思います。
けれど、各パーツの仕上げや精度を手にとってみれば納得できるモノですし、何より乗り心地が良い意味で激変し本来こうあって欲しいと思わせるような出来です。
特に初心者や女性のユーザーに使って欲しいな~と思います
『ストリートベイシス』は単なる車高調じゃなく、車を楽しくしてくれるツールですネ
【追記】
約200km走行後にフロントの車高を5mm下げました
これで、見た目もバッチリです
さらに、100km走行後にアライメントを調整しました。
ムーヴはフロント2箇所しか調整することができませんが、それでも調整後はステアリングの操舵が以前より素直になりました。
これで、ますます楽しく運転できるムーヴになりました
【追記2】
フロントを基準値から-5mmにしていましたが、大きなバンプでインナーフェンダーと擦れる事がたまにあったので、基準値に戻しました
8,765km