マジェSG20 【その3・やっとこさ完成!!】シート張替え
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
その1から2ときて、やっとこさ3の完成版です。
この土日って、土曜日雨で日曜日が晴れの予報なので、金曜日夜から土曜日朝までタンデムシートを自宅の部屋内に持ち込んで張替えて…、
晴れた日曜日に車体装着しました。
イチゴみたい…と周りから言われますが、自分的には『ベニテングダケ(毒キノコ)』のイメージです(笑)。
2
改めて良く見るとボロいですねぇ。
元々の白色はクスんでクリーム色っぽくなってるし、ライダー側シートの端面が当たるところは表皮が剥げて、一部は破れが出てます。
さてと、寸法合わせから始めます。
3
その前に、なんだか意味の良く解らないカバーを10ミリナット4本で外します。
4
カバーを外したら別になんの変哲もなく、シートベースが見えるだけでした。
あっ、そう…。って感じで次に進みます。
縦撮り写真が見難くてすいません…
(^^;; 。
5
マジェのシートって思ったより幅が広いので、1メートル23センチ幅のシート表皮を長さ1メートル買ってて、結果的にはライダー側とタンデム側の両方を張り替えて、余ったのが10センチ程度と結構ギリでした…(・・;) 。
6
前回までのライダー側シートの張替時に、表皮へのボタン位置合わせに相当手間取った経験と反省から、今回は予め透明なビニール袋に現物をスッポリと入れて、ステッチとその交差部位置をビニールの表側にトレースコピーしておきました。
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トレースしたビニールを貼り替える反物の裏側(裏面側)に置いてボタン位置をズレなく決めれました。
コレなら、ボタン位置と相位だけではなくて、パンチングの孔模様水平軸に対してもズレるコトなくバッチリ位置決めと裁断ができました
(^O^)/。
8
コレも前回作業から少し『モノ的に』グレードアップ?!させたのが、前回のライダー側での引っ張りでは、アルミの細い針金(φ1.0)でやってましたが、今回は『ステンレスワイヤー(φ0.8)』を使います。
実は【その2】の作業が終わってから1ヶ月間ほどライダー側シートを装着して、その具合をテストしていたのですが、3箇所ほどのボタンが不自然に浮いてきて…(・・;) 。
原因はシート下の針金括り付け箇所でアルミ針金が切れてしまっていました…。
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ステンレスワイヤーなら引っ張り応力も強いし、捩りや屈曲にも耐えれそうなので、スリーブでの共締めや終端加工は多少面倒な作業の追加ですが、ま、『グレードアップ』ってコトで…(笑)。
あとは、前回までのライダー側でシート張替の要領と同じく、シートベース裏側からワイヤーをある程度の引っ張りをしながら、タッカーでシートベースにワイヤーを複数箇所固定していきます。
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『くるみボタン』は土台(取付ベース)と蓋(表面カバー)に分かれますが、コレらの接合はクロコダイルグリップっていうジェルっぽい両面テープを使いました。
(コレも100均で買えて、カエルとかトカゲのシリーズが何点か用途に合わせた種類かあって)
強力な接着はいらんけど、イザという時にフタが外せること…を優先条件としましたので。
コレはライダー側での1ヶ月のテストでも思い通り成績良好でした。
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シート張替は思ってたより時間が掛かって、途中で休み休みの作業とは言え、ワイヤーの加工やシート中へのワイヤー貫通、タッカーでのシートベースへのワイヤー固定などの作業になかなか『ワイヤーならではの』コツが掴めず…。
で、楽しみながらとは言え、土曜日の朝4時頃に完成。
ココからの写真は、ボンドの乾燥や表皮の引っ張りも落ち着いた、日曜日の昼頃に車体に装着した時のものです。
タンデムシートの車体からの脱着は、開閉フレームベース側でナットの4つ。
あと、テールカウル外装側の➕タッピングビスの2本。
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完成で〜す(^O^)/
13
さてと、タンデム側のインプレッション(具合のテスト)は乗ってくれる人がいないので、タンデム側はこのままで『暫定完了』ですな(笑)。
長編にお付き合いいただき有難うございました。
色々と勉強になりました(^^)。
皆さんの参考になれば…。
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