
久々に人生上で考えても結構な
恐怖体験&流血をした昨日、雨は夜になっても降り続き、
決勝もそんな状態で走るのかと不安で微妙に寝付けない。
何とか朝に雨は上がり、あとは路面状態のみ。
パドック入り。この調子でいけば乾くだろうとのこと。
さぁ、このレースウィーク初めて「いつも通り」の状態に落ち着ける状態となった。
出走の準備を進めながら改めてスターティンググリッドを確認。
冷静に考えてみれば、雨でかつ予選が2組に分かれたにしろ結果的にいつもぐらいの中段スタート。
気になる
「あの人」と
「アノ人」も若干ではあるが後ろからだ。
コースインして路面を見ながら1周。レコードライン上はドライと変わらないぐらい回復している事を確認。
ダミーグリッドに並ぶ。
シグナルもシートベルトに縛られながらも背伸びすれば見える位置。
※ヴィッツは車高があるため後ろの車両は前の車両のルーフで微妙にシグナルが見え辛くなる・・・。
よし。
いつもならこの時間帯でかなりカチカチに緊張しているもんだが、
昨日の恐怖体験からの解放からか意外に冷静で居られた。
あとは問題のスタートを決めたい。
フォーメーションラップ開始。また1周してグリッドに並ぶ。
現行ヴィッツでは持病とも言えるミッションマウント切れのリスクもあるので普段からはスタート練習とかはやっていない。
そりゃ自分で換えれるだけの整備能力があればガンガンした方が良いんだけど・・・。
で、今回はいつもとミート回転を変えることにした。
スタート。
ダダダダダ。タイヤが振動する。瞬間、失敗したことが分かった。どうやら回転じゃなくクラッチ操作の問題らしい。
何て言っている暇はもちろん無くシフトアップ。あ、しかも、ミッションマウントが切れたっぽい。
ところが、左前からスタートの19番グリッドの車をパスできた。
あとで聞けば「スタート失敗した」とのこと・・・。
ともあれ、
「まさやんスタートで初ポジションアップ」には違いない!
1周目、いつもの通り、前では上位陣の激しいポジション争い。
ただ幸いにも今回は飛び出す車両もなくクリーンな展開。
なぁんて感心してる場合ではなく、その争いに便乗して隙あらばと必死で付いていく。
いつもなら上位集団にじりじりと置いて行かれ、孤独なレースになりがちだが、
今回はなんとか上位集団の後ろについて行けた。
が、うしろは間が空いたので前だけに集中して集団について行けはしたがその中へ割って入るトコまでは行けず。
やはり改めて上位陣とのテクと駆け引きの差を痛感する。
結局終始集団の中からトラブルや、
1ミス(パワー差の無いヴィッツの1ミスはかなり痛いのです)で、
落ちてきた車両を1台ずつパスしていく展開で5番手アップ。
そしてファイナルラップのシケイン飛び込みで2台前がミスをし、最終コーナーで3台が接近。
チャンス!と思い加速し3台が各1車身内に並ぶもウエイト
(体重って書け!)のせいか抜くまでに至らずゴール。
毎度のことパスはするけど後半抜かれちゃうパターンになってたけど、
今回は後半集団に置いて行かれることも無くさらに抜かれずにゴールできたこと。
ベストラップ的にも遜色なかったことが収穫。
成績以上に何と言っても上位陣を視界に捉えながら走ることが出来たので、
「上位陣とレースをしている実感」というか
「やっと仲間に入れてもらえてる感?」
があってスゴく自信につながったレースだった。
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レース活動 | 日記
Posted at
2008/09/16 12:01:53