alfa 147 フロント スプリング ショック サス交換 DIY No.1 取り外し
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
使用工具類
5mmHEX 10mmHEX 17mm ショートメガネ 19mmメガネ
19mmディープソケット(ホイールナットソケット) ラチェット
ブレーカーバー タイロットエンドプーラー クロスレンチ
油圧パンタジャッキ 車載ジャッキ リジットラック×2
あると便利な物
17mmホイールナット用ソケット CRC-556
ギアレンチor貫通ソケットレンチ シリコンスプレー
ラバープロテクタント インパクトレンチ
ボンネットのロックを外してからリヤに輪留めをし17mm
ホイールボルトを緩め、作業しない側のフロントをジャッキアップ、ウマ掛けをしてから作業側を上げウマを掛けジャッキも掛けたままにしておく。
作業する側のみホイールを外しサイドシルの下に入れる。
私は左から開始しましたので右から上げました。
画像は左の作業が終了し右に移るところです。
片側だけ上げての作業だとスタビが効いたままになりスタビリンクを抜くのが大変そうなので両側を上げました。
※本来147は片側づつしか上げられません。
危険を伴う作業なので同じ事をする場合は自己責任で。
可能なら同じ油圧パンタジャッキを2つ用意して左右同時に二人でジャッキアップするのが良いと思います。
2
作業は右側
赤〇ブレーキホース、青〇ABSセンサーコードを外し、
赤→のパッドセンサーコードをカプラーから外してからピラー裏の赤↓とホークの←を外す。
私はシリコンスプレーを噴いてから外しました。
赤〇部にピンのロックがあるので無くさないように。
画像ではピンは外した後です。
コード類を外したら
スタビライザーリンクのナット17mmをホークから外します。
青↑スタビ側は外さなくて大丈夫。
ボールジョイントなので初めはラチェットで緩め共回りしだしたら画像のように5mmHEXで抑えながらメガネで外しましたが、レンチがタイヤハウスに当たり可動域が狭いので途中からホイールナットソケットにレンチを掛けて外しました。
レンチが長く代わりの工具が無い場合はステアリングを
右に切れば作業スペースが広がります。
板ラチェットか貫通ソケットがあれば楽出来ますね。
リンクのジョイントはスタビを手で持ち上げて外せましたが、片側だけジャッキアップしていて持ち上がらない場合はスタビの下にジャッキを当てると簡単です。
※ロッドを抜くときワッシャーの紛失注意
3
作業の前にロアアームをジャッキで支えてから
アッパーアームのボールジョイントを外して行きます。
ボルト(赤〇)が錆びていたのでブーツに掛からないよう注意しながらCRC5-56を噴いてから17mmのナットをラチェットで外しました。
(供回りしなかったので5mmHEX出番なし)
作業を進める前に外したナットが手回しではまるか確認。
引っ掛かりがあるようなら汚れや錆を良く落としておきましょう。
曲がりがあるようならアッパーアームごと交換です。
セレナもアルトもボールジョイントはハンマーで叩いて外していましたが、今回初めてプーラーを使いました。
理由はアッパーアームがアルミで間違って叩いたら壊れそうなので…。
まず捨てナット(No.7画像ショックの取付ナットと同じサイズ)をツラまで嵌め、プーラーを掛けます。
プーラーの締付ボルト(黄〇)にもCRCを噴きました。
※プーラーの爪でブーツを傷つけないよう注意。
落下防止の為コードを巻いておいたのですが、手で支えながらラチェットでボルトを3回締め込んだらあっさり外れてしまいました。
締め込んでは叩き締め込んでは叩きを繰り返して
「バキッ!」音と共に外れると思っていたら音も無くはずれ手ごたえも無し。
せっかくプーラー買ったのになんだか拍子抜けです。
画像下
ボールジョイントのガタも無くブーツも傷んでいませんでした。ナットは無くさないように元のボルトに取付この後作業の邪魔にならないようにアッパーアームを上に押しあげておきます。
4
画像上右
ホークからショックを抜くために10mmHEXを外す前に
CRCを染み込ませておきます。
ボルトは四角いナット(上画像赤↓↑)でホークに面して止まっているので供回りする事はないので抑える必要はありません。
画像下
10mmHEXビットをソケットアダプターで繋いで回したら
ヌルッとした感触とともにソケットアダプターが捻じれて半分切れてしまいました。
さらに横着をして10mmHEXビットとインパクトドライバーで外しに掛かると愛用のマグネットソケット破損…。
画像上左
仕方が無いので六角レンチで外す事に…。でもかなりきつく締まっていたので六角レンチにメガネを掛けて外しました。
このボルト抜くのがかなりキツイと聞いていましたが、緩んでからは手で抜けました。
何故最初から使わなかったかは取付時にトルクレンチに取付られるビットで試したかったからです。
※後期型は E型トルクス 14 だそうです。
5
※供回りしないからと言ってもホークに固定されている訳じゃないのでボルトを抜くとき抑えの四角いナット(赤↓)と蒲鉾型のワッシャー(黄↓)が落下しないよう注意
外した部品はバンパー側から
ボルト、ワッシャー、ステー、(ホーク)、蒲鉾、ナット
と取付ける向き、順番が分かるように保管。
ここでロアアームを支えているジャッキを外します。
画像下(この画像は左側です)
ホークからダンパーを抜く為にナックルを押し下げるとブラッケットからダンパーが抜けて行きます。
抜けやすくするためにダンパーとホークの接続部分にもCRCを噴きました。
でも赤〇 スタビリンクに当たってしまい完全には抜けませんでした。
この後のホークからダンパーを抜く作業が一番大変です。
6
ホークからダンパーが完全には抜けなかったのでロアアームからホークを外すことにします。
ボルト側を19メガネで供回りを防ぎナットを19mmディープソケット(ホイールナットソケット)をブレーカーバーに取り付けて外す。
ホイールボルトと同等のトルクで締めてありました。
このボルトも抜くのは大変と聞いていたのですが、ボルトをラチェットで抜ける所まで回して反対側から6mm六角レンチで押すとあっさり抜けました。
7
ここで青〇アッパーマウントのナット17mm2ヶ所を取り去らずに二巻き位残して緩めてからホークを両手で掴んで前後左右に揺すりながらショックからホークを抜いて行きます。
No.5でホークがスタビリンクに当たっているのでホークとダンパーを手前(ナックル側)に引きながらはずしました。
※ドライブシャフトブーツにホークが当たらないように注意
ホークをショックから取り外すとショックが宙づりになりナックルはドラシャで支える状態になるのでもう一度ロアアームをジャッキで支えておきました。
最後にナットを取り去り、配線類を引っ掛けないようにダンパーを抜き取ります。
ゴムワッシャーが1つ出てきましたが何でしょう?
外れない場合は黄〇のナットを外しアッパーアームごと取り外す事も可能。
8
取り出したストラット。
何でしょうこの曲がり方は…。
ダストカバーと接触してカバーは動きもしません。
乗っていても何も気づきませんでした。
アルファはスプリングがズレルのは当たり前?とは聞いていましたがこれで大丈夫なんでしょうか…。
取付後にこんな風になってしまうことがあるのか、
新車の組み付け時アッパーマウントを軸に捩じることが出来るのか知りたいですね。
「スプリングが曲がって付いているから見てごらん。」と教えてあげると耳を上げて驚いていました。
写真を撮って掃除もしながの作業で左は1時間以上掛かってしましました。
右は30分位で外れました。
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