三菱純正部品 ランエボⅧMR燃料ポンプ  

ランエボⅢのノーマル燃料ポンプの吐流量は100L/Hで、ブーストアップして1.0Kgのブーストをかけるには、高回転時の燃圧確保が難しい性能です（ランエボⅢは、ノーマルで0.7Kg程しかブーストがかかりません）。そこで、高回転時の燃圧を確保する為、吐流量の多い燃料ポンプを使用したのですが、吐流量が多すぎてエンジンのかかりが悪くなってしまいました。
以前に、サード製汎用燃料ポンプ（吐流量200L/H）を使用していた時は、セルを7、8秒回さなければエンジンがかからないという事態になりました。調整式燃圧レギュレーターを使用すれば問題ないのですが、資金の問題で使用できませんでした。
そんなとき、程よい吐流量の燃料ポンプを探して見つけたのが、ランエボⅧMRの燃料ポンプでした。高年式のランエボの燃料ポンプ流用は、ランエボ乗りの間ではメジャーな事でしたので、私も同じ流用で費用を抑える事にしました。
ランエボⅧMRの燃料ポンプは、確か吐流量170L/Hだったと思います。160L/Hぐらいポンプのを探していたので、ちょうどいいのが見つかって良かったです。
交換した感想ですが、ノーマルポンプに比べ、セルが1、2回ぐらい多く回ってエンジンがかかりますが、始動性が悪いと言うほどではありません。エンジンは、高回転でブーストをかけた時の伸びが良くなりまし。パワーアップが目的ではなく、マージン確保が目的なので、これで満足しています。欲を言えば、燃料ポンプハーネスの強化、調整式燃圧レギュレーターへの交換をして、もっと安全確保したい所です。
ブーストアップしていないノーマル車両でも、古い車の古い燃料ポンプは、機能が低下しますので補修目的で燃料ポンプ交換するのもおススメです。ターボ車の燃圧低下はエンジンブローにつながるトラブルになります。
ネットオークションなどで、中古品を購入して自分で交換すれば、かなり安価ですみます。が、燃料ポンプ交換は、狭い場所での作業になりますので、大変です。燃料タンクを下ろせば簡単に交換できますが。燃料タンクを下ろすのが大変です。ディーラーでも結構な工賃を取ります。交換作業を依頼すると出費がつらいですが、安全対策と思って交換することをおススメします。
購入金額はヤフオクで中古品の落札価格です。