メタル触媒の効能

空燃費を測定したくて，空燃費センサーを取り付けようと考えました．が，空燃費計取り付けるには触媒を外さないといけないとの事でしたので，どうせだったらと皆さんの評判の良い，HKSのメタル触媒に交換しました．

取り付け終わって，走ってみましたが，鈍い私には違いがわからない(^^;)．

というわけで，定量的に見てみようと考えログをとって純正の時と比較してみました．ちなみに，ターゲットブーストやウェストゲートデューティーなどの設定は全く触っていません．

先ずはブースト．

「ブーストの立ち上がりが鋭くなる」との話ですが，確かに早くなったと言えばなったような．ピークブーストが300回転ほど低回転側にシフトしました．ただ，ピークの値はほとんど変わっていません．また，高回転側でブーストが維持できているかというと，全く変わっていません．

次にトルクとパワー．回転数からの計算値ですので，絶対値はあてにならない事にご注意下さい．ただ，相対的な比較だけが可能です．

ふむふむ，ブーストが若干早めに立ち上がる分だけ，下のトルクが増加していますね．30Nmぐらいでしょうか．ピークパワーに達するのが高回転側になりました．かといって，中間が落ち込んだわけではないので，良しとしましょう．まぁ，データが粗いのでホントかどうかはわかりませんが（汗．

どうやら，この程度の差は鈍い私には感じ取れなかったようです．
今回の結果は，単にポン付けしただけの場合ですので，これからブースト制御関連をチューンしていったらもっと変わってくると思います．最終的にはブーストは1.5kgfcm^-2かけてみるつもりです．