アオダモの花

玄関と庭木にアオダモがそれぞれ一本ずつあります。春に花が咲くので、玄関のアオダモは先日からフワフワの小さい白い花がたくさん咲いています。

割とキレイなんです😄
しかし
庭のは同じアオダモなのに全く咲く気配がありません。
調べてみると、アオダモは珍しい雄性両全性異株だそうです。
よけい分かりにくいですね。要するに雄花だけ咲く株と両性花と言って自家受粉できる花だけ咲く株が存在するようです。雄花と言うのは雄しべだけ持つ花。両性花は雄しべと雌しべを両方持つ花で70％はこの両性花です。理科で習った花の構造は雄しべと雌しべがある両性花です。

雄花(雄しべだけ)　　雌花(雌しべだけ)
　　　　　　　
　　　両性花(雄しべと雌しべ有り)

アオダモは雄花だけ咲く個体と両性花だけ咲く個体があるようです。それが雄性両全性異株ということです。
雄花だけ咲く個体は毎年咲かないようで、5,6年に一度ぐらい。両性花も毎年咲くとは限らないようですが、雄株よりは咲くみたいです。
よって玄関のは両性花の咲く株で庭は雄花の咲く個体かも知れません。

庭木のアオダモは咲いてません




玄関の花を見ても細かくて、雄花か両性花なのか見分けが付きませんでした。



実がなれば両性花だということでしょうから、もう少ししたらわかるかも。