去年11月に契約、ほぼ半年で納車となった。
全長5335、写真のように普通の駐車スペースでは頭が出てしまう。レクサスLSロングより長いのだから。(笑)
嫁さんは「こんなでかいのでどこへ行くつもりなのか」とぶつぶつ。
バブル期にハイラックスピックアップに何台か乗っていたのでこのスタイルには違和感はないが、狭い道でのすれ違いや狭い道の交差点では最小半径の大きさにも難儀する。
せっかくのトラックなのでグレードは安い方。
見てくれでは銀色のメッキパーツがまったくない。ホイールも黒い鉄チンだし。
ところがである。ご覧の通り違和感なし。
実質的な装備ではドアミラー格納は手で押す。
自動ブレーキがついていない。
300万円を軽く超えるクルマとしては違和感かな。
ハイラックスサーフの最終型に乗っていたが、ガソリンエンジンで燃費が悪かった。
高速中心のエコ走行でも10km/Lを下回っていた。今回は軽油なので燃費には期待している。
パワー感もガソリンよりちょっと良さそうだ。
何より「おおっ」と思ったのは下回りをのぞいた時。あのリーフスプリングが復活である。今度のハイラックスは高価であるが硬派なんだよね。タイで生産の世界戦略車。実はよくできている。今回唯一の贅沢は純正カーナビ。理由は簡単、バック時のリアカメラのためだ。ピックアップトラックは多少は経験があるとはいえ、この大きさではバックは怖い。
サスはリーフスプリングのせいなのか多少固め。専門家の話では日本向けは0.5トン積の規格のため固くしたという。世界戦略車はもっとしなやかな乗り心地なんだろう。
これだけの大きさのクルマなんだが、室内は普通の乗用車、当たり前だけど。最近のSUVのように広々した室内を期待する人は手を出さないだろうね。
追記
燃費は郊外の流れの良い一般道で11キロ台、我が家の近くの混んでいてごみごみしたところで8キロ台後半というところだった。ちなみに我が家の近所を1000ccのルーミーで走ると11キロ台、そう考えるとハイラックスは立派な燃費である。
追記
3年8ヶ月で買い取られて行った。4年目の車検前で残価率が概算70%を超えていた。3年目の車検前で70%を超えるとは聞いていたが。やはりランクルハイラックスは別格の買取価格である。特にコロナによる生産量の低下で新車の納期が延びているため中古車価格が上がっているというのもラッキーだった。300万以上のクルマを大事に乗って高く売却したいのならランクルハイラックスに限る、と買取屋さんが言っていた。