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11月20日に発売される予定の、新型マツダアテンザ。
そのJC08モード燃費が、明らかになった模様です。

記事によれば、最も数値が良いのは、SKYACTIV-D 2.2にMTをドッキングしたセダンモデルで、22.4km/L。
同ワゴンモデルが、22.2km/L。
ATモデルは、セダンワゴンとも、20.0km/Lであるため、ATよりもMTの方が燃費は良いことになります。
ガソリンエンジンでは、セダンワゴンとも、SKYACTIV-G 2.0が17.4km/L、SKYACTIV-2.5が15.6km/L。

いずれのモデルも、かなり良好な数値。
走り方一つで、燃費なぞすぐに変化するものなので、あくまでも参考数値でしかありませんが、それにしてもガソリンエンジン換算で、4.2リッター級のトルクを誇るディーゼル車の燃費は、なかなかのインパクトだと思います。
また、ATよりもMTの方が良好なのも、MTを買いたくても奥様を説得できない層には一つの武器になることでしょう。

燃費や低価格、無駄な広さが売りにしかならないクルマが多い昨今、デザインを含め、全ての面で高いレベルにある予感がする新型アテンザは、マツダの時代に対するアンチテーゼ。
ますます期待は膨らみます。

三菱がアウトランダーを登場させた裏で、マツダはひっそりと新型車を登場させていました。
その名も、フレア。
あれ、フレアってもうあったのでは？と思ったところ、以前登場したスズキパレットのOEMモデルは、フレアワゴンで、今回のフレアは、スズキワゴンRのOEMモデル。
つまり、今までAZ-ワゴンと名乗っていたモデルが、ワゴンRのフルモデルチェンジにあわせて、フレアとなった次第。

AZ-ワゴンのAZとは、専売店であったオートザム店の頭文字であったはずですが、現在はマツダオートザムとなり、その存在が薄れてきているために、AZの名を冠することをやめたと予想されます。
これで、AZを名乗るモデルは、スズキジムニーのOEMとなるAZ-オフロードのみ。
今後、どのような名前になるかが気になるところです。

その結果、我が家にあるAZ-ワゴンが最終モデルとなった次第。
特に、ベースのワゴンR同様、MTが廃止されただけに、我が家のAZ-ワゴンは、かなりレアモデル。
ただ、私の両親のように、ATよりMTの方が乗りやすいと言う人も、特に高齢者では少なからずいることが予想されるだけに、MTの廃止は非常に残念。
このままでは、我が家にフレアがやってくることはないでしょう。

マツダは軽OEMモデルに対し、昔から少なからず拘りがあるようで、今回のフレアでも、エンブレムの変更のみに留まることはなく、フロントグリルやバンパーはマツダ専用となっている模様。
このあたりは、スズキエンブレムをスリーダイヤにすげ替えただけの三菱とは大違い。

そして、何より今回のフレアで驚いたことが一つ。
先日、何気なくテレビを見ていたら、目に飛び込んできたの、なんとフレアのコマーシャル。



有名な俳優を使っているわけではありませんが、何となく、フレアを買うと人生が楽しくなりそうな雰囲気を伝えるコマーシャルとなっています。
マツダの軽自動車のコマーシャルを見た記憶が最近はないだけに、久々のコマーシャル。
OEMモデルとは言え、マツダの本気さと好調さが伝わってきます。

こういったOEMは、少なからずWin-Winの関係となっているため、今後も続くことでしょう。
人と違うワゴンRに乗りたい方はどうぞ。