内装をリファイン
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
夏用(日射熱対策)ダッシュボードのグレーが浮くのは黒とネイビーでコーディネートしていた内装のトーンがダーク過ぎるのかな?と感じて内装を明るくスポーティなイメージにリファインしてみました。
2
ドアの内張りやシートカバーなど、柔らかい皮革(人工)を塗れるのは染めQしか選択肢がないと思っていましたが、「色数が少ない」「値段が高い」というのがネック。
ビバホームで染めQと並んで置かれていた関西ペイントのマットペイントというのが「水性で多用途、マットで落ち着いた仕上がり」と謳われているので試してみました。
300ml缶が千円しないので染めQの4分の1以下のコストになります。
実際に塗装する前にレザーシート、プラ板、PVCなどいろんなものに塗って試してみました。しっかりと密着しているし革のシボも埋まってしまわずイイ感じ。
3
フレンチグレーというほとんど白に近いカラーを塗ったヘッドレスト。柔らかい合皮に塗った感じはシボの浮き具合も柔軟性も染めQに比べて遜色がありません。
ここ、元の色はブラックでしたが色乗りも良く2回ほど吹けばしっかり染まります。
シートのひざ裏部分も塗りましたが、擦っても剥がれないし炎天下、汗をかきながら黒いズボンで一日走っても色移りはしませんでした(塗装三日経過後)。
4
リアトリムカバー、センターコンソールなど、外して塗れる部分は全部塗ってみました。
こういう、硬いのに皮のシボを模した素材に対してはやや塗膜が弱い感じ。
服が擦れたりウエスで擦ったりする程度は大丈夫ですが爪で強く引っ掻くと剥がれます。カプチーノは窮屈だからとドアやコンソールを蹴飛ばしながら乗り降りする方には薦められません(笑)
ただ水性ならではの特性でリペアがとても簡単です。ご存知のようにカプチーノのトリムの付け外しはかなりの力技になり、組み付ける作業の中であちこち小さい傷がついてしまいましたが、缶のフタなどにスプレーして塗料を取り、少し水で濡らした細筆でリペアするとうまく傷に染み込んでくれ、乾くと全く傷が見えなくなりました。
今回フレンチグレーを3本使いましたが3本目は半量以上残っているのでリペア用に置いておきます。
塗膜の強さで言えばウレタンやアクリル系塗料には及びませんが30年モノの表面が擦り減った内装にベッタリアクリル系を塗ったらシボの質感は消えてしまうのではないでしょうか。
5
シートカバーはシートを外さずにマスキングで塗れるとこだけ塗りました。それ以上の手間をかけるのならそんなに高いモノではないのでカバーを新調します。次はショルダーも明るいカバーにしようかな。
マスキングはテープに100センチとかのビニール膜がついた「コロナマスカー」をふんだんに使って塗料の噴霧が及ぶ空間をしっかり区切れば難しくありません。
どうしてもマスキングテープの隙間とか思わぬところに染み出したりしますからマスキングは早めに外してはみ出しをパーツクリーナーで綺麗に拭き取ります。
6
ビフォア
写真でみるとイイ感じですが古びた純正トリムのグレーはテラテラと光って小傷も多く質感が損なわれていました。
7
アフター
以前はビンテージ感のみ追求していましたが、SCUD吸気システムの導入でスポーツカーとしての性能がグッと上がったのでスポーティな若々しさも欲しいと感じていたので狙い通りです♪
8
夏ダッシュボードを装着した感じ。
芸の細かいところですがAピラーも明るいグレーに塗装しています。
予備のAピラーを使って塗装しましたが実際には夏ダッシュボード時もネイビーダッシュボードと同じネイビーのままで行くと思います。
ウチのカプチーノは右のAピラーにETCの配線が通っていて付け外しがとても面倒なんです。
この夏ダッシュボードをもう少しブルーイッシュな色に塗っても良いなあ。関西ペイントで。
パリジャンブルーという色がありました。事務的な染めQよりセンスの良い色が多いようです。
9
オープンカーは内外装のマッチングが大切ですよね。
今回、ネイビーのボディカラーにマッチした寒色系のグラデーションで爽やかになったと自己満足しています。
開けて走るのか楽しい!(^^♪
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