
2022年6月1日 AM 天候:晴(暑かった)
車両:スイフトスポーツ(ZC33S)6MT
車両:フルノーマル(ホイールだけはBBS。タイヤはノーマルタイヤ使用。)
タイヤ:コンチネンタル スポーツコンタクト5
FR:195/45r17
空気圧 F2.3 R2.1
ということで、ドライビングパレット那須に行ってきました。
このコースを走るのは、約3年半前にフッフールの限界走行を確認するために走った以来です。
なぜ全開走行の場所としてDP那須を選んだかというと
①コースが安全
ジムカーナのようなフラットなエリアに、コースの線と低い縁石が有るだけで、ランオフエリアも広い。
②1台毎の走行
コースは1台ずつの走行のため、他車との接触事故が無い。
③1アタックで交代
サーキットのように連続周回するのではなく、ジムカーナのようにスタートとゴールが決められていて、基本コースなら1アタック40秒程度。フルノーマル車のためサーキット走行した際の熱対策と純正ブレーキに不安があったので、1アタックしか走れないコースが安心だった。
こんな理由から、遠い遠い那須まで行ってきました。
基本レイアウト(約700m)
スタート → アローライズ → マウント那須コーナー → バックストレッチ → ワイドヘアピン → ドライビングマジックS → マウント那須コーナー → バックストレッチ → ワイドヘアピン → センターストレッチ → アイアンコーナー → ファイナルコーナー → ゴール
といったレイアウト。
コース図を一度見れば間違える事はないであろう簡単なレイアウトです。
スタートはゼロ発進。
アローライズで加速。
マウント那須コーナーは加速しながら曲がり。
バックストレッチを全開で抜け、ワイドヘアピンへの進入でフルブレーキングし旋回。
ドライビングマジックSで左右に切り返しながらアクセルオンオフしコントロール。
2度目のマウント那須コーナーを曲がり。
2度目のバックストレッチ全開。
2度目のワイドヘアピンは、一度目よりもより車を回していかないといけません。
センターストレッチは短いですがアクセル全開で、アイアンコーナーの進入のため左から右へコース幅全て使って走ります。
アイアンコーナー、ファイナルコーナーとほぼ直角に近い左と右のコーナーを曲がってゴール。
主に時計回りのため、左フロントタイヤに悪いコースレイアウトです(笑)
最高速100km/h程度なので、日本の道路を走行しているときに車がどんな挙動をするのか知るためにはちょうど良いかもしれません。
スズキ車に標準装備されている姿勢制御装置ESP(エレクトリック スタビリティ プログラム)の設定ですが、慣熟走行の時はESPオン、終盤の走行時はESPオフにして走りました。
ESPオフといえど、電子制御は全カットにはならないようです。
そのため『VSCC』なる商品を購入することで、ABSだけを残して電子制御をカットすることが出来るのですね。
ZC33Sのノーマル車だとLSDは装着されていません。
コーナーの立ち上がりでアクセルオンすると、イン側タイヤの空転が目立ちます。
空転を抑えるために、あえてESPオンのまま走行するのも有りだと思いました。
コースのライン取りは、白線内で縁石乗り上げ有りとしました。
いろんな方の動画を見ていると、明らかに白線をオーバーしてランオフエリアも使ったコーナーのアールを大きく取る走り方をしているように見えます。
タイム的には良くなるでしょうが、今回の目的は安全に車の挙動を知る事なので、安全マージンを削る事なく走ることにしています。
なのでタイム的にはぱっとしないと思いますがご容赦を。
一応全ラップタイムを書いておきます。
52’742
44’614
43’055
43’336
42’103
42’333
42’163
42’644
42’036
42’019
41’396
46’596
41’948
42’181
41’240 ※これ以降はESPオフ
41’267
44’874
41’847
41’597
42’327
41’451
41’264
40’968
41’925
40’673
40’799
40’660 ※ベストラップ
9時から12時までの走行枠で走ったのですが、私と友人、ジムカーナの練習に来ていた車4台の計6台で走行しました。
ジムカーナの方達はセッティングしながらの走行のため、ほぼ貸し切りで走った感じです。
ですが、6月1日とは思えないくらいに暑くなったため、車と自分のクーリングを多めにとりラップ数は27周。
Z3でMT車は運転していましたが左ハンドルだったため、右ハンドルのMT車は25年ぶり位になります。
車の慣らし運転と言いながら、実はおての右ハンドルMT車の操作も慣らし運転だったりしたのです(笑)
れげたんの全開走行も初でしたので、車の加速感やフルブレーキの減速感に慣れるまでに、かなり時間を要しました。
最後の最後にベストラップは出ていますが、車載動画を見てみると運転酷いですね。
スピードにおての操作が追いついてなく、雑な操作の連続です。
れげたんの性能を発揮させてあげるには、おての特訓が必要と感じさせられる一日でした。
ちなみに今回同行したスイスポ友達は、クローズド初走行だったのですが、ラップタイムは私とほぼ同タイムでした。
れげたんとの違いは、車体色が青でATなこととホイールが純正な事だけかな。
この友人、マジ凄いです。
走行後のタイヤはこんな感じでした。

ノーマルサスだったので、フロントタイヤのショルダー部分の摩耗が酷いだろうと予想していましたが、予想よりは悪くなかったですね。
連続周回しないコースなのもありますが、最高速100km/h程度のサーキットなら、純正サスで走ってもある程度大丈夫そうな感じです。
欲を言えば、もう少しキャンバー付けられるとよりタイヤへの負担が減るかもしれませんけどね。
走行動画は
こちら