ヘッドオーバーホール⑨（バルブ摺り合わせ）

ヘッド合わせ面に傷をつけてしまい
オイルストーンでは消えなかったので
内燃機関屋さんに面研にだしました。
整備解説書によると
面研の限度は0.5mm
今回は0.05mmですんだのでほっとしました。

静岡のHead Turnersさんにてお願いしました。
http://head-turners.com/
ポート研磨についてもアドバイスを頂いたりし
その節はありがとうございました。

バイクのヘッドオーバーホールのときは
エアツールなどなく、パーツクリーナーのみで
削りカスを飛ばしてました。
オイル下がりもバルブガイド近辺の
削りカスなどがのこっていたのが原因だったんじゃ
ないかと思う節があるので、
エアコンプレッサーを用意しました。
置く場所の関係で一番小さいやつです。
連続ブローはできませんが、十分
仕事してくれました。

つづいてバルブ摺り合わせです。
ここの気密がわるいと圧縮低下につながり
パワーがでません。
カーボン噛み込みもあり、
最悪シートカットかなぁという状況でした。

ひととおり摺り合わせ完了。
バルブを回しながら叩きつけるやりかたで
やりました。

この光具合ににやにやしてました（笑）
ま、エンジン組んでしまえばすぐカーボン・・・

通常はガソリンでやるのでしょうが、
物置にあったジャッキオイルでやってみました。
粘度があるジャッキオイルでさえ、
若干しみでてくる始末（涙）

アストロプロダクツのタコ棒を
使っていましたが、すぐに外れる。
やってらんねー！と
二輪館で買いなおしです。
全然ちがう！

当たり幅は限度上限に近かったですが、
ターボは熱伝導をよくするため
排気側は上限でよいという考えもあるため
シートカットはせずに組むことにしました。
10万キロとか走っていれば、
バルブガイドも交換したほうがよいようです。