ショックアブソーバー&サスペンション交換(前輪編)

まずは下準備で、フロントのタワーバーを外しました。こちらも装着から1年以上過ぎだいぶ汚れていたので軽く乾拭き。

ホイールナットを緩めジャッキアップしてホイールを外した所で準備完了です。

今回初のショック&サス交換という事でみん友のBLISSIA先生のご指導の元勉強させていただきました。取り付け完了後も二人でダブルチェックをしての確認済みです。

最初にボンネット内にショックを固定している矢印のナットを一山残し緩めます。これはショックの脱落防止です。

次いで◯印、ショック本体のナットも二山程残し緩めます。こちらは後に純正ショックのアッパープレートを流用するために純正ショック&サスをバラす際の効率重視のためです。
後から緩めるのは大変です。本体が固定されていないと。

作業者から見てショック本体裏側にあるABS等のコードをショックに固定しているボルトを2本共外します。
無理に引っ張ったりせず注意しながらの作業です。
ちなみにボルト径は10㎜と12㎜で、ナットは無くボルトのみになります。

ショック本体に付けられているリンクロッドのナットを外します。こちらはロッド自体にネジが付いているのでナットを外す形になります。

ロアアーム(ブレーキローターやホイールなどに繋がる前輪2本を繋ぐメインフレーム)からショック本体の固定ボルト&ナットを外します。
ボルトが抜けにくい時はブレーキローターをカタカタやりながらボルトを抜けば引き抜けます。

次いで◯印のコード固定クリップからコードを外します。マイナスドライバーがあれば外せます。ショック取り外し後、このクリップもショックから外し次のショックに流用します。

この後、画像2の緩めておいた矢印のナット2本を外せばショック&サスが丸ごと取り出せます。取り出す際はコード類やボディへの傷を注意しながら、知恵の輪のように考えて動かすと取り出し完了です。

夢中になってやっていたので純正ショックからのサス外し&SHOWA製ショックへのサス&アッパープレート取り付け画像はありませんが、画像のスプリングコンプレッサーを使わないと取り付けできません。サスが硬すぎて。

今回は設備の整った場所をお借りしての作業&指導者の教え有りで、エアーツールなどもありサクサクと進みましたが、画像のコンプレッサーにモンキーがあれば問題無く進められます。根気は要りますが。

なお、サスの取り付け外しの際には絶対にバネ方向に顔は持って来てはいけません。コンプレッサーが外れた場合、トム&ジェリー並の大変痛い思い以上の事になります。

取り付け後の画像です。コードとボディへの傷を注意しながらはめ込み、まずはボンネット内のナットを仮止めしてから、外す時と逆の手順で組み上げます。

画像の各部を参考にして貰えば解りやすいと思います。ボルト&ナットを取り付ける際は潤滑油スプレーなども使用しても良いですが、着け過ぎると後々砂埃などが付着し易くなるので少量で。

最後に、フロントから交換した方が絶対にオススメです。こちらが難しいので、先に終わらせたら楽な気分になります。
ただ、車の足回りのため無理にチャレンジせずに安全優先でショップ以来した方が良いかも知れません。あくまで自己責任になりますから。

以上、参考になれば幸いです。