前回のつづき。
最終日は前日から一転、ロードコース。
コースは、限られた時間ではあるもののフリー走行で、
急ごしらえではあるものの何とか自分なりの走り方を一応確立は出来ていたので、
あとは、自分の与えられた周回をしっかり走るだけ。
でも、よく考えたらこれまで、僕が出走した決勝は全てスタートドライバー。
それはそれである意味の慣れもあったけれど、
今回はセカンドスティントか最終ドライバーと宣言されたため、
初めてスタートをピットで過ごすことになった。
でまたよく考えたら、「いつ来るか分からない自分の出番」という、未体験ゾーン。
「降りるだけではないドライバー交代」
「スタートから走ったマシンを譲り受ける、状態万全ではない可能性」
うわぁ、考えれば考えるほどなんだか色々難しそうだ(汗)
自分の出番を単純に考えれば周回数を3で割ればいいけど、
セーフティカーとか予測不能の事態もあるから、
待ってる間もう気が気じゃない。
今さら非スタートドライバーって大変だ。。。
さて、樺田選手がスタートして一応、
無線のイヤホンを耳に入れたままいつでも行ける様にして待っていると、
「まさやん準備しといてー」来たコレ。
うわぁ、いつもより緊張する!
まぁ、実際ドライバー交代からはじめの1周とか
良く覚えてません(爆)
結局、21周という僕にとってこれまでで一番ロングスティント。
刻々と変化する、コース、タイヤ、マシンの状態に合わせてドライブしなければならない、
「これぞ耐久」という状況を最終戦においてやっと経験することに。
途中、90度コーナーで飛び出したりもしましたが、
何とか山口選手にバトンタッチ、そして無事そのままゴール。
オーバル2戦につづき、最終戦にして今度こそ通常のレースディスタンスを完走することが出来ました。
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さて、これであっという間に今シーズンが幕を閉じたわけですが、
僕にとってのS耐デビューシーズンはこれでもかと本当に色んな事が起こってしまいましたが、
来シーズンもし僕が乗れる事になるのなら車の熟成を進めるのと同じくして、
僕自身の熟成も進めていかないといけなくなってきます。
ちゅーか、そもそもこれだけブログで裏話グチグチ垂れんでも済む様にならんとアカンですわね(-_-;)
とにかく、僕なんぞを憧れの全日本戦、しかも夢にまで見たスーパー耐久という舞台に
デビューさせて頂いた関係者の皆様、こういう表現が適当かは分かりませんが、
色々ありましたが僕にとっては結局のところ
本当に楽しかったです!
応援して頂いた皆さん、どうもありがとうございました。
Posted at 2011/12/26 23:49:21 | |
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