前後のマルチビューカメラを交換

10数年前から使ってきたアルパインのマルチビューカメラHCE-C200F（＋C200R）
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1591421/note.aspx
のフロントカメラがスリガラス越しのような白っぽい画像になったので、交換する事にしました。

当初はフロントカメラだけ同じメーカーの後継機に変えるつもりでいたのですが、捜すと、今はもっとよくて1/4位の値段の製品（中国製）がありました。
画面分割して、真下とワイドビューの両方が同時に映せるのです。
ただ、配線を全てやり直さなければなりません。

左側の5インチモニターは3Dアラウンドビューカメラです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6355720/note.aspx

アルパインのマルチビューカメラは前後のカメラをスイッチで切り替えて、映像出力は1つだけでした。
ナビにフロントカメラ入力があっても使えず、アルパイン側からバック信号を出力して、ナビを後退してると騙して前のカメラの映像を映してました。
これだと自車位置が狂って来るのです。

今度は前後が別々のカメラですから、それぞれの入力端子につなげます。
ただ、フロントカメラの配線は比較的簡単ですが、リアカメラは昨年まで内張りも座席も外していたのを、やっと戻したところなので、また同じ事をするのは勘弁して欲しい。

それで、アルパインのリアカメラの既存の配線を利用する事にしました。
画像の基盤の白い端子を外して使います。

新しいマルチビューカメラ側にはアルパインのオスコネクタを取り付け、これでハッチバック内に来てる既存のケーブルのメスコネクタに接続します。

一方、助手席の足元にあった上の画像の本体に接続するコネクタを、新たなカメラのオスコネクタのケーブル先に取り付けました。
これで、新たな配線を引き直す事なく、新しいマルチビューリアカメラが使えるようになりました。

ちなみにアルパインのケーブルは外径5mmの6芯（一部は同軸構造）でカメラ側とのコネクタを堺に配線の色まで違うという仕様。
新しいカメラは中国製で一般的な4ピンで外径も2.8mmと細いもの。

新しいマルチビューリアカメラは一番手前、右端です。

その向こう、中央のは3Dアラウンドビューのリアカメラ。
左端のはスマートミラー（ミラー型ドラレコ）のリアカメラ。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6271426/note.aspx

今は、少しでもナンバープレートにかかると車検に通らないので、このような配置になってます。
カメラがセンターから外れていても、少し内向きにする事で違和感が少なくなります。

フロントカメラはナンバープレート下に、ステーを加工して取り付け。
右側が新しいマルチビューフロントカメラ。
左側は3Dアラウンドビューカメラ。

ステーの加工については、以下のブログを参照して下さい。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/blog/44973084/

フロントカメラも画面分割で真下と前方を同時に映せます。
また左右端など6パターンの表示が可能で、不要なパターンは削除も可能です。
さらに鏡像、正像の切り替え、6パターンのガイドラインの表示も可能。
それらを1個のスイッチで操作します。
しかも箱的な本体らしいものが無く、途中でちょっと太くなった分岐コネクタがあるだけ。

このマルチビューカメラは以下の商品です。
https://amzn.asia/d/2iZ8pQM

スイッチは赤丸部分で、表示モードの変更や各種設定を行います。前後のカメラで2つです。

ただ、カロッツェリアのナビに他社のフロントカメラを映すには、ビートソニックのBC21が必要になります。
https://amzn.asia/d/1tejQ3q
これで、フロントカメラをカスタムボタンに登録すると、ステアリングリモコンの(C)ボタン一つでフロントカメラが表示出来ます。

また「切り返し」モードをONにしておくと、シフトをバックにいれるとリアカメラが、バック以外に戻すと、自動的にフロントカメラが映るようになります。

このマルチビューカメラはパーツレビューでも解説してます。
実際の見え方などは以下で。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/11852318/parts.aspx