ぶみのブログ一覧

トヨタ系企業が多い我が地方では、この時期、トヨタ系企業が休みになるため、交通量がめっきり減ってきます。

そんな中、毎日必ず見るようになってきたのが、現行プリウス。
販売台数からみてもわかるように、かなりの勢いで増殖中です。

見た感じ、7割がGもしくは、Sグレードで、3割が17インチアルミを履いたツーリングセレクションといったところか。
リアワイパーすら装備できない、価格スペシャルのLグレードは、殆ど見かけません。

この増殖ぶりは、一昔前のカローラのよう。
もはや、販売台数からすれば、カローラアクシオなぞ、見る影もありません。

ただ、私は前から書いているように、この状況は異常だと思っています。
エコ＝燃費が全てなアホなメディアによる風潮と、減税という政治、そして何より、プリウス以外を売れなくしてしまった戦略的な価格。
これらが全て軌道に乗って、今の販売につながっていると思いますが、正直これは一過性なもの。
景気の先食いとも思われる状況です。

一見、プリウスの売れ行きだけで、車が売れているような気になりますが、トヨタに関して言えば、プリウス以外は全く売れていない状態。
長い目で見た場合、プリウスを一人勝ちにしてしまったことは、自分で自分の首をしめてしまうのではないでしょうか。
おかげで、もともと存在感が希薄な、ブレイドやヴァンガード、ジオと言った鉄くず車は、ますます忘却の彼方へ。

果たして、今プリウスに乗っている人たちの何割が、試乗して決めたのか。
何度も言いますが、燃費はあくまでも車の指標の一つであるはず。
確かに、現行プリウスは間違いのない車ですが、初代、二代目プリウスからすると、そのアップデート振りは微少。
デザインからすると、リアからの眺めは二代目と一見区別がつかず、全体的なフォルムも新鮮度はゼロ。
燃費が車の全てと思っている人には、持ってこいの選択でしょうが、果たしてそれは自分の考えに基づいたものかどうか。
ハイブリッド車特有の、運転しているという実感が希薄なフィーリングが、多くの人の琴線に触れるものではないと思うのは、私だけでしょうか…。

コンビニに寄って、思わず購入してしまいました。

それは缶コーヒーのボス。
2缶セットでのおまけでついていたのが、画像のウィリアムズFW14B。
プルバック式のミニカーです。

ウィリアムズF1と言えば、私の中では、この青と黄色の車。
当時、飛び道具とも言えるアクティブサスペンションを搭載し、ナイジェルマンセルが駆るFW14Bは、異次元の速さを発揮。
ハイテク装備が速さに直結した車でした。

ちなみに歴代ウィリアムズマシンが、全部で7種類あるので、欲しい人はサークルKサンクスへGo！

ソアラやセリカにも、アクティブサスがあったことを思い出しました…。

最近、徐々に街中でも見かけるようになった、現行レガシィ。
で、見るにつれ、これはやばいぞ、と思うようになった次第です。
それは、やはりデザイン。
今回のデザインには、所謂「レガシィらしさ」が感じられず、そしてなにより、つまらない。
今までのレガシィは、無骨でありながら、どこから見てもレガシィと思わせるものがあったし、見れば見る程、味わいのあるものでした。
しかし、今回のレガシィは、無国籍で、無味乾燥…。
特に背の高さが、致命的。
あれだけ背を高くした場合、もう少し、横方向の抑揚を出さないと、端正なプロポーションにはならないのですが、サイドはのっぺり。
ミニバン級の高さがもたらした恩恵は、デザインにはないように思います。

レガシィのポジショニングからして、どこに行きたいのか。
スポーティにしたいのか、高級感を出したいのか。
全てが中途半端に終わってしまっているような気がします。

デザインは、個人の好みですので、あまり突っ込みたくはありませんが、久々にこれはあかんと思わせるデザインなので、あえて書きました。
ハードとしては、完熟の域に達してきているだけに、このデザインがブランドイメージを落とさなければよいのですが…。

今日、デパートで見た、驚愕の光景。
それは、まだ我が息子より小さい、2歳にもならないような子どもに、親がオロナミンCを飲ませている光景です。
私も、妻もこれにはビックリ。
空いた口が塞がらないとは、このことでした。
その親は「○○ちゃん、おいしいでしょ〜」と言って、何のためらいもなく飲ませていました。

まだ、臓器や味覚が未発達の子どもに、炭酸飲料で、しかもまだ必要のないビタミン等がたっぷり入った飲料を飲ませるとは…。

乳幼児には、栄養バランスの摂れた食生活であれば、お菓子を始め、食べさせる必要のないものは、数多くあります。
食育を知らない親に育てられる子が可哀想…。
子どもにとって、かしこい親でありたいものです。