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10月27日のブログで記載していた、エンジンルーム内から漂ってきたオイルの焼けるような臭い。
原因を究明していると、エンジンのヘッドカバーガスケット付近からのオイル漏れと、MTケースからのオイル漏れが確認されました。
Z3ちゃんは20歳と6か月というご高齢のため、前回の車検時にも今後は手を加えたり修理する事はせずに、壊れたら手放そうと妻と協議していました。
そうです、延命処置はしないという方針でした。
そして今回の症状をどの様に受け止めるのか、、、

Z3の主治医である、塩尻のスーパードクターに事情を説明し修理の見積もりをお願いしてみました。
エンジンはヘッドカバーガスケットからのオイル漏れで間違いないので、ガスケットを交換して様子見。
ミッションに垂れているオイルは、エンジンオイルではなくミッションオイルなので、ミッションケースの継ぎ目から漏れているものと思う。ある程度は仕方ない。
ヘッドカバーガスケットは自分でも出来るだろうから、まずやってみたら。
とのお返事を頂きました。
利益に繋がらない客で申し訳ない気持ちになりながら、ひたすら感謝感謝感謝です。

漏れがどの程度なのか？
走ったら、どの程度漏れてくるのか？
確認するために２時間程度ドライブし、１速はレッドまで回したりしながら負荷をかけて走行しました。（安心してください。Z3は１速でレッドゾーンまで回しても40km/hしか出ません。）
冷めるのを待ってジャッキアップし、下に潜って確認します。
MTケースは、ほんの少しケースの繋ぎ目から滲んでいる程度。
オイルの色や臭いからも、MTオイルで間違いないでしょう。
エンジンは、やはり2か所から滲んできています。
こちらの量はMTケースよりも多く、垂れるほどではありませんが１回の走行でこれだけ滲むとなると、そのまま乗り続けるには抵抗があります。

そして、妻と家族会議です。
三日三晩悩み続けて出した答えは。
治してみよう！（ちなみにZ3ちゃんは子供みたいなものですから、直すではなく治すなんです。）
MTケースは、漏れ止め剤を使用して様子見。
エンジンの漏れは、ヘッドカバーガスケットからのオイル漏れは確実ですが、見えない部分からも漏れている可能性は否定できません。
ヘッドカバーガスケットを交換して、漏れ止め剤使用によるハイブリッド治療を施すこととしました。

今回の治療に使った部品類は、
エンジンオイル
オイルフィルター
MTオイル
エンジンヘッドカバーガスケット
PITWORK NC81 オイルシーリング　２本

オイルやフィルター等の定期交換品を除いての総額は、約11,500円でした。
これでまた次の車検も通すことが出来ることを祈っております。

整備手帳はこちら
エンジンヘッドカバーガスケット交換
MTオイル漏れ対策