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『パートカラー』

モノクロの中で一部分だけをカラーにして
その部分を強調させる表現方法である。

自分がこのパートカラーを知るきっかけになったのは映画好きの同僚から勧められて、
スティーヴン・スピルバーグ監督の『シンドラーのリスト』という映画を観てからです。




この映画はナチス・ドイツによるホロコースト（大量虐殺）を描いたアメリカ映画ですので内容は重く、手放しには勧められませんが、有名な映画作品です。

この映画の中のモノクロの映像の中で赤いコートを着た女の子が印象的だったのを覚えてます。




車や写真には何にも関係無く、意図も異なりますが、印象を与えるという観点から自分で撮影した愛車を加工して、パートカラーで赤を出す表現法が自分は結構好きです。

また自分の車に赤の箇所がどこにあるかも一目瞭然ですね。

レヴォーグ の写真表現でスピルバーグの真似をしたりしてたつもりでしたが、この方法はスピルバーグも尊敬する黒沢明監督の『天国と地獄』から真似たものだそうです。

映画は詳しく無いのでわかりませんが、黒沢監督はやはり偉人なんですねー。