運転席シート交換

運転席をRECAROのSR-7 Advanced Editionに交換しました。

純正パワーシートは便利で良かったんですが、長距離のるとどうにも腰が痛くなる。
ちょっとお高いシートクッションを検討していたところ…

親父殿「レカロシートもう一脚買ってな、PCチェアにしようかと思ってたんだけど、いろいろ考えるとどうかなって。レヴォーグで使う？」

マジか…

てなことがありまして、交換することにしました。
高さ調整出来るシートレールを中古でゲットし、ボルトは親父殿がもっていたスペーサー付きのボルトを貰いました。
サイドエアバッグキャンセラーはヤフオクで入手。

必要なものもそろったので交換開始です。
親父殿に手伝いを頼んで二人での作業でした。

シートレールをシート本体に取り付けます。
シートレールは一体の状態で送られてきたので、そのまま取り付けようとしたのですが、ものすごく付けにくかったので、一旦分解してから取り付けました。
高さ調整は中段です。
スペーサー付きのボルトで取り付けしたので、標準より少し高くなっています。

RECAROシート側の準備は終わったので、純正シートの取り外しにかかります。
忘れずにやっておかないといけないことが一つ。
それはバッテリーをはずす前に座面を上げておくこと。
シートベルトのバックルを外すときに、座面が低いとセンサーのコネクタが干渉して抜けなくなるためです。

ボルトを抜いていきます。
後ろ側のボルトには樹脂製のカバーが付いているので外します。
シート前部のボルトは隠れていないので、工具が干渉しないようにシート位置を調整して、ボルトを抜いていきます。

ボルトが抜けたら、パワーシートに繋がっているケーブル類を外していきます。
エアバッグの線もあるので、この作業に取りかかる前に、バッテリーを外して少し時間をおいた方がいいみたい。

シートベルトセンサーやパワーシートの動力、エアバッグ、シートヒーターの線が座席下で接続されています。
コネクタは硬めですが、頑張れば外れました。

ケーブル全体をシートに固定している留め具は、後ろ側をラジオペンチで挟んで、引っ張れば抜けました。

エアバッグのセンサーを誤魔化すキャンセラーを付けて置かないと、警告灯が点灯してしまうみたいです。
ヤフオクで2500円くらいでした。
自作も出来るみたいですが、そんなに高くないので購入しました。

シートベルトバックルを外すためには、シート座面下に付いているシートベルトセンサーのコネクタを外さないといけません。

親父殿のシート交換の時に苦労した思い出が。
シート交換の整備手帳を拝見しても、これについて言及している方がほぼ見つからなかったので、皆さんどうしているのか謎でした。

素手では全く取れる気配もないコネクタ。
その時は針金をハンマーで叩いて延ばし、先端を折り曲げたものを作りました。
これをコネクタ裏の返しに差し込んで引き抜きます。

今回はその道具があったので、かなり短時間で取れました。
勢いよく抜きすぎて、怪我しちゃったけども。

車内から純正シートを取り出す際、わずかにボディに当ててしまった…orz
右後部座席のボディに一ミリにも満たない傷が…
ドア閉めたら隠れるし、そもそも小さくてよく見ないとわからないくらいではあるんだけど。
マスキングして、タッチアップしておきました。

レカロを運び入れる時は養生テープでこれでもかと養生しました。

トラブルはあったけど、どうにか無事(？)シート交換が終わりました。
高さの調整は中段プラス20mm?のスペーサーで、若干高めにしましたが、身長が低い僕にはちょうどいいくらいの高さになりました。

交換後、近くの峠で少し遊んでみました。
ホールド感がまるで違って感動しました。
まだ慣れてないのか、微妙に腰に違和感を感じるけど、だんだん慣れてくるんだと思います。


おまけ
以前投稿したMFDのNowloading問題なんですが、バッテリーを外してリセットされたのか、Nowloadingでクルクルしていた画面が出なくなりました。
ディーラーでも仕様ではとか言われて、正直諦めていたので直ってびっくりです。
時計、燃費以外の保守記録や記念日等の情報は通電していなくても保持されるみたいで、時計の再設定くらいですみました。