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2012年08月30日 イイね!

新型Mazda6(日本名アテンザ)セダンモデル世界初公開

以前書いたように、マツダはモスクワモーターショーで、新型Mazda6(日本名アテンザ)のセダンモデルを発表するとしていましたが、遂に公開されました。



CX-5に続き、SKYACITVと魂動デザインを採用した、マツダの新世代モデル第二弾。

ただ、懸念していたように、ボディサイズはまたまたアップ。
全長4865mm、全幅1840mm、全高1450mm、ホイールベース2830mmと、現行モデルの日本仕様に対し、全長で130mm、全幅で45mm、全高で10mm、ホイールベースで105mmと、いずれも大きくなっており、まさにグローバルサイズ。
全長、全幅にいたっては、国内でも最大級となる私のMPVに匹敵するもの。
日本仕様と海外仕様を造り分ける余裕はなく、ましてや日本市場はおまけみたいなもの。
アクセラとの棲み分けを考えると、致し方ないところでしょうか。

私の住んでいるような地方都市では、MPVに乗っていても、よほどの細街路に入り込まない限り、取り回しに苦労することもなく、また立体駐車場に止めなければならないようなシチュエーションは皆無であるため、あまりサイズが気にならないのも事実。
ただ、見切りや視界の良さ、サイズだけではなく、ドライバビリティを含めた運転のしやすさが、必須条件となってきます。

ロシア仕様のエンジンは、CX-5に積まれた2リッターと、初公開となる2.5リッターのSKYACTIV-G。
2.5リッターのスペックは、192ps/5700rpm、26.1kgm/3250rpmで、バランスシャフトを採用ているとのことなので、そのフィーリングが気になります。

トランスミッションは、2リッターが、6ATのSKYACTIV-DRIVEか、6MTのSKYACTIV-MT。
2.5リッターには、6ATのSKYACTIV-DRIVEをドッキング。
サスペンションは、マツダ得意のフロントストラット、リアマルチリンクとなっているようです。

日本仕様には、ディーゼルモデルが導入されると想定されますが、歴代のアテンザに設定があったMTを、今回もぜひ設定してもらいたいところ。

そして、やはり何と言っても、目を奪われるのはそのデザイン。
魂動デザインと言われるボディラインは、現行モデルにはない力強さを与え、そして現行モデルとは、また違う美しさを感じます。
特にリアサイドからの眺めは、日本車では殆ど皆無な、妖艶さを感じさせてくれるもの。

久々に、かっこいいと思わせる車の登場であり、マツダデザインの魅力が溢れています。
世界を相手にするだけの力は、間違いなく備わっている新型アテンザ。
車本来の魅力を伝えるのに必要なのは、カタログを彩る快適装備でも、ましてや奇をてらったコマーシャルでもなく、やはり車そのものが高い魅力を持っていることだと思います。
Posted at 2012/08/30 21:27:06 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車(マツダ) | クルマ
2012年08月28日 イイね!

ノートフルモデルチェンジ

日産自動車は、ノートをフルモデルチェンジし、9月3日に発売すると発表しました。

以前、ノートの安全装備について、こりゃ駄目だとした反面、心の中では、発売された暁には充実させてくるだろう、と淡い期待を抱いていたのですが、もろくも崩れ去りました。

以前書いたとおり、後席中央は見事にヘッドレストレス。
カーテンエアバッグは、一部グレードにオプション。
VDCも同様で、一部グレードにオプションと、標準設定されているグレードはありません。

今時、こんな内容で、何がグローバルカーなのか。
本家の市場である国内モデルがこんな有様で、恥ずかしくないのかと言いたいです。

そして、もう一つ腹立たしいのは、今回のモデルの目玉、1.2リッター直噴スーパーチャージャーエンジンを搭載した、S DIG-Sなるグレードの存在。
今回のノートで注目されている、JC08モード燃費25.2km/Lというのは、そのグレードで達成されているのですが、これが実は燃費スペシャルモデル。
その一つ上となる、X DIG-Sは24.0km/Lとなるのですが、XからSで落とされる装備は以下のとおり。
 ・プライバシーガラス→グリーンガラス
 ・ドアミラーの電動格納
 ・プッシュエンジンスターター
 ・インテリジェントキー
 ・運転席バニティミラー
 ・マップランプ
 ・インテリアの一部シルバーフィニッシャー
 ・フロントスピーカー
 ・運転席シートリフター
 ・リヤシート分割なし
 ・メッキインナードアハンドル
 ・エンジンイモビライザー
そして何故か、他のグレードが14インチタイヤ+ホイールカバーが標準となっているのに対し、これだけ1サイズ大きく15インチタイヤ+ホイールカバーとなっています。
しかし、その弊害として、最小回転半径が4.7mから5.2mと大幅にアップし、メーカーオプションがないため、前述のようにカーテンエアバッグや、VDCのチョイスすらできない設定。

快適装備はもちろん、取回しが悪くなり、適切な運転姿勢をとるためのシートリフターまで廃した結果、20kgの重量減となり、手に入った燃費は、1.2km/Lで、その価格差は、50,400円。
そこまでして、クラストップレベルとなる燃費数値を手に入れるメリットは何なのか。
ノートが、ミライースのように燃費スペシャルなコンセプトのもとに造られたのならいざしらず、グローバルコンパクトとして造られたとしたならば、全ての面において、高いレベルを望みたいもの。

このノートに限らず、最近の日産は、ある価格帯までの車は、こんなもんでよいだろうと、ばっさり切り捨てている感が否めませんが、日産を真のグローバルブランドに育て上げたいのならば、多くの人が手の届く車をしっかり造り込むべきであるし、それが日産の生きる道。
ユーザーを小馬鹿にした車造りは、それを得意とするメーカーに任せておけばよく、同じことを日産がやっても、ユーザーの意識が変わらない限り、敗北は目に見えています。

『コンパクトカーにはなかったプレミアムを』のコピーのもと、メダリストなるグレードが用意されており、プレミアムエクステリア、プレミアムインテリア、プレミアムユーティリティ、プレミアムエコドライブの4つが挙げられていますが、いつになったら、『プレミアムセーフティ』を標榜する車が出てくるのか。

ノートは、メダリストはおろか、スタートラインにすら立っていません…。
どんがらを大きくしたイースが心から欲しい人は、どうぞ。
Posted at 2012/08/28 20:44:42 | コメント(2) | トラックバック(0) | 車(日産) | クルマ
2012年08月27日 イイね!

マークXマイナーチェンジ

トヨタ自動車は、マークXをマイナーチェンジし、本日発売しました。

現行モデルのデビューが、2009年10月であるため、2年強でのマイナーチェンジです。
その目玉は、エクステリアの大幅な変更。
フロントもリアも大きく意匠が変わっています。

モデルサイクルを、大きな変更なしに終えるモデルも多い中、モデル半ばで、ここまでの変更をしてくる車は、最近では珍しいのですが、その意図は何なのか。
例えば、数を多く売らなければならないコンパクトクラスで、誰がどうみても、アカンと思わせるデザインで登場したため、早急に見直しを図ったというのならばわかります。
ただ、それが成功するのは、せいぜいコンパクトクラスまで。
もしくは、モデルライフの長い車。

マークⅡを源流に持つマークXのように、ミドルクラスで伝統ある車が、最初のマイナーチェンジで節操無くデザインを変更するのは、どうなのか。
セダン不毛の時代、販売が低迷しているのは、決してデザインのせいではないはず。
本当に良いデザインならば、こんなに早く変更する必要はないし、もっと当初に描いたデザインに自信を持つべきであるとともに、初期ユーザーに対する裏切りのようなもの。
マークXというブランドを、トヨタは一体どう考えているのか。

あわせて、登場当時のキャッチコピーであった『SAMURAI X』をあっさりと引っ込めてしまっています。
少なくともWebカタログには、どこにもSAMURAIの文字は踊っていません。
一体、当初のコンセプトはどうなったのか。
おかげで、先にマイナーチェンジした鉄くず車、ジオがSAMURAIとして取り残されてしまう有様
当初のコンセプトを、コロコロと変えるのは、もはやトヨタのお家芸と言えるでしょう。

そして、もう一つ気になるのは、『走り続けるオレたちへ。』『目覚めよ、男であるために』と、相変わらず妙に『男』をアピールしていること。
ここだけは、トヨタはブレていないのですが、『男』に拘る理由は何なのか。
老若男女に受け入れられる車を造れ、などとは言いませんし、男性に乗ってもらいたい、というのもわかりますが、そこまで『男』をアピールし、ターゲットを絞る意図が見えてこない。
女性でも、マークXに乗りたいと思う人は、当然いるはずですが、そういった人を逃がしやしないか。
これも、以前から書いていることですが、本当に良い車ならば、老若男女、誰が乗っても似合うもの。
メーカー自ら、ターゲットを狭めるような訴求方法は、あまりにもレベルが低いと思いますし、もしこれがクラウンだったら、同じような展開をしたのかどうか。

メカニズムとしては、大きなアップデートはないものの、内装材やフロントピラー内の制振材の採用を拡大、溶接のスポット点数を追加、新構造のショックアブソーバーを採用と、地味ながら基本性能を改善させているのは、好感が持てるところ。

反面、ベースグレードとなる250G Fパッケージだけ、後席両側のヘッドレストが固定式。
このクラスに限らず、本来どのグレードを選んでも、基本的な安全装備は同じでなければいけないはず。
そこで、ベースグレードに差をつける理由はただ一つ、コスト(価格設定)のみ。
現行モデル登場時から、この設定は変わっておらず、これまたトヨタが何も変わっていない証拠。

唯一、マークXでブレていないのは、初代から一貫して俳優の佐藤浩市氏を、イメージキャラクターとして起用していることですが、それだけとは、あまりにも寂しい話。

セダン不毛の時代だからこそ、ミドルクラスFRセダンの旗手として、その良さをアピールしてもらいたいところですが、この内容では、売りは結局価格くらい。
『エコカーじゃなければ、車に非ず』などと宣う評論家もいる時代ですから、そんな人にとってみれば、エコカーに当てはまらないマークXは、評価に値しない車なのでしょうが、それを見返すくらいの車造りを期待したいものです。
Posted at 2012/08/27 21:16:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | 車(トヨタ) | クルマ
2012年08月26日 イイね!

トヨタの常識に尻を向けろ。

巷で話題になっている、新型オーリスのコマーシャル。
最近、車を落としてみたりキャッチコピーが先行して何がその車の魅力なのか、全く伝わらないコマーシャルが続いていますが、極めつけは、やはりこのオーリス。

インパクトを与える、という一点だけを捉えれば、100点満点で300点くらいあげても足らないくらい。
しかし、肝心の車が全く常識に尻を向けていない。
以前書いたように、トヨタはクルマが本来持つ様々な魅力を高次元で調和させている、としていますが、実際には新しい未来への提案は何一つなく、考え方は一世代前で止まったまま。

クルマが本来持つ様々な魅力を伝えてこなかったのは、紛れもなくトヨタ自身であり、今回のオーリスも、トヨタにしては挑戦的なデザイン、トヨタにしては走りに拘った、と、全て『トヨタにしては』という前段が当てはまります。

トヨタとしては革新的な車を造ったのかもしれませんが、ここ最近のトヨタ車が、あまりにも薄っぺらいものが多かっただけに、相対的に革新的となっただけで、中身は至って普通の車。
裏を返せば、トヨタ自身が、今までの車造りがおかしかったと認めていると言えるでしょう。
そこを認めたことは、評価したいと思います。

そんな中、このコマーシャルの登場。
インパクトはありますが、あのコマーシャルを見てオーリスを買いたいと思う人がいるのかどうか。
常識に捕われない車なんだろうということは、何となく伝わってきますが、では肝心の車がそれ相応なのか。
そして何より、あのコマーシャルで売られている車に乗りたいと思う人がどれだけいるのか。

過激さ故に、深夜枠のみの放送となっているようですが、せっかく造った車が、フルタイムでPRされないなんて、開発陣はどう思っているのかも知りたいです。

クルマが本来持つ様々な魅力を伝える、トヨタの言っていることは、至極真っ当なのですが、表現方法が何か間違っている気がします。

その間違いが、トヨタの中で常識になっているのならば、こう伝えたい。

『トヨタの常識に尻を向けろ』
Posted at 2012/08/26 21:36:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 車(トヨタ) | クルマ
2012年08月25日 イイね!

CX-5のコマーシャルに感じるマツダの決意

スペイドミラージュと、なんとも中身の無いコマーシャルが乱発する車業界において、私が好印象を抱いているのが、CX-5のコマーシャル。



サッカーの長友選手が、まず以下のように語ります。

 走るのが好き
 車で走るのはもっと好き
 皆と同じは嫌い
 クリーンディーゼルの凄い加速が一番好き

その後、ナレーションが以下のように入ります。

 この力強い加速が、SKYACTIV
 マツダCX-5

そして、最後に長友選手が、こう締めくくります。

 好き、だから乗る

映像の殆どは、CX-5がワインディングを駆け抜けている、疾走感溢れるもの。
最後に一瞬、申し訳程度に、『クリーンディーゼル補助金+免税 最大337,700円優遇』の文字が出ますが、これは現代における枕詞のようなもの。
コマーシャル全体から受ける印象は、低燃費でも低価格でもなく、CX-5が走らせると気持ち良さそうな車であるということ。

これこそが、車本来の魅力を訴える、ということではないか。
元来、人間は、車の持つモビリティとしての力に魅せられ、ここまで車を進化させてきたと言っても過言ではない。
反面、日本においては、パワーウォーズの終焉とともに、エコという名の正義のもと、低燃費や低価格、補助金や免税といった副産物的な部分か、最大公約数的な効率を求めた結果、無駄な背の高さや、無駄な広さがもてはやされるようになり、売れるのは軽自動車を含めたコンパクトカーか、ミニバンだけになってしまった歪な構造となっています。

そんな中、マツダは今回のコマーシャルで、他のメーカーが飽きる程連呼する、低燃費や低価格、補助金や免税といった枕詞を封印し、車の動力性能の一つである『加速』をアピールしてきました。
これは、今の時代、エコなんて当たり前、エコであることがベースであり、それを言い訳に、走りに妥協することなく、走る気持ち良さを追求していく、というマツダの理念を具現化したものと言えるでしょう。

SKYACTIVという核となる技術を、今後全車に導入していくというのは、マツダクラスの会社規模だからできることであるとは思いますが、何事も信念を持って物事に取り組む、これは非常に大事なこと。

今回のコマーシャルは、最近の車社会に対するマツダのアンチテーゼであるとともに、今後もブレない車造りをしていくというマツダの決意であるように感じました。

本当に、心から好きだ、と言える車に乗りたいものです。
Posted at 2012/08/25 21:30:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | 車(マツダ) | クルマ

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子どもが生まれたのを機に、初めてミニバン(LY3P MPV)にしました。 車を中心としたブログを綴っていますが、弄りは技術も時間もお金もないため、ほとんどでき...
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