ステアリング位置調整(11,810km)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
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運転席のシートを交換すると、多くの皆様が感じるであろうステアリング位置の違和感。
そうです。
ステアリング位置が高くて遠い。。。
そのままで妥協点を見つけようとすると、シートを前に動かし背もたれを起こして乗る姿勢となり、快適なドライビングポジションを得られませんでした。
R’Sさん、レイルさん、SWKさん等からステアリング位置を下げるためのパーツが販売されています。
これらを使用するのが手っ取り早く確実な調整だと思いますが、仕組みを理解すれば自分でも調整出来るため実施してみました。
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先ずは調整する部分を剥き出しにする事から始めます。
ステアリングの取り付け部分にあるカバーを外すのですが、最初は下側です。
画像は既に取り外した下側のカバーですが、白丸の部分のネジを外します。
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こちらも既に取り外した状態ですが、白丸の部分の爪に注意しながら下側のカバーを外して下さい。
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上側のカバーを外すには、2か所のネジを外す必要があります。
先ずは右側です。
ハンドルを右に90度回転させると白丸部分にネジが出てくるので外します。
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右側のネジを外したら左に180度回転させます。
反対側のネジが見えますので、こちらも外して下さい。
二つのネジを外すと上側カバーは簡単に外せます。
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ステアリングの取り付け部分が見えるようになるので、白丸のナット(12mm)2か所を緩める作業に掛かります。
ちなみに整備要領書によると、締め付けトルクは14Nmです。
みんカラの整備手帳を拝見しても、締め付けトルクまで記載されている方が少ないので書いておきますね。
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緩めるナットの詳細画像です。
エクステンションバーを使用すると楽に作業が出来ると思います。
私が使用したのは150mmです。
R’Sさんの調整パーツですと、緩めるだけで取り付け可能ですが、レイルさんやSWKさんのパーツですとナットを取り外す必要があります。
私も一度ナットを取り外してみましたが、ワッシャータイプのパーツですとすんなり取り付けが出来ないと判断しました。(何かコツがあるのでしょうか???)
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そこで私が用意したのは、U字型のワッシャーです。
構造的にはR’Sさんのと同じで、ナットを緩めて隙間が出来れば滑り込ませるだけで装着できる代物ですね。
少し値段が高かったのですが、無加工で装着できるため、こちらを選択しました。
1個 税込278円(2個 556円)
M8ボルト用で厚みは3mmです。
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入れるとこんな感じです。
簡単に装着できます♪
今回は両側に1枚ずつ挿入。
規定トルクで締め付け完了です。
ステアリング高さの調整だけなら、この後にカバーを戻せば終了ですね。
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たまたま作業中に気が付いたのですが、ステアリング前後の遊び(調整範囲?)がありました。
長穴加工されていたため、緩めた際にステアリングを手前に引っ張ってみると動きましたね~。
私の車で約6~7mm。
ステアリングを手前に動かすことが出来ました。
後で皆さんの整備手帳を拝見してみると、何人かの方はこの遊びを使ってステアリングを手前にずらしているようでした。
あくまで自己責任の調整となります。
何かが起きた時の責任を取る覚悟が無いならマネをしないで下さいね。
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最後に、3mm厚のスペーサーを挟むとどの程度ステアリングが下がるのかですが。。。
私の車の場合は、約8mm下げることが出来ました。
装着後にシートに座って確認してみましたが、この程度の違いでも理想のドラポジに近づいた感じはあります。
まずはこの状態で走ってみて、もう少し下げたいと思うなら、もう一枚追加ですかね。
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