サブマリーナのオーバーホール

○ポルシェと共通するブランド戦略？

ほぼ毎日愛用しているサブマリーナ。その性能、堅牢性、正確さ、そして普遍的なデザインは、ポルシェ911とよく似ています。どんなシーンでも頼りになる存在で、まさに相棒と呼べる一本。そろそろオーバーホールの時期が来たので、日本ロレックスに預けてきましたが・・・


○変わる販売形態

近畿でロレックスの正規品販売店は、残念ながら減少傾向にあります。私の住む奈良にはもう無く、大阪や神戸のデパートまで行くか、和歌山の大型専門店まで足を延ばすかのどちらかです。今回はドライブがてら、自宅から車で行きやすい和歌山の専門店へ。京奈和自動車道を使えばすぐですが、911でいつもの広域農道を楽しみながら向かいました。

このサブマリーナは、幸運にも正規店で定価購入できた一本です。定価で買えることが「ラッキー」と感じるなんて不思議な話ですが、ご存知の通り並行輸入店ではプレミア価格が上乗せされるため、かなり割高になるのが現状です。


しかし、電話で問い合わせたところ、三重の購入店はすでに正規店の看板を下ろしていました。三重と言っても上野なので近くて良かったんですが😂
最近、こうしたケースが増えているようです。どうやらロレックスは、デパートなどでの販売を主流としている模様。ブランドイメージ維持のため、売り場の仕様やその他さまざまな規定を厳格化しており、その基準は年々高くなっているとのこと。小規模な時計店では、もはや正規店としての運営は難しいのかもしれません。これはポルシェディーラーでも同様の話を聞いたことがあります。ブランド戦略の一環として店舗の基準が厳しくなり、大規模店でしかその基準を満たせなくなっているようですね。


○高額なオーバーホール、純正パーツへのこだわり

さて、日本ロレックスでのオーバーホールは高額になると聞いています。一体いくらの見積もりが出るのか、正直なところ怖さもありつつ、楽しみでもあります。というのも、クリスタルガラス面に小さなスリ傷が入ってしまったため、純正パーツでのガラス交換となると、正規オーバーホールに出すしかないからです。些細な傷とはいえ、常に目に入る盤面の上にあるだけに、見るたびに気になってしまいます。早くピカピカのサブマリーナに戻ってほしいものです。
通常、オーバーホールでは社外品で対応することも多いようですが、品質面が気になります。また、社外品を使用すると、万が一の際にロレックスでの修理を受け付けてもらえなくなるでしょう。このあたりも、ポルシェなどのブランドが純正パーツにこだわる戦略と共通していますね。

とりあえず、まずは見積もりが出てから判断しようと思います。以前、デイトジャストなど他のロレックスを専門店でオーバーホールに出した際は、風防交換込みで5万円ほどでした。今回のサブマリーナがどのくらいになるのか、気になるところです。見積もりが出たら、また改めてご報告します。

帰りはお土産に根来の道の駅で高砂あられを買いました。

ここのごぼう味アラレは絶品



帰りは京奈和で一直線

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