ベルト交換

冬場の寒いときにエンジン始動直後にベルトがキュルキュル鳴るようになったので交換する事にしました。

交換したのは写真の２本のベルトです。

まずはベルトにアクセスする為にカバーを外します。

写真の赤矢印のボルト２本を緩めるとカバーは外れます。

カバーが外れたところでオルタネータ側のベルトから外していきます。

まずは写真の赤色と水色矢印のボルトを緩めます。
こちらは外すのではなく緩めるだけでＯＫです。

２本のボルトが緩んだ事を確認したら黄色矢印のボルトを回してベルトの張りを弱めていきます。

黄色矢印のボルトを緩める前にテンション調整の目安としてマーキングしておくと良いかもしれません。

ちなみに黄色のボルトを緩めるとオルタネータが下に降りていきベルトが緩みます。

ボルトが抜けるくらいギリギリまでボルトを緩めた方がベルトの着脱が楽になります。

３で隠れていた水色矢印のボルトの拡大です。

オルタネータ側は作業スペースが広いので特に工具は選ばなくても問題ありませんでした。

エアコンコンプレッサ側ですがこちらも要領は同じなので写真赤色矢印のボルトを緩め、水色矢印のボルトを回すことによってベルトのテンションが弱くなります。

赤色矢印のボルトですがスペースが狭く基本的にはメガネレンチしか入らないと思います。BOXレンチを使えば楽そうですがスペースがなかったのでメガネで少しずつ回していきました。

また、こちらは水色矢印のボルトを回すとアイドラーが上に上がってきてベルトが緩みます。

ここのネジは確か逆ネジだと思ったのですが通常の右ネジの感覚でボルトを緩み方向に回せばアイドラーが上に上がってきます。

だいたい長穴の真中辺りまでアイドラーがくればベルトの着脱ができると思います。

そして、いきなりですが一通りボルトを緩めてベルトを外しました。

あとは新品のベルトをかけて元に戻せばよいのですが、念のためここでプーリーやその周辺の普段触れない部分をパーツクリーナーにて洗浄しておきました。

洗浄後はベルトを掛けて逆手順で全てを元に戻します。

ベルトテンションですがアイマークと取外し前の感覚でだいたい合わせました。

念のためその後Ｄラーでテンションだけ確認してもらいましたがまだ若干弱いとの指摘だったので後日もう少しテンションをかけて再度確認してもらう予定です。

それでもまだ適正値でなければテンション調整のみＤラーに任せるつもりです。

ちなみにこちらが交換した古いベルトですが、若干ヒビが見られ劣化が進んでいるのがわかります。

交換時走行距離；４５４１６Km