2022年02月24日
今回は、意味あり気なタイトルを書いております。
思い起こすと・・・
2018年8月26日のブログで『
新たな妻車』に書いていた一文。
世界はEV化へと進む中、内燃機関好きなおての最後のエンジン車となることでしょう。
そうです。
最後のエンジン車だったはずなのですが、どうも最後にはならなかったようです(笑)
なんとっ2月24日に、新しい車を契約してきました♪
純ガソリンエンジンのマニュアルミッションです。
これが本当に、最後のエンジン車になると思われます(笑)
我が家の車選びについては妻が詳しく書いていますが、頻繁に二人で妄想しているんですよ。
ニコイチ会議 議事録その1
ニコイチ会議 議事録その2
ニコイチ会議 議事録 番外編
今回も構想から1年近く計画した上で決定しました。
何を契約したのかは、また後日。。。
もったいぶるんじゃね~と言われそう。
Posted at 2022/03/03 12:04:40 | |
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最後の内燃機関 | クルマ
2022年02月20日
私にとって車とは何なのか?
移動手段?
荷物を運ぶ道具?
趣味?
気分転換の方法?
単純なものでは無いことは理解している。
生まれた時から我が家には車が無かったため、移動手段は自転車、バス、電車が主であり、稀にタクシーを利用する生活スタイル。
このスタイルが大きく変化したのは、私が運転免許を取得してからだった。
父は免許を持っていたため、二人で乗れるように父が中古のカローラ5MTを購入した。
この車が私の原点。
1500ccのガソリンエンジンでマニュアルトランスミッションの普通の自動車。
非力な車で、電子制御などの運転支援、安全装備などは一切無く、今ではどんなフィーリングだったのかも思い出せない。
ただただ運転の練習をした車だった。
父は8年前に他界したが、私の運転の指導のために二人でドライブしたことを思い出す。
父の運転はお世辞にも上手とは言えないが、運転に関する様々な事を教わった。
良き思い出だ。
自分で運転するようになってから、車に対する興味が湧いてきたのだ。(それまで車は移動の手段に過ぎなかった。)
車の雑誌や運転技術の本を読みあさり、ドライビングに楽しさを求めるようになった。
この後にAE101のトレノを所有し、車好きが開花したのだと思う。
トレノに乗っている頃の憧れの車は、ずばりBMW。
雑誌やビデオで、レーシングドライバーや自動車評論家から褒め称えられ、駆け抜ける歓びを感じられる車造りをしているメーカー。
運転した事はないけれど、想像の世界でステアリングを握り、勝手に憧れていた。
実際にBMWを所有したのは2001年頃だった。
E36の328iで5AT。
直6エンジンの2800cc。
エンジンは超気もち良く、ステアリングインフォメーションに優れ、運転していて幸せになれる車だった。
ATという事を除いては・・・
ATに満足できずに、BMW 直6 MTの車を探して手に入れたのが、Z3だったのだ。
Z3とは、かれこれ20年の付き合いになる。
全てを知り尽くした間柄だろう。
Z3に乗っていると、彼の動きが手に取るようにわかり、一体となって走っている感じがする。
こうなってくると、もう体の一部のような気がしてくる。
同じBMWでも、フッフール(F34 320d xドライブ GT Mスポ 8AT)を運転していても、Z3の様にはならないのが不思議だ。
フッフールはGTカーらしく、長距離運転しても全然疲れないし素晴らしく良く出来た車なのだが、味が無い。
そう、運転していてワクワクしないのだ。
Z3の運転は物凄く疲れるが、ワクワクさせる何かがあるのである。
車としての出来は、比べるまでもなくフッフールが圧倒的に良いのだが、運転していてドライバーを魅了するものをZ3は持っているのである。
幸いな事に、キャラクターの異なるBMW2台を同時に所有する事ができた。
車好きとしては、とても恵まれた人生だろう。
世界は今、環境問題解決のために電気自動車を導入しようとしている。
私はまだ電気自動車に乗ったことが無いのだが、電気自動車にもワクワクさせる味があるのであろうか?(そういえば、i-MiEVには乗ったことがあった。)
電気自動車は内燃機関にはない圧倒的なパワーや加速感を味わう事ができそうだが、私は車にそんなものを求めてはいない。
環境問題に起因する装置でもあるEPS(電動パワステ)や、スロットル・バイ・ワイヤなども気に入らない。(Z3は初期のスロットル・バイ・ワイヤだが、気に入らない装備だ。)
要は電動化が好きではないらしい。
かと言って、今となっては電動化されていない車を選ぶことは出来ないし、上手く付き合っていくしか選択肢はないのである。
世の中は非常に便利になった。
だが便利になる反面、失っていった物も多いと感じる。
それは個性であったり、味と言われている部分だ。
私は人間であってアンドロイドではない。
良い部分悪い部分があってこそ、個性や味が出てくるものだ。
車もきっと同じである。
私にとって車とは一体何なのか?
こう考えてくると、移動の手段や荷物を運ぶ道具とは違うのが判る。
きっと私の中では、車は体の一部なのだと思う。
運転していると、自分の体の一部となっている生き物。
だから、自分の操作に対して電気信号となるのではなく、ワイヤーや油(骨や筋肉)などで直接繋がっているのが好きなのだと思う。
車に感情があるとは思わないが、私が乗り込み運転を始めた瞬間から体の一部となり、一緒に楽しさを感じる事ができるのが車なのかもしれない。
Posted at 2022/02/20 15:33:38 | |
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